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6/28(木)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第13話
さすがに持ち上げて落とす展開をやりすぎ(笑)
キャラクターに過剰なストレスをかけて、そこから爽やかに救った直後に叩き落す、というのはこれまで何回もやってきたけれど、今回の真は何話にも渡ってストレスをかけ続けた為、その反動はやっぱり大きかったようですね(春香や伊織、雪歩はなんだかんだで単発の話でオチをつけている)
あと、あずさと真の別れのシーンでひょっこり顔を出しているのが雪歩のシルエットだったことから予想するに、トゥリアビータのスパイで、第10話で伊織の失敗を誘発したのは真ではなく雪歩っぽいですね。まあ、あくまで予想ですが。


6/27(水)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第13話
事件が終わってその後の日常、という話。
あー難しい話だったな、と思います。
「戦いの合間で魔法少女達の日常生活を細かく描写する」というのは、キャラクター人気の高いこのシリーズのウリの一つではあるのだけれど、この「日常」の捉え方が、過去二作と近作でまったく異なるから困りますね。

有体に言ってしまえば、前二作は海鳴市という日本の(架空の)都市を舞台に「日常と非日常、現実と魔法(ファンタジー)」の対比が描かれていたのだが、今作はミッドチルダという異世界で、管理局機動六課という軍隊が舞台な為、日常の部分まで完全にファンタジーになってしまっている。
…まあ、ここにツッコミを入れてしまうと、この作品を全否定してしまうことになるから困ったことになってしまうのだけれど(笑)
よって今回の話も、物語自体はほとんど進んでいないので、「日常生活を描写する」というよりは「キャラクターファンへのサービス」という側面がどうしても強くなってしまっていますね(過去シリーズの積み重ねを何の臆面もなく引き合いに出してしまっていることも、それに繋がります)

もちろん、ファンサービスをとしてみた時は、キャラクターの新たな一面が垣間見えるシーンが多く散りばめられていたり、作画の質が高い水準で安定していたりと、かなり高い完成度に仕上がっていました。
その意味では、対象となるターゲットへの配信には成功していると言うことですね。


6/26(火)

「エル・カザド」第13話
エリスの生まれた研究所にたどり着く話。
双塔の研究所の概観とエリスを対比するカットが、どれもレイアウトが凝っていて良かったです(特に"帆"のような棒に座るエリスと研究所が同じ画面に移るカットは、まるでEDテーマ曲のワンカットのようで美しかったですね)
また、菊地祥子&才木康寛作画監督回だけあってキャラクター作画は安定していて、銃器関連は細かいディティールまで描き込まれていましたね。


6/25(月)

「らき☆すた」第12話
年末のいろいろ、という話。
再び登場したアニメ店長ネタだったが、内部事情を盛大に暴露しながら濃い作画と派手なエフェクトで大真面目にバカをやる徹底ぶりは、大変評価をしています。
(ちなみに後日アニメイトに行ったら、この回が店頭で大々的に流されていて、しかも店内のポップで到るところでネタにされていたりと、アニメイトも相当プッシュしているようでしたねw)


「ヒロイックエイジ」第13話
木星軌道上での人類vs銀の種族の決戦。
ついに主役であるエイジの台詞が一言もない話が出てきてしまいました。
それはさておき(笑)
かつてないほどの大規模戦闘を映像化しただけあって、非常に作画のクオリティが高かったですね。
要所要所に引き絵を多用して戦闘のスケールの大きさを的確に表現したり、キャラクターパートでは爆乳艦長ニルバールやディアネイラにストレスをかけることによって事態の緊迫した様子を演出したりと、1シーンの細部にまで演出の手が行き届いていて見ごたえありましたね。


6/24(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第18話
あれ? 敵さんは何でまたゲキシャークを手放しちゃったのかな?


「仮面ライダー電王」第22話

一週の間が空いたせいかは分からないが、ギャグもダンスもバトルも、全体的に高いテンションでグイグイ引っ張る石田監督の良さがよく出てましたね。
特にガンフォームvsゼロノスのテンポのいいバトルや、アクロバティックな動きを重視したダンスなど、見栄えのある映像が多く、見ごたえ充分でした。


「天元突破グレンラガン」第13話

スーパーロボットアニメの王道である空を飛ぶ相手に苦戦する話。
…と、思いきや、速攻でグレンラガンが飛んでしまったことに噴いた(笑)
ダイグレンのジャンプシーンを始めとして、アクション面に関しては全く問題はなし。さらに、ここにきてキャラクタードラマとしてもそれなりに地に足がついてきて面白くなってきましたね。
ただ、第二部以降キャラクターの心情の変化に説得力を持たせようとすればするほど、急速にカミナは過去の人になっていってしまうし、カミナを吹っ切った途端にシモンに心奪われ始めるヨーコがやや尻軽ビッ○(死語)に見えてきてしまったり(ファンの人ごめんなさい)と、閉口する部分も少々あったりします(笑)


6/23(土)

「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」
第11話・第12話「「壁の中、なくしたものを取り戻すとき…(前編)・(後編)」脚本:菅正太郎 絵コンテ:京田知己・岡村天斎

ヘイが、ゲートの研究施設の中で、様々な出会いと不思議現象を目の当たりにしながら任務をおこなう話。
前編と後編で映像の方向性が全く異なっているのが面白かった。
どちらも下手にグリグリ動かしたりはぜず、どちらかと言えば構図重視なのだけれど、前編の京田コンテは無機質感とリアリティ重視(映像のハッタリ、それっぽく見せる、という意味)、後編の岡村コンテはファンタジー&サスペンス色が強めと、はっきりと個性が出ていましたね。
ゲストヒロインであるミーナの扱いもそれに準じていて、研究員&スパイとしてヘイと出会った彼女が、徐々に揺れ動いて曖昧な恋慕の情でヘイに接してゆく、と変化してゆく流れが、全体の雰囲気の方向性とマッチしていて良かったです。
また、この番組の中では数少ない「不幸な目にあわない素直なキャラ」だったので、今までのキャラで一番好感度が高かったです。


「デルトラクエスト」第25話
相変わらずリーフご一行は、「デルトラの平和を取り戻す為」とぴう大儀ばかりが先行して、他者の助力は借りるけれど、自分達からは相手に何も返さない自分勝手なやり方をゴリ押しする方々だなぁ(笑)


6/22(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第12話
前回の引きで春香と千早の出会いをドラマティックに演出したワリには、その後の掘り下げがややあっさりと流されてしまって、今ひとつノリきれていませんでしたね。
むしろ一番の見せ所は、インベルが全力でパンチをするロボットアニメ的な部分に集中していました。
「この状況を打破できるのは春香とインベルしかない」という王道展開に到るまでの段取りがよく(そのために真が犠牲になってしまったがw)、「溜め」の動きが特に強調されていたので、この番組ではあまり感じることがなかったスーパーロボット的なケレン味溢れるメカ演出になっていましたね。


「かみちゃまかりん」第12話
重要なシーンのはずなのに、絵と台詞と音楽の表現が全部バラバラな部分が散発的にあって面白いですね。
もちろん、そういう視点を中心に見てしまうと、自分にとってこの番組がネタ番組の域を出なくなってっしまうのだけれど、そんなに肩肘張る番組でもないし、ま、それはそれでいいか、と思えてしまった。


6/21(木)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第12話
機動六課vsお嬢&ナンバーズ、という話。
レリック争奪戦という駆け引きを含めた戦闘だったこともあるのだろうけど、「機動六課が反撃する→新しいナンバーズが現れて六課を出し抜く→機動六課が反撃する〜」の繰り返しで、全体的に話運びが単調でしたね。
ただ、シーン毎のテンションの瞬間風速はかなり高め(ギンガがガリューに殴りかかるカットは、いい動きをしてました)でした。
特に、ディエチによるヘリ狙撃〜隊長三人の逆襲のくだりは、主役陣が最後にきっちり締める、という意味でも、連続3話のクライマックスにふさわしい盛り上がりでしたね。


6/20(水)

「ひとひら」第12話(最終話)
三年生の卒業式、という話。
ストーリー進行の順序を入れ替える演出と、クライマックスのダンスシーンの合わせが妙にミスマッチでしたね。
あと、キャラクター同士のドラマに色々決着をつけたのはいいのだけれど、そもそも輪の中に入れなかった理咲、百合展開に割り込めず微妙に干された甲斐など、西田姉弟の冷遇っぷりが可笑しかったです。
とはいえ、桜と雪を同じ効果で降らせたり、鋭いカメラワークとカットの切り替えで魅せる百合ダンス(笑)を始めとして、前回同様シーン毎の画面構成は見事という完成度でした。

シリーズを通じては、演劇をテーマに、ストーリーもドラマも纏まっていた前半と比較して、演劇研究会解散後の終盤は進行のガイドラインが消失してしまい、その上でさらに設定やドラマの取りこぼし拾って綺麗にまとめようとするあまり、バラバラなってしまった感が否めなかったです。
「演劇を通じて主人公が成長する」という作品としてみた場合も、後半は中途半端に演劇から離れてしまった為、ハツカネズミのような麦の感情の自己完結っぷりだけが目立ってしまいました。(麦が「演劇で成長した」ではなく「野乃や仲間達との出会いと触れ合いで成長した」と結論付けた為、演劇アニメとしての意味合いが妙に薄れてしまった)
絵的には良く出来ていただけに、着地点を一歩間違えてしまったところが残念でしたね。

 

「神曲奏界ポリフォニカ」第12話
ラスト15分で大慌てに〆た感はあるけれど、神曲演奏シーンと語りを中心に綺麗に纏まっていましたね。

総括
「精霊と人間の関係」という明確な答えのないテーマを扱ったのは下田監督らしいと思いましたけど、終わってみれば登場人物はしっかりと胸の内にそれぞれの答えを導き出している、という監督らしくない締め方でしたね。
とにかく作画の低調さばかりが目立ってしまった作品だけど、原作者自らが直接シリーズ構成を務めただけあって作品中のブレは少なく、一つのテーマを12話かけてじっくり取り組む作風は、腰を据えてじっくり見ることが出来ました。


6/19(火)

「エル・カザド」第12話
ナディとエリスが謎の暗殺集団の襲撃を受ける話。
「夜明けまで逃げ切る」というとても映画的でおいしいシチュエーションなのだが、絵的なインパクトが弱く、今ひとつ盛り上がりきれなかった。
それに付随して、今回のゲストであるオルテガは、今までで一番「必要なかったゲスト」だったと思いますよ(オルテガの装甲車を主役二人が強奪して逃げる、という展開でも問題なかったわけだし)。
結局のところ、ついに現場に立ったブルーアイズのタコス制服と言う本編と全く関係のない一発ボケネタが、一番の見どころでしたね。


6/18(月)

「らき☆すた」第11話
クリスマスに関するいろいろなネタ、という話。
サブキャラである黒田先生と成実ゆいの切な過ぎるクリスマスの過ごし方に激しくウケた。
海の回辺りから思っていたけど、ようするに見ている側の「あー、あるあるw」に訴えかける作品だから、変に無理してオタクネタをやるよりは、日常生活の軽いネタを流した方が共感は得やすいんですよね。
あと、今回はいつも以上に立木文彦の配役の仕方が無理やりでしたね。


「ヒロイックエイジ」第12話
ユーノス王家の当主達のバカっぷりに愛想が尽きたアルゴノートクルーが密かにクーデターを企む話(笑)
ここまで無理矢理ディアネイラを持ち上げなくてもいいのではないかと思いましたね。
くだらないと言っては失礼だけど、あまりにも兄二人の愚鈍さが露骨過ぎて人類側は白けるばかりでした。
むしろ銀の種族側のパエトーとユティに芽生えた「恐怖」「思慕」というそれぞれの感情とその葛藤がさり気なく垣間見えるところに、今後のキーを感じて盛り上がりましたね。


6/17(日)

「天元突破グレンラガン」第12話
もちろん意識的にやってのこと(公式ブログとか読んでないので)なのだろうし、見れば分かることだけど、AパートとBパートが別アニメのようになっていましたね。
美女達のサービスシーン、第二部開始と同時にヒロインとしての立ち位置を失っていたヨーコの復活、グレンラガン初の水中戦と四天王の一角が戦死etc、それぞれについて書くことがたくさんあるのだけど、いちいち書くと長くなりそうなんで一言。
うん、色々とよかったです(笑)


6/16(土)

「かみちゃまかりん」第11話
花鈴と和音の指輪がくっついてしまい、二人が一日手を繋いで過ごさねばならなくなってしまう話。
ダンスシーンで、脚本の台詞回しと絵のギャップが強烈過ぎて爆笑しました。
と、思いきや、夕刻の教室シーンでは「指輪が離れているのにもかかわらず手を繋いだまま」という微妙な二人の心境の変化をシリアスにソツなくこなしてみたり。
あと、中原麻衣は今期数本のアニメに主演レギュラーで出演しているだけど、この作品が一番ハッチャけた芝居をしていますねぇ。
蛇足だけど、あのフリフリでスカートが短過ぎる現実離れした女子制服、自分は結構好きだったりします。


「デルトラクエスト」第24話

恐怖の山に向かうリーフが、絶滅種族とされたキンと出会う話。
夢の泉の水を飲んでみた夢が、リーフとジャスミンがそれなりにまっとう且つシリアスだったのに、バルダだけマナスとララド族という至極どうでもいい夢話だったのが、ギャグ担当のバルダらしかったですね。
まあ、バルダに関連した人物と言えばエンドン王やシャーン王妃ぐらいしかおらず、しかもその二人のことを出すのは今後の展開上ネタバレになるから出来ない、というのは分かってはいるのだけれど、それでも他にもっとやりようはなかったものか(笑)
あと、キンとの出会いがメインの話だったけれど、テーマ的に「リーフの決意を今一度試す」という重要な部分も両立させていて、話運びに無駄がなかったですね。


6/15(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第11話
アイスランドで見つかった最後のアイドルコア争奪戦。
竹内浩志と大塚健の作監回で、キャラ、メカ共に作画が安定していましたね。
キャラは、前回の流れを受けてシリアス展開だったためか、春香とリファ以外のキャラが終始しかめっ面だったのが印象的。
メカ部分は、キャラと重ねて大きく振りかぶる時はアップ、それ以外では角度のある絵を強調させることで、巨大ロボットのダイナミックな動きが表現されてましたね。
また、キャラクタードラマにおいて怒涛の展開を得意とする吉野弘幸だけに、「インベルとヌーディアムが地割れに飲み込まれて次回に続く」ではなく、「春香と千早が出会って互いの第一印象が決定して次回に続く」というところに持ってゆく辺りが、この番組において何処に重みが置かれているかがよく分かりましたね。


6/14(木)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第11話
機動六課が、休日返上でレリック回収の障害となる敵勢力と戦う話。
指揮官達のリミッターと言う設定が、旧キャラと新キャラの活躍を両立させる為に上手に活かされていました。
ただ、設定は活かされているんだけど、いかんせん展開が盛り上がらないのは、やはり相手が雑魚だからか。
一言で言うなら、まるでシミュレーションゲームのような駆け引きでしたね。
ようやく敵側の魔術師が出てきたので、パワーバランスの緊張感はこれからに期待。
あと、はやて部隊長とギンガには変身バンクはないんでしょうかね。
美少女達の脱ぎっぷりと色気のある変身シーンはこの番組のウリだし、正直に言うとすごく見たかったので、ちょっと残念でした。


「ながされて藍蘭島」第11話

熱を出したすずのために、行人が山の上まで氷を取りに行く話。
ドタバタが少々控えめだったかな〜と言う印象(自分が慣れただけかもしれないが)。
美少女キャラよりは動物キャラの可愛らしさを前面に押し出していたのが理由でしょうか。
しかも、「富士山まで氷を取りに行かなくてはならない」という台詞が出た瞬間にオチが見えたのはご愛嬌でしたね(笑)
ロリっ娘母親のががみ役にかないみかを配役したのは、アイドル声優が名を連ねる中で、なかなかマニアックだな〜と思いましたよ。


「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第11話

ユーノワ[との決着編。
クライマックスで慎吾の感情がガラリと180度切り替わった時に強烈な違和感があったが、それが最後に「真名さんの声が二つ聞こえた」という流れで全て納得させてしまう整合性の取り方に、脚本の計算高さを感じました。
ただ、6話近く引っ張ってこの結末は少々あっさりしすぎな気がしましたなぁ。


6/13(水)

「ひとひら」第11話
最終回前。
作画は丁寧で場面毎の構図もそれなりに見れるので絵的な問題はなかった(舞台での麦と佳代の百合シーンなんかは良くできていた)
しかし、何よりも麦の葛藤と苦悩に対する自己完結っぷりが、もはや暴走の域に達していて、正直どこに感情の落とし所をおいているのか全く分からない。
麦と佳代の絆を描いたかと思えば、急に美麗の思い出のドレス話が割り込んできて、野乃との絆の話に転換する。
作中で散りばめられた小道具や話の小ネタをドラマに昇華して拾っていこう、という気概は伝わってきましたけど、正直纏めきれていないのが透けて見えてしまいましたね。


「神曲奏界ポリフォニカ」第11話
最後まで「精霊と人間の絆」という話で突き通すつもりのようですね。
最終回に向けての盛り上がりの一つである、暴走精霊を使ってのテロ組織、という敵を配置したことに関しては取って付けた感は否めない。
ただ、本題である「死んでしまった博士とその夢を叶えようとする精霊」という部分に関しては、かなり手堅く番組のテーマを具現化していて、腰を据えてみることが出来ました。


6/12(火)

「エル・カザド」第11話
「ナディとエリスの二人旅」という番組の基本構図は変わらないものの、ブルーアイズの背後組織の存在が明らかになったことによって、全体の緊張感が一気に増した。
ゲストキャラが暗殺者集団に問答無用に抹殺される、というのがその筆頭で、これまでの「世界観は殺伐としているけどドラマはぬるま湯」という流れに慣れていたので、余計に衝撃でした。
しかもそういった変化を、冒頭のナレーションでちゃんと「僅かな変化は起こり始めている」と、あらかじめ提示しているあたり、計算高い。
んでもって、ちゃんとネコミミとかお遊びを忘れないところは、ポイント高いです。


「D.Gray-man」第32話
ノアの一族が集結する話。
半分原作、半分オリジナルという話だが、とにかく全体的にライトに仕上げようというアレンジがシリアスなシーンまで侵食してしまっていて、ターニングポイント回という意味合いが薄れてしまいましたね。


6/11(月)

「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」
第9話・第10話「純白のドレスは少女の夢と血に染まる…(前編)・(後編)」脚本:砂山蔵澄 絵コンテ:こでらかつゆき・大原実

霧原未咲メイン回。サービス精神満点なチャイナドレス、親友との過去のドラマなど、未咲好きにはたまらないエピソードでしたね。
特に、未咲が深めのスリットを恥じらいで隠したり、ノースリーブで肩や二の腕を強調したりと、チャイナドレス好きのツボを押さえた演出が各所に冴えてました(笑)
話の方は、前回同様、本題からは外れているけれど事件にはしっかり絡むヘイの立ち位置が相変わらず絶妙で、破綻なく纏めていた。
ただ、アリスの狂気を本人の口から語らせるならいざ知らず、更に重ねてウェイにまで説明させてしまうのは、少々やりすぎな感じがしましたけどね。
「マフィアの娘で警察官を親友に持つ女」という妙に理解を得にくいアリスのキャラ設定がそうさせてしまったのかな、と思いますよ。


「らきすた」第10話
こなたに向かってアニメ店長達が盛り上がるシーンは、ちゃんとCM調に「短時間で勢い重視」というグリグリと良く動くコンテで大変面白かったです。
パロディ(まあ、この場合はパロディともいえないが…)は、やる以上は本格的に徹底してやった方が開き直って楽しめますね。中途半端はよくないですし。
あーあと、今回は全体的にやたらと柊姉妹の可愛いところをこれでもかというぐらいプッシュアップしている回でもありましたねぇ。


6/10(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第17話
ジャンが新たなる師、シャッキー・チェンと意気投合する話。
CG合成が相当拙い仕上がりだったけれど、その分二刀流アクションの温度はかなり高めだった。


「仮面ライダー電王」第20話
二番目のライダー、ゼロノス初登場回。
ゼロノスのバトルの温度が思っていたより大人しめで、どちらかといえば変身と同時に落雷で木が真っ二つに割れるところが最大インパクトでした。


「天元突破グレンラガン」第11話

ニアの危機にシモンが立ち上がる、という展開は王道なのだけれど、どこでシモンの復活フラグにスイッチが入ったのかが今ひとつ見えてこなかったのが残念。
これはカミナ死亡回の時にも言えたけど、キャラクターの心理描写にやや詰めが甘いところがありますね。
ただまあ、地上へ飛び出した第1話を彷彿とさせる上空のシーンや、グレンラガン合体後の豪快な名乗り&ロボバトルは、前2回のフラストレーションどころか、これまでシモンがあまり主役らしい立ち位置で活躍をしていなかった作風を一変させる勢いで、大変素晴らしかったです。
まあ、とどのつまりは、やっぱり作画と演出の勢いで押し切った、ということです。


「ハヤテのごとく!」第11話

こういう言い方は大変失礼なんだけど、別段ストーリーが面白い作品ではないので、真面目なことをやられても「ふーん、そうなんだー」ぐらいの感想しか出てこないのは、ちょっと困りましたね。


6/9(土)

「デルトラクエスト」第23話
罠に陥ったリーフ一行と魔女テーガン一家との再戦話。
せっかく罠に嵌めたのにあっさり逃げられたり、魔力で作り上げた迷宮なのに煙突が抜け道だったり、せっかく追い詰めたと思ったらラピスラズリにしてやられたりと、ツッコミどころが多すぎた。
せっかく復活したのに、結局またたったの1話で軽くあしらわれてしまったテーガン一家の皆さんが哀れに見えて仕方がなかったですよ(笑)


6/8(金)

今更なんだけど「ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ」を見る。
「ウルトラマンメビウス」のサブキャラクター、ウルトラマンヒカリにスポットを当てた番外編。
ネット配信の10分×3本という変則構成なので、ストーリーは完全に本編の幕間を埋めるファンサービスに徹していた。
で、尺は短いがその分映像はかなり本腰入れて作りこんでいて、全編を通して巨大感の演出が隅々まで行き届いていたことはびっくり。
結局のところ、人間が一切登場せずウルトラマンと怪獣だけが画面に映っている(しかもウルトラマンが普通に喋る)ので、巨大感の対比が難しい。ちょっとでも演出に手を抜くといきなりショボくなってしまう。
特に背景や宇宙戦闘のCG合成は、TV本編よりも数段質が高くて、幕間劇に留まらない出来栄えでしたね。


6/7(木)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第10話
ローテーションから外されてしまった真が、伊織に嫉妬して彼女の任務を妨害してしまう話。
盛大に持ち上げて落っことす展開で、さらに事が終わった後のフォローが少ないので、非常に後味が悪い話でしたねぇ。
キャラクターの心理が一本調子だったので、含みのある映像が散りばめられても、内容自体はとても掴みがよく分かりやすかったですね。


6/6(水)

「ひとひら」第10話
演劇研究会解散後の話。
佳代との友情話を描くには、これまでの流れから見ても唐突で、さらに積み重ねてきたドラマを台無しになってしまうような流れになっていたりと、少々最終回に向けて不安になる回でしたねぇ。


「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第10話

サブタイトルどおり、機動六課の休日の話。
…とはいえ、いつも緊張感のない訓練ごっこばかり見せられているので、別段雰囲気が変わったこともなく「いつもどおりじゃん」という印象が拭えなかったですねぇ。
まあ、それはそれで別に悪くはないのだろうけれど。
とりあえず、10歳同士の健全な少年少女にベタベタなデートを煽る大人達の精神年齢の低さに笑いを抑えることが出来ませんでした。
あーあと、スバル&ティアナでガチンコの乳揉みを映像化させたのだから、"元祖揉み魔"の名を欲しいままにしながらも、今のところドラマCDでしかその設定が活かされていない八神部隊長の乳揉みセクハラの映像化を期待しちゃって、いいんですよね? ね?(笑)


6/5(火)

「エル・カザド」第10話
タコスの歌で丸々一話引っ張ってしまうあたり、いい意味で悪ノリが過ぎますね。


「D.Gray-man」第35話
相変わらず、リナリーの戦闘シーンにだけ別アニメと見紛う作画の力の入れっぷりが大変素晴らしかったです。


6/4(月)

「ハヤテのごとく!」第10話
主役不在で好き勝手にやってしまうアニメオリジナル編。
ネタのギリギリ度やテンションの高さがこれまでのエピソードより一線を画していましたねぇ。
特に、キングスカッシャー登場シーンの再現度の高さには軽く感動してしまいましたよ。


「らきすた」第9話
監督交代がいい方向に働いたのか、それとも自分がこの作風に慣れてきたのかよく分からないが、普通に楽しめた。
オタクネタを控えめにすると、突然四人娘の中でこなたが浮くようになっているのは仕様ですかね?


6/3(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第16話
臨獣殿の新たな拳魔・ラゲクの陰謀で、メレとマスターシャーフーが戦う話。
悪役ばかりが活躍して物語的にどんなカタルシスがあるのかは甚だ疑問なのだが、メレのメイン会としては、しっかりと纏まっていたと思いますよ。
修行シーンよりは遊んでいるシーンの方が比率が高く、また「マスター不闘の誓い」というのがどのような制約なのかが未だにはっきりしないので、どうにもこうにも激獣拳側に緊張感が足りないのが、作劇的に問題だとは思いますけどね。


「仮面ライダー電王」第19話

桜井侑斗&デネブ初登場回。
良太郎を始めとしたデンライナーの方々が相当収まりのいい人間関係を構築していたので、浮いたキャラにならないかと心配していたのですが、杞憂に終わってほっと一安心。
良太郎&モモタロスの立場関係を逆転させたようなキャラ造形が、ちゃんとコメディとして成立していましたしね。
また戦闘シーンでは、電王の名乗り最中に攻撃を受けたらいきなり挿入歌が止まって、戦いが始まった途端に再開される等、意外に芸が細かい演出が各所にあったのもよかった。
しかしまあ、相変わらずこの作品は声優の使い方が豪気ですねぇ。


「天元突破グレンラガン」第10話

前回とは打って変わって、画面が明るいトーンで構成。
カミナを失って沈む紅蓮団の雰囲気を、カミナの存在を知らないニアが独自の明るさと純粋さで周囲を変え始めてゆく。
…という、起承転結で言うところの"承"、ホップステップジャンプで言うところのステップを手堅くこなしていましたね。


6/2(土)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第9話
過去になのはが負った重傷のエピソードを交え、ティアナの暴走を周囲が諭す話。
前回、盛大に持ち上げて落っことしたので、「どちらの言い分も通しながら、誰も悪者にならずに収集をつける」ということにやたら気を使っていましたねぇ。


「デルトラクエスト」第22話
競技会で女の子を迂闊に信用して酷い目にあったばっかりだというのに、たまたま道端で拾った美少女にいきなりうつつを抜かすリーフの馬鹿さ加減が、もはやギャグの領域だった。


6/1(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第9話
アイドルの天才メカニック、双海亜美初登場回。
既存キャラのドラマが一通り一巡した(千早がスルーされたっぽいケド…)ので、新レギュラーキャラ登場はいいことなのだろうけれど、少々急ぎすぎが否めない。
音楽をテーマに上手く纏めたけれど、全部一回で詰め込む必要あったのかな、と思ってしまいましたよ。

 

 

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