10/31(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第5話 最近は時系列をシャッフルする話が多い(今期ではレンタルマギカなんかもそう)けれど、この作品と今回の話もそんな感じでしたね。 本編の方は、桂木や個探偵事務所誕生と吾代との出会いの事件。 単純に原作エピソードの方が元々の絵がある分、アニメコンテに描き起こした時もレイアウトやオーバーパースの完成度がワンランク高くなってしまいますね。 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第5話 藤咲あゆな脚本&河本昇吾コンテ回。 間で感情を表現する藤咲あゆなの作風と、テンポのいいギャグを得意とする河本コンテがなんだか完全に噛み合ってない感じがしましたねぇ。 話が尻切れトンボのようになってしまったのもそのせいかな。 ただ、今期のハルフィルムメーカーは二本同時に製作しているワリに、この作品は妙に作画の質が高い&安定していて、ついつい魅入ってしまいますヨ。
10/30(火) 「バンブーブレイド」第5話 室江高と町戸高の練習試合が始まる話。 町戸高のメンバーを一気に駆け足で紹介。…で、その合間に話を進めながら珠姫の剣道講座、という何かと慌しい話でしたねぇ。
10/29(月) 「D.C.U
〜ダ・カーポU〜」第4話 体育祭話。 周囲の人間達が、義之と小恋の仲を応援しようとしてるのか、邪魔しようとしているのかよく分からない(笑) とはいえ、安定した作画(サービスシーンも忘れずに)、1イベントで一話という構成、ギャグとシリアスのバランスなど、恐ろしくまとまりがよかったのは事実ですなぁ。 「PRISM
ARK」第4話 いやぁ、ただでさえ濃い絵柄なのに、さらに主線が太い濃い作画でしたねぇ。
「レンタルマギカ」第4話 社長と黒羽まなみの出会いの話。 時系列を入れ替えているのだけれど、基本的に一話完結なのでそれほど気にはならなかった。 それ以前に基本設定の語りに著しい不足があるのは否めないけれど。 あと、廊下を走る血の手形や増殖する肉塊等、チープだとは分かっているのだけれど魔術モノ以外のホラー要素も薄口な描写なりに頑張っているのは好印象でした。
10/28(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第35話 激臨の大乱、第二ラウンド。ゲキレンジャーvsマクの決戦。 中盤のクライマックスと言うことで、ほぼ全編アクションのかなり濃い内容。 出し惜しみなしの姿勢で盛り上げてくれるのはありがたいのだけれど、それで出て来たサイダイゲキファイヤーが、単純にあり得ないくらいにダサい&余剰パーツ出まくりだったのは閉口しましたなぁ。 「仮面ライダー電王」第39話 タイムパラドックスの影響で侑斗が消滅してしまう話。 今回もまさにそうなのだが、この作品の良いところは最初から現在まで「良太郎の成長話」という視点が何気にブレていないところ。 次々と新しいフォームや新アイテムが続々登場する展開で、常に話の密度が濃いにもかかわらず、話がどっちらけになったり、同じ様な展開がループしてグダグダにならないのは、そういった理由だからだと思います。
10/27(土) 「ご愁傷さま二ノ宮くん」第4話 何気に冒頭の一発ギャグ劇場が一番面白いんだよなぁ(笑) …で、本編の方は真由と麗華がお留守番をする話。 まだちょっと怪しいところはあるけれど、要所要所では作画の質が高く、安心してみることができました。 娘二人の掛け合いや地下道に入ってからのトラップシーン連発、峻護vs美樹彦の知り合い達等、全体的に勢いがありましたねぇ。 と、思えば倉庫のシーンで記憶を巡ってシリアスシーンを入れて一息つくなど、展開に緩急がついていてテンポがよかったです。 美少女アニメではお約束ともいえる、麗華のツンデレキャラや真由の天然ボケキャラが、男でなく互いに同姓に向くとどうなるか、という部分で脚本が実に面白かったですね。 「ULTRASEVEN
X」第4話 ウルトラセブンの巨大戦よりも、生身でのアクションのほうが激しく動いて見栄えがいいというのは、少々番組自体の存在意義がお揺らいでしまいますなぁ。
「デルトラクエスト」第42話 7部族結束の為にリーフ達が行動を始める話。 過去にリーフ達が立ち寄った地のキャラクター達が続々再登場する話でもあり、4クール作品と言う長いスパンで見た際の積み重ねを感じることの出来る一本でした。 EDテーマが第4期に変わってそれなりに経つけれど、今回が一番「物語が終盤に近づいている!」ということを実感できる回でした。
「しゅごキャラ!」第4話 二階堂悠初登場編。 プラネタリウムのくだり(空と同じように心も変わってゆく〜)は、ややこじつけ&浮いた表現だと思ったし、バツキャラを放っておくと具体的どうなるのか具体的に描かれていないなど、やや構成に雑な部分が目だった ただ、あむと鳩羽の心情のシンクロによる「変わることへの恐怖」というテーマ語りは時間帯相応の分かり易さでしたね。 また、第1話からの流れであむの性格に明確な変化が見え始めているので「ギャップと変化を楽しむアニメ」という番組主題に沿った作りはしっかりとしていました。 その意味では、あむの可愛さをただ楽しむと言う意味で単純に面白かったです。
「機動戦士ガンダム00」第4話 ソレスタルビーイングが強行軍事政策を取る小国へ軍事介入をする話。 メインヒロインであるマリナとその侍女の会話を中心に、分かりやすくかいつまんで外交と政策の駆け引きを描く脚本の手際のよさが好印象。 また、単純な会話劇に終始するのでなく、MSの戦闘シーンにも十分な尺を持たせるあたり、よく練られて作られていますね。 いかんせんキャラクターが多いので、それを捌く為に、「一つの長台詞を複数のキャラクターが喋る」というあざとい手法を多用している節があるのは目をつぶるしかないのだろうけどね(笑) キャラクター個々の掘り下げがやや不十分ではあると思うけれど、あえて群像劇&俯瞰視点で物語を語る手法の都合も考慮すると、この辺りが妥当かなとも思います。
10/26(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第4話 ニシキヘビが墨東署に忍び込む話。 う〜ん、作画の厳しさが色々響いていますなぁ。 あと、数年ぶりの新シリーズという事で始めてみる人の為に葵さんが男であることをどのタイミングでどうバラすのかと期待していたのだけれど、見事にあっさりと流してしまって拍子抜けでしたなぁ まあ、個人的には裏返った平松晶子の悲鳴が聞けただけでも今回は良しとします。 「スカイガールズ」第17話 ソニックダイバー隊が南海の無人島に遭難する話。 遭難というよりはキャンプといっても全く差し支えないお軽いノリが、さすがスカガクオリティ(毎週書いているような気がするなw)とでもいいましょうか。 単純なシチュエーションアニメになってしまった部分はあるけれど、瑛花とエリーゼを中心にスカイガールズ達の絆が再結束されるくだりは、毎度の事ながらソツがなく、手際がよかったですね。
10/25(木) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第4話 予備知識ゼロで見ているので、萩乃の所属している艦隊くだりの話の流れが微妙にさっぱり見え辛いのがイタイ。 ミッチーや川嶋、寮長といった学園サイドのキャラクターの立ち位置が今回でほぼ固まっただけに、余計にギャップを感じてしまいました。 とはいえ、萩乃が襲われたマリを助ける戦闘シーンを始めとして、全体的にレイアウト重視の絵作りは相変わらず丁寧でよい感じな仕上がりです。 お話しの方も、学園パートもSFパートも、全体の流れがちゃんと主人公のマリを中心として回り始めているし、第1話の時に感じた「ワケ分からない」感が、少しづつ整理されて来ているので、これからの展開にもかなり機体ができるまとめ方でした。
10/24(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第4話 爆弾魔ボマー編。 はっちゃけている脚本の言葉運びと声優の芝居に対して、コンテや演出といった絵的な作りが至って冷静で、勢いをコントロールできているのが良かった。 (特に、爆弾処理シーンや笹塚の射撃シーンなど、所によっていきなりカットのレイアウトの見栄えがよくなるのは良かったですね) 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第4話 宝玉を求めてパーティが月を冒険する話。 空気のないことを気にせず、軽重力演出もなく、舞台設定上月面である意味があまりなかったのが笑えました(ただまあ、「私たち月面にいるんですよ!?」という台詞は、紅い月の異質感が的確に表現できていて良かったです)。
10/23(火) 「バンブーブレイド」第4話 ミヤミヤとサヤの和解編。 ダメ人間の代名詞だった虎侍が、いきなり先生らしいキャラクターになってしまったことにご都合主義を感じないこともない。 …とはいえ、「やりたいことが見つからない」サヤと「やりたくもないことをやっている」ミヤミヤが、最終的にポジティブな方向で交わる、というまとめ方が、この一本の中でちゃんとしたカタルシスになっていて、スッキリと分かり易く好印象。 ただ、原作未読なので何とも言えないのだけれど、ミヤミヤが段くんのことを好きな理由がさっぱり見えてこないのはミヤミヤのキャラクターそのものにあんまり感情移入しづらいんだけれど、これは確信犯なのだろうか…?
10/22(月) 「D.C.U
〜ダ・カーポU〜」第3話 白河ななかメイン回。 う〜ん、オリジナルストーリーやヒロイン達を平等に扱おうとする狙いは分かるのだけれど、結局どれもまともに機能していないので、作画以外に特に見どころのない、どっちらけな話になってしまっていますなぁ。 良い言い方をしても、「地味」となってしまいますねぇ。 「PRISM
ARK」第3話 内容らしい内容はないのだけれど、ギャグも戦闘シーンもとにかく映像の勢いが軽いテンポでサクサク進んで心地いい。 ぶっちゃけ1クール作品でこんなこと(ギャグ主体のドタバタ)をやっている暇はないのだろうけれど、原作の前半は確かにこういうテンションだし、細かいことを考えないで楽しむ分にしては、佳作と言える完成度でした。
10/21(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第34話 激臨の大乱、第一回戦。vsカタ戦。 話的に色々突っ込みたいところはあったし、いよいよもって前後の繋がりやパワーバランスがインフレ化して整合性が付かなくなってきたけれど、アクションの濃さはガチで素晴らしかったですね。 「仮面ライダー電王」第38話 カイの陰謀編、後編。 見せ場が序盤のキングライナーのくだりに集中してしまい、Bパートが尻すぼみのようになってしまっていましたね。 ただ、リュウタロス更正のくだりが「周囲が謝らせる」ではなく「自らの過ちを認めて謝る」という流れになっていたのは、腑に落ちる内容でしたね。
10/20(土) 「ULTRASEVEN
X」第3話 ウルトラセブンの戦闘シーンが、等身大戦闘であることをいいことにワイヤーを多用しまくる仕上がり。 周囲の建造物なども使ってセットではやり辛い立体的な動きをがっつり見せてくれるのは嬉しいのだけれど、どちらかと言えばこれは「ライダー」だよなぁ(笑) 「デルトラクエスト」第42話 ジョーカーの存在価値が「いい歳こいたおじさんツンデレ」というのも、なかなか面白いもんですなぁ。
「しゅごキャラ!」第3話 憧れの唯世の為に、あむがなでしこと一緒にお菓子作りをする話。 あー、原作よりもエロ度が減って、その分コミカル度が上がってますね。 どちらが好きかと言われると難しいところだけれど、キャラチェンジのくだりは、やはり絵が動いて声優が芝居をする分、アニメの方が"ノって"見えますよ。
「機動戦士ガンダム00」第3話 なんだか、だんだん状況説明アニメのようになってきましたねぇ。 シーン転換が単調(建物の外観→キャラクターが登場、の繰り返し)だし、背景人物が一枚絵で動かないなど、ちょっと気になった部分がありましたね。 …とはいえ、細かいメカ描写は良く出来ているし、ひたすらに語られる設定をちゃんと映像に落とし込めているので(ガンダムが戦艦の動力とか、良くできていましたね)、それほど大きな穴には見えなかったです。
10/19(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第3話 あー、まだ若干硬い気はするけれど、こういうバカバカしいノリは紛う事なく「逮捕」だなぁ。 「スカイガールズ」第16話 攻龍が七重の故郷に寄港する話。 この番組は良くも悪くも奇を狙わないベタな展開を素直にやってくれる作品だと評価しているけれど、今回はいつもにも増してそんな仕上がりでしたね。 七重と幼馴染の和解の部分がやや蛇足だと思ったけれど、人間関係に深刻なしこりを残さない作風を考えると妥当な気もします。 ただまあ、攻龍がいるから島にワームが現れた、なんていうのは口が裂けても突っ込んではいけませんヨ?(笑)
10/18(木) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第3話 こう書くと本当に頭が悪いのだけれど、萩乃のコマンダー衣装がタチの悪いエロコスプレにしか見えませんでした(笑)
10/17(水) 「しゅごキャラ!」第2話 ×たまが登場し、あむがキャラなりをして初めてアンロックをする話。 番組の基本パターンが描かれる話で、可もなく不可もない構成。 バンクフィルムの質が高く、放送時間に沿う作品にちゃんとなっていました。 原作が原作だし、お金を出しているの会社がアレだから色々と邪推してしまったけれど(笑)少しだけ安心しました。
「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第3話 お話的にはなんも面白いところは無いのだけれど、トラップ連発のコメディパートから、宝石の上に載って戦うボス戦闘パートなど、絵的な仕上がりはなかなか力が入っていて普通にファンタジーアニメとして見ごたえありましたねぇ。
10/16(火) 「バンブーブレイド」第3話 表向きは可愛らしいミヤミヤのブラックな一面が見え隠れし始める話。 なにわともあれ、桑島法子は最近こういうエキセントリックな役ばっかりやっているなぁ(まあ、桑谷夏子も似たようなものだけど) 「スケッチブック
〜full colors〜」第3話 まさか、空のことをちゃんと本編で「異常だ」と断言してくれるとは思ってもいませんでしたよ(しかも肉親が)
10/15(月) 「PRISM
ARK」第2話 これ見よがしにエロを強調する、ある意味開き直った絵作りに、呆れるを通り越して感心しました。 例え頭の悪いエロ作品でも、徹底されればそれはそれでいい作品だと思ってしまいますヨ。
10/14(日) 「仮面ライダー電王」第37話 イマジンを束ねる謎の男、カイ初登場。 ロケーションとCGの融合率が高く、ステーションの映像演出が世界観を広げるのに一役買っていた。 あと、アニメ的なキャラ造形が目立つ電王だけど、今回初登場のカイもご多分に漏れず決め台詞と仰々しい芝居でインパクトを植えつけるキャラクターだった。
10/13(土) 「スカイガールズ」第15話 瑛花と一条提督の親子話で、前回とは一転して全編シリアスドラマ。 キャラクター同士の確執をさらりと五分で解決してしまうのをスカガクオリティと思っていただけに、この話は寝耳に水だった。 父娘の心の距離感を、モノローグ抜きに「台詞」と「間」と「行動」で表現する一本だったのだけれど、これが言うは易し行うは難し、何気に難しい手法だけに脚本家の実力の高さが垣間見えました。 「ご愁傷さま二ノ宮くん」第2話 北条麗華初登場。 典型的なお色気重視の美少女アニメノリをこれでもかというぐらい引っ張ってきて、最後に「寝ぼけた峻護が麗華の首関節を決めてオトす」というとんでもないオチで締める一本でした。 この衝撃の一瞬の為にベタなお色気シーンを見続けたといっても過言ではなかったですねぇ(笑)
「ULTRASEVEN
X」第2話 ウルトラセブンの活躍が30秒。しかもアクション一切抜き光線一発で終わり(笑) …と書くと、とんでもなくギャグになってしまうけれど、ドラマとしては駆け足で詰め込み気味な感は否めないが、結構本格的な作り。 主人公の素性からして全編を通して謎だらけなので「豊かな社会と心を病んだ孤独な人々」といういかにも現代的かつ抽象的なテーマをライトに描いていました。 よく言えば「それっぽい」、悪く言えば「有耶無耶」な話運びだったかと。 雰囲気を感じられれば良し、という事ですね。
「デルトラクエスト」第41話 最後の宝石、ダイヤモンドを手に入れる話。 宝石ゲット回は西村博之が作画監督、というのがこの作品の定番なので、キャラ作画がいつもにも増して安定していた。 バックドラフト現象をリーフがかいつまんで説明するくだりが、そこだけやたら教育番組のノリに見えて笑えてしまいましたね。
「機動戦士ガンダム00」第2話 ソレスタルビーイングがインドの内乱に介入する話。 MSの戦闘シーンは放送開始前からウリにしていただけあって、「スーパーロボットvsリアルな機動兵器」の差がスピード感として上手く映像に昇華されていて良かった。 お話の方は、まあ突き詰めれば「テロが起きる→世界各国のリアクション」というのが当たり前なのだけれど、それを普通に広く浅い切り口でやってしまったのがこの作品。 もちろんその手法が悪いとは言わないけれど、情勢変化の語りばかりが先行してしまって、キャラクターの個性が見えてこないようだと、ちょっと問題。 それを限られた尺の中でいかに際立たせるかが、今後の見所かなと思ったり。 刹那の「俺がガンダムだ」からして、これまで黒田洋介脚本で飛び出してきた数々の名(迷?)台詞が、今作でも期待できそうなので、そこは楽しみにしていきたいところではあります。
10/12(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第2話 うーん、2話で終わらせる必要があったのかどうか分からないけれど、1話でアクション部分に尺をつぎ込んで話を進めずに終わってしまった為か、今回だけで纏める少々強引過ぎる展開の連続だった気がしますなぁ。 「CLANNAD
-クラナド-」第2話 アバンタイトルでの少女の動きの作画が、相当手が入っていて凄い。 とはいえ、今回の見どころはそれぐらいで、本編の方はギャグとシリアスが半々の内容。 特にシーン毎の繋がりやテンポ、構成がバラバラですなぁ。 いや、もちろん意図的にやっていることなんだろうけどね。だけど、そこまでして無理やり全キャラ出さなくてもいいとは思ってしまう自分がいます、ハイ。 あと、正直多少極端なキャラ造形なら慣れていたつもりだけど、やっぱりKeyの登場キャラクターは自分の感性からはかけ離れすぎていて、渚や風子の性格設定には全く入り込めませんでした(汗
10/11(木) 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第2話 第1話以上にRPGを意識した、淡々と順序良くイベントシーンだけを連続させる構成。 これといって面白みは無いのだけれど、ゲーム原作だという妥協点を見つけてしまうと、結構見れてしまう当たり、自分の目もまだまだ甘いと思いますヨ。 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第2話 何となくだが、SF色も前面に出始めて、話の概要が?めてきただけでもよかった。 第1話だけだと、何処に向かうのかすらよく分からなかった部分があるし。 相変わらず透明感と光の演出が美しい映像だったので、これといって話に抑揚がなくてもその絵作りの丁寧さだけで引き込まれてしまう不思議な作品でもあります。
10/10(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第2話 いきなりのアニメオリジナル編。 シナリオを煮つめられていないのか、キャラクターの持ち味を生かすところも無く犯人のエキセントリックさも控えめで、なんだか全体的にパワー不足でしたねぇ。
10/9(火) 「バンブーブレード」第2話 真面目なところも可愛いところも全部まとめて、いきなりの珠姫大プッシュ祭り。 視点が散漫だった第1話に比べると格段に分かり易く、表面上は無感情な珠姫の本性の部分にぐっと近づけた。 こういう形で取っ掛かりとなるキャラクターがしっかりとしてくれると、話の主軸が固まるので大変助かります。
「スケッチブック
〜full colors〜」第2話 ある程度力のある「ツッコミ」がこの作品にはないので、全くもって話運びに締りが無い。 ぶっちゃけた話、花澤香菜の声色と抑揚の無い棒読み芝居が好きでないと、かなり見るのに苦労するのではないかと思いますよ。
10/8(月) 「D.C.U
〜ダ・カーポU〜」第1話 オムニバス形式で、ヒロインとの1話完結の恋物語。 という仕上げ方なのだが、前作から50年後とか、魔法の説明とか一切無しですかい…(笑) おかげで、何の引っ掛かりもない普通の美少女アニメになってしまっていました。 作画の質は高く、告白シーンの光の使い方などはさすがの一言なのだが、そこに到るまでが特に引っ掛かりのない展開ばかりだったので、本当に見どころは作画だけで、妙にしらけてしまいました。 「キミキス
pure rouge」第1話 あー、主人公とヒロイン達とのハーレムアニメでなく、群像劇の形式をとって『男女七人夏物語』の流れで行くわけですね。 美少女アニメではあまり例を見ない作風だけに、ちょっと続きが気になりますなぁ。
「PRISM
ARK」第1話 方々で言われているけれど、これはとてもいい最終回ですね(笑) 主人公達のバトルの間に過去の話を挿入する、という構成は別に悪くは無いのだけれど、説明台詞過多、最初から世界観全部を表現しようとしたりするなど、やや硬さが散見されました。 バトルシーンは疾走感があり、エフェクトも派手派手とかなり素晴らしい仕上がりになっていただけに、ちょっと残念。
10/7(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第33話 獣源郷を巡り、獣拳と臨獣殿が全面対決に突入する話。 そもそもマスター達の「拳聖不闘の誓い」というものが何なのか明かされていないので(今回の過去シーンでなんとなく予想はついたけど、あくまでそれは深読みであって結論ではないし…)、唐突な決戦の流れに今ひとつノっていけなかったなぁ。 とりあえず、始祖の拳聖がブルース・リーがモチーフなのに、最強の獣拳がなぜサイなのか、激しく気になります。 「仮面ライダー電王」第36話 ライナーフォーム初登場回。 またまた、とんでもなくダサい武器が登場してきたが、ケータロス&クライマックスフォームの時と同様、それを良太郎の成長や4タロス達の気遣いと絡めてドラマに組み込むのが非常に上手い。 あと、ダサいものを素直にダサいと劇中で開き直って断言してしまう辺りも、コメディ色の強い電王らしい売り込み方なのかなと思ってしまいますよ。
10/6(土) すっかり忘れていましたが、秋の新番組の視聴リストを更新。 やっぱり各作品毎に公式サイトのリンクをつけておかないと、自分でも確認し辛かった(汗) 「ULTRASEVEN
X」第1話 近未来&夜闇のダークトーンというシチュエーションで、深夜特撮らしいシャープでスタイリッシュな映像の仕上がりが好印象。 ただこれ、舞台設定が実写特撮で描くには相当難しいですよ。今回もほとんど室内ロケ&セットだったし。 これから昼の街中のシーンとかをどう描くのかが今から期待でもあり不安でもあり…(笑)
「デルトラクエスト」第39話 戒めの谷に到着した三人が、番人の謎解きに挑む話。 ネリダの殊遇を巡って凄まじい選択をズケズケと言い放つジャスミンや、頭を使う作業になった途端すっかりおバカさんキャラになるバルダが可愛かった(笑) また、一度騙されたのにもかかわらず女の子には甘く、謎解きの際にはいつもその頭の回転の速さを見せたりと、何気にリーフが主役として情けないところもカッコいいところも見せていて、三者が三様に個性を発揮しているデルトラらしい一本でした。
「しゅごキャラ!」第1話 素直になれない女の子の表裏二面性を中心としたコメディ。 少女漫画原作とはいえ、コナミ提供でかなり男性向けを意識して作られている部分も散見され、どちらかといえば「かみちゃまかりん」と同じ系統。 …にしても、ゴスパンクルックの主人公に、敵役はネコミミ美男子、王様ルックの王子キャラ(笑)など、キャラクターデザインのビジュアルインパクトに少々驚かされた 日野森あむ@伊藤かな恵のクール時の芝居にややたどたどしいがあって、本音の明るいトーンの勢い重視で喋り捲る時とは違い、「周囲に対してキャラを作っちゃってます」という雰囲気を持たせられるようになっていてよかった。 まあ、それが狙ってやっているのかどうかは分からないけれど(笑) また、キャラ乗りして空を飛ぶシーンは、浮遊感がよく出ていてよかったですね。
「機動戦士ガンダムOO」第1話 ワンカットワンカットごとの見栄の張りかたがいちいちスタイリッシュでカッコよく、まるで長いPVを見ているようでした。 お話の方としては、コーラサワーのヘタレっぷりや、ソレスタルビーイングの存在など、第一印象で視聴者が突っ込みたくなる部分を先回りでセルフツッコミを入れてくれているので、重そうな作風に反して気楽に見ることが出来ました。 ただ、第1話なので多少強引にでも導入の掴みの部分で引き込ませたい(風呂敷を広げたい)狙いは分かるのだけれど、それにしては登場するキャラクターがあまりにも多い(笑) 見ている側としては、右も左も分からないまま「ソレスタルビーイングという組織が決起しましたよ」ぐらいしか判断しようがないので、(事前情報なしに)ただ流し見をしているだけだと、置いていかれて退屈に感じてしまう部分も無きにしも非ずだったな。
10/5(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第1話 美幸が墨東署に帰ってくるまでに事件に巻き込まれてしまう話。 まず最初に、OPのビーチバレーにいきなりびっくりした(笑)
お色気狙いとはいえ、唐突に何の関係もないネタを入れてくるとは思わなんだ。 EDも、美幸は一応中嶋と付き合っているんですけど…という設定を一気にぶっ飛ばす濃厚な百合構図に度肝を抜かれた。 閑話休題。 お話のほうは、導入部分からスロースタート気味。 またTVシリーズ第1期の悪夢を思い出させる(さすがに第1期程じゃないが)作画の低調さがやや気になりましたな。 とはいえ、力の入っている部分のポイントはしっかりと押さえてあり、夏美と美幸の合流シーンや二人の息の合った掛け合い、お約束の足ブレーキシーンなどは、「逮捕しちゃうぞ」に期待していた部分が早速見れたし、映像面でもなかなか迫力があって満足の出来でした。 「CLANNAD
-クラナド-」第1話 「AIR」「Kanon」に続く、Key×京都アニメーションの美少女作品の第三作目。 三作目にしてようやく地上波の放送で、勿論自分は前二作を見ていません。 丁寧かつ細やかな部分まで描き込まれた作画、各キャラクターを過不足なく紹介する構成、主人公とヒロインを重視したやり取りなど、美少女アニメの第1話としては隙のない手堅すぎる作りだった。 にしても、半分言いがかりのようなことだけど、石原監督作品は「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らきすた」といったコメディで目が慣らされていたせいか、同じ手法(主人公少年の独白で話を綴ったり、レイアウト重視の画面等)でシリアス一辺倒の青春アニメをやられると、少々疲れてしまいますな。
「スカイガールズ」第14話 エリーゼがワームへの復讐心を押さえ込み、ソニックダイバー隊が新必殺技「クアドラロック」を完成させる話。 ドラマパートのあっさり感はいつもの事として(笑)、今回は特にメカ部分での充実度が高めで満足でした。 まさかまさかのビックバイパー再登場とか、敵を強くして去っていくところとか完璧に笑い所でした。 さらに、ソニックダイバーの発進シーケンスをいちいち長い尺を使って流したり、クアドラフォーメーション時にオーバーな動きで見栄を切ったりと、一つ一つのメカ描写が非常にカッコよく仕上がっていましたねぇ。
「ご愁傷さま二ノ宮くん」第1話 主人公二ノ宮峻護が、突然やってきたサキュバスの美少女と同居するドタバタラブコメディ。 主人公が超人なのだが無個性という妙なキャラ設定だたり、真由がサキュバスという設定の割りに性格自体はステレオタイプの内向的な美少女だったりと、今ひとつつかみ所が見えにくかった。 お約束のサービスシーンが多かったので眼福ではあったが、どちらかと言えば、二ノ宮涼子&月村美樹彦の最凶姉&変態兄のコンビを見ているほうが楽しかったなぁ。
10/4(木) 「ドラゴノーツ
-ザ・レゾナンス-」第1話 変な話だけど、家族を失った少年の孤独が描きたいのか、ボーイミーツガールが描きたいのか、超能力バトルを描きたいのか、今ひとつハッキリしなかった。 おっぱい以外の部分の引っ掛かりが弱くて、おっぱいアニメとしての印象しか今のところないです。 ただそのおっぱいがあまりにも暴力的過ぎて……さすが、うのまことといったところですかねぇ(笑)
10/3(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第1話 原作のエピソードの順序を入れ替え、ファンの支持厚いドーピングコンソメスープ編をいきなり第1話に持ってくる大胆な構成。 実は自分はこのアニメ版を見た後でコミックスを読んだのだけれど、素直に原作の内容を動くアニメ作品として手堅く仕上げたなと思います。 「クシカツ」や「ゴシカァン」の様な漫画特有の擬音表現が再現不能な代わりに、魔界777ツ道具や、弥子とネウロの掛け合い、ネウロの二面性など、主に芝居の部分での面白さが光っていました。 「逆境無頼カイジ」第1話 福本伸行原作×マッドハウスの「アカギ」に続く第二弾。 さすがスタッフも前作で慣れているだけあって、キャラクターの太い主線や、「ざわ…」を文字と声で表現する独特背景表現など、福本作品を映像化することに特化した各種手法が冴えていました。 芸能人声優ということで、カイジ@萩原聖人の声の芝居にかなりの違和感があったけれど、それ以外では特に粗が目立つ部分はなく、掴みはかなり良好でした。
「素敵探偵ラビリンス」第1話 都市伝説のお化け屋敷やら不思議な力を持つ少年やらでファンタジーっぽく匂わせておきながら、オチが「ドジっ娘メイドさんがコケただけでした」というのは、あまりにも肩透かしが過ぎる(笑)
「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第1話 人気TRPGのTVアニメシリーズ。 RPG原作の雰囲気を活かすためのやや極端な演出が随所に見られ、やたら説明口調で話を進めようとしたり、逆に剣や魔法を使った戦闘シーンが非常に分かり易い映像になっていたりと、長短が見え易い内容になっていましたねぇ。
「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第1話 主人公の感情にぐっと寄り添った脚本が魅力的。 また、地味だけれど花や光の表現が上手く、全体的に透明感のある映像に仕上がっていた。 とはいえ、主人公の心情を丁寧に描きすぎていて、ストーリーがどっちらけで何処に転がるか分からない不安はありますけどね。
10/2(火)「バンブーブレード」第1話 キャラクター同士の掛け合いのテンポが小気味よく、キャラクターの個性の出し方が光っています。 特に畳み掛けるギャグシーンの、瞬間風速はかなりいい感じ(ぶっ飛ばされる教頭とかw) まずレギュラーキャラを顔見せ程度に最初に全部出すことをあえてせず、今ある状況を順序だてしてしっかりと描こうとするやり方は結構好みだったりしますね。 反面、視点がやや拡散気味で、珠姫、虎侍、勇次、紀梨乃と個性際立つ面子の誰が主軸なのかが今ひとつ掴みづらく、散漫な印象は拭えませんでした。 あーあと、自分は下半身フェチではないのだけれど、ラストの珠姫が靴下をぬいで裸足になるシーンは、尻のラインが見えそうなギリギリのスカート丈や、靴下の皺の作画が凝っていて微エロの良さを堪能できました。 「スケッチブック
〜full colors〜」第1話 BLADE原作×ハルフィルムメーカー×佐藤順一監修の癒し系アニメというと、真っ先に「ARIA」を思い出してしまい、出来れば「そんな先入観は持たずにちゃんと見よう」とTVの前で正座して見ていたら、アリア社長が何の前触れもなく唐突に出てきて盛大に噴いた(笑) 起伏に乏しい癒し系(環境)アニメは、とにかくどこに引っ掛かりを作ればいいのか判断が難しい。 その意味で、梶原空@花澤香菜の微妙にユルいキャラクター&台詞のたどたどしさがなかなかに可愛く、結構ハマっていましたねぇ。
10/1(月) 「DARKER
THAN BLACK -黒の契約者-」第21話・第22話 ノーベンバー11の最後。 岡村天斎曰く「未咲はこの作品の『萌え』担当」とのことだけど、まさにそんな感じの話でした。 以前のチャイナドレスのようなビジュアル面でのサービスはなかったものの、 ・
眉に皺を寄せる才女(しかもそれを指摘され赤面する) ・ アンパンと牛乳を頬張る才女 ・ 特殊部隊に抑え倒され手錠をかけられる才女 ・ 本人大真面目だが何気に結構間が抜けている才女(事件の収穫ゼロ(笑)) などなど、なんとも偏ったスタッフの未咲への愛情を感じました(笑) 「ヒロイック・エイジ」第26話(最終話) 1話丸々エンディング、というお話。 銀の種族の旅立ちも、それから四年後も、全てがラストのディアネイラとエイジの再会の為のお膳立てのようになってしまって、演出の方向性が透けて見えたのがやや残念でした。 ……が、メインだけでなくサブに到るまで、全てのキャラクター達の着地点をはっきりと提示したのは、シナリオを暴走させず完璧に話を纏め上げた沖田丁の実力の高さといってもいいのではないでしょうか。 それに、30分丸々かけてお膳立てしただけあって、二人の再会シーンはEDテーマに乗せて感動的な仕上がりになっていたし、途中でEDテーマを切って一捻り意外性を見せるなどの余裕もあって、かなり綺麗な幕切れでしたね。 また幻想的で透明度の高い背景作画も、最終回らしくかなり質が高く、惹きこまれるものがありました。
総括 全体的なビジュアルや舞台設定などが一見かなり古めのオールドSF作品だけれど、脚本や構成の練りこまれ方が半端ではなく、オンリーワンの独特な世界観や、それを彩る伏線やキャラクターの立ち位置が緻密に作りこまれて、出来のいい文芸作品のようでした(まあ、事実そうだしw) またビジュアル面で見ても、単調な動きの多い大型兵器や戦艦を3DCG、ノドスや青銅の種族など生物の動きをセルで表現する二種類のアニメーションの融合クオリティが高く、 これもかなり独特な味になっていました。 全編を通して作画にパワーがあって、全体的に好調だったのもよかった。 序盤は戦闘がやや単調にも感じられたけれど、敵側のノドス登場以降はそれも解消され、狂乱や契約を巡る伏線が、黄金の種族の残した謎となって世界の根源につながってゆく展開と相まって、一気に物語性が深まっていきました。 正直、今年見たアニメの中では(まだ後3ヶ月ありますが)ベストに近い作品だと個人的には思っています。
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