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5/26(土)

劇場版「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」のディレクターズカット版を見る。
もともといい加減な世界設定だし、所々シーンのつなぎがおかしい部分が目立つ作品でもあったので、追加映像もそれほど浮いた感じはなかった。
とにかく、濃いキャラクターが仰々しく見栄を切ってカッコいい台詞やポーズをキメさえずれば、あとは勢いでやったもん勝ち!という作風が最初から最後まで開き直って突き通されていました。
なので、ひよりが死んで天道と加賀美が最終決戦に向かうシーンからクライマックスまでの流れの盛り上がりは、素直に見入ってしまいましたね。(天道が歴史を変えた時、世界中に雪が降る演出にいちいちツッコミを入れていたらキリがないってことですよw)


「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」
第7話・第8話「五月雨にクチナシは香りを放ち…(前編)・(後編)」脚本:大西信介 絵コンテ:五十嵐卓哉

第7話は、メインスタッフが「桜蘭高校ホスト部」スタッフのせいか、モロにそんな仕上がりになっていた(笑)
話全体を通じてみると、"香り"をテーマに探偵パートをメインに据えながらも、それにヘイとマオが絡むという構成。
特に、探偵とヘイの関係がありそうでない距離感の取り方が上手い。
しかもそれが探偵の疑心暗鬼につながってストーリーが進行する流れは、ギャグとは別の意味で丁寧でした。
絵的にも、幕間に同じ階段のカットを挟みながら、シーン毎の背景描写にやたら気合が入っていた。
空気を変えてしまうピンク頭や、血なまぐささ、殺伐とした雰囲気を一切取払ったりと、これまでとは全く別のアングルからこの作品にスポットを当てるという番外編に相当する話でしたね。


5/25(金)

「舞-乙HiME Zwei」の第3巻を見る。
いやぁ、温泉ネタとは聞いていたけど、まさかモロにぽろりをするとは思わなかった(笑)
話は順調に積み重なっているのは分かるのだけれど、毎回毎回全部同じような引きなのは、少々食傷気味。
さらにスタッフが「アイドルマスター XENOGLOSSIA」に労力を裂かれていて、明らかに全体のテンションが下がり気味になってしまっている。
90年代後期のサンライズ作品によくあった「低予算OVA」の雰囲気になってしまっていますね。


5/24(木)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第8話
夏で海でバカンス、という話。
Aパートは思いっきりサービスシーン、Bパートはアイドルの"心"に関するドラマ、という構成だった。
春香の水着初披露に対して速攻で録画を入れるインベルの変態っぷりに、大いに共感させていただきました(笑)
全く笑うところじゃないのに、爆笑してしまいましたよ。
あと、コンペイトウスノーをモンデンキントのスタッフがそれぞれ見上げるシーンは、単調にならないようにアングルにも工夫が入っていて、情感たっぷりに仕上がっていましたねぇ。


5/23(水)

「ひとひら」第8話
最終回前後のクライマックスに文化祭の劇が来ると思っていたので、見事にスカされてしまいましたねぇ。
野乃のピンチに麦が一念発起で覚醒し次回に続く、という引きが力強くて素晴らしかったですね。


「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第8話

ティアナがなのはのやり方に反旗を翻して無茶をして、結果、なのはがキレる話。
やや不安定気味な作画だったけれど、その分、魔法の光エフェクトに力が入っていたな。
それと、なのはがキレた時の田村ゆかりの芝居が、多々演じた数々の美少女キャラでもあまり見せなかった低めを意識したトーンで、より一層「優しいなのはさんとのギャップ」という異質感が出ていましたねぇ。


「神曲奏界ポリフォニカ」第8話

もう何度も書いているけど、やっぱり主人公が主人公のポジションになっていないのはいかんともしがたいですねぇ。


5/22(火)

「エル・カザド」第8話
ローテンションなのをいいことに、マフィアのファミリーという舞台設定まで利用して、だんだん感動重視の雰囲気アニメのテイストになってきましたねぇ。


5/21(月)

「らきすた」第7話
絵敵な工夫は随所に見られるのだけど、相変わらず前後につながりのないシーン構成、くどいまでのパロディの名を借りたCM演出と、少々バランスが悪かったですね。
まあ、ただ淡々とダベりを垂れ流されるよりはマシですが。


「ヒロイックエイジ」第8話
アルゴノートを巡る戦局が二転三転とする、全編戦闘というのなかなか豪華なつくり。
これまでの戦闘の緊張感のなさが嘘の様に、絶妙な戦力バランスの拮抗がよい。
また、ベルクロスvsレルネーアのノドス同士のダイナミックな戦闘はセルで、アズ・アゾート艦隊の戦略兵器はCGでと、絵の仕上がりも幅広く全体的に質が高かったですね。


「瀬戸の花嫁」第8話
いつになく全編通してテンションが高めでしたねぇ。
結構本格的な仕上がりだった燦と留奈のアイドルコンサートシーンや、北斗の拳のパロディなど、いつになく素直にビジュアル重視だった。
あと、本編の流れをそのままラストの第2期EDテーマ投票企画にまで持ち込んでしまう辺りが、悪ノリがいよいよ行くところまで行っていてグッドでした(笑)


5/20(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第14話
レツのダンスは、残念ながらかなりたどたどしかったけれど、その分スーツアクターのアクションはそれを補って余りあるカッコいいアクションでしたね。


「仮面ライダー電王」第17話
謎の部分を追いかけようとするあまり、良太郎の直接の知り合いがイマジンの契約者になってしまった、というショッキングなことに対する良太郎自身の苦悩が「自分の力で戦う」という以外に特に描写がなく、上滑りになってしまっていたのが残念だった。


「天元突破グレンラガン」第8話
序盤のクライマックスだけあってか、最終回といっても過言でない程、作画に気合の入った一本でしたね。
特に、グレンラガン合体から必殺技でトドメをさすくだりは、完璧に勢い重視、ハッタリ重視のコンテだった。
あと、先週「固定の必殺技がない」といった矢先にお約束のドリル必殺技を披露してくれたのは嬉しかったです。
ヨーコの恋愛表現が少々唐突(飛躍しすぎ)だったり、それに付随するシモンの葛藤までもが恋愛感情なのか性的興奮なのかイマイチはっきりしなかったりと、気合を入れているワリにドラマ的に弱い部分はあったけど、カミナの最後の活躍回だけあって、相変わらず絵的なパワーでぶち抜くその姿勢は潔かったですね。


5/19(土)

「デルトラクエスト」第20話
リーフ一行が、第4の目的地「うごめく砂」にたどり着く話。
砂漠の怪物に、やたら細かい生殖設定がつけられていたりする辺りは、アニメ化するにあたってかなり現代的な絵柄で起こされていても、原作が本格派なファンタジー小説であることが強く伺えましたね。
あとさり気なく、影の憲兵団が食われる時のSEが放送時間にそぐわぬグロさでした。


5/18(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第6話 絵コンテ:久城りおん
生還した春香の苦悩と挫折の話。
今回は、ホン(脚本)好きにはたまらない一本でしたね。
インベルが言葉を発しないので、全てが春香の自己完結で話が進み、結果としてトラウマに触れてしまうくだりは、「冷たい」というたった一言で、失意に沈む春香の心情全てをスムーズに表現できていて鮮やかでしたね。
ラストの復活がややあっさり気味だったのが唯一残念だったけれど、そこに到るまでの春香の心のブレと、背中を押す役割の伊織がちゃんと並行して描けていたので、まあ、及第点です。


5/17(木)

「Sola」第4話
何週間か前のを今更見る。蒼乃とこよりの友情話。
全く話の本筋に関係のない脇道話で、作画も今ひとつだったが、その分キャラクターを二人に絞って丁寧に描写する一本でした。
特に蒼乃のキャラ造形はよく計算されていて、「無表情無愛想」→「感情表現が下手なだけ」→「むしろ感情表現以外では心優しい人物」という流れが、ちゃんと筋道立てて描かれていた。


「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第5話
何週間か前の放送分を今更見る。
結局、パイロットを暗殺するのが一番手っ取り早いのは分かるんだけど、個人的にこの展開はタブーですねぇ。
敵側特殊部隊のいい噛ませ犬っぷりと、全く空気を読まない主人公に笑うぐらいしか楽しめませんでした。


「ひとひら」第6話
野乃と美麗の友情話。
これまでのシナリオの積み重ねを無駄にしない、作劇の基本をきっちりと守った作りでした。
これまで野乃が麦に対してしてきたことは、すべて美麗が野乃に対してしてきたことであり、野乃と美麗の確執の原因とその結果である喧嘩別れ、それでもなお変わらぬ友情と、テンションは高くないけれど丁寧さが前面に押し出されていましたね。


5/16(水)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第7話
機動六課がオークション会場の護衛をする、という話。
5話がよかっただけに、期待していた守護騎士達の変身シーンがあまりに短かった…(涙)
この三人、A`sの時にも変身バンクがなかったので、不憫と言う他ない(笑)
本編の方は、作画がやや低調だったので、隊長達のドレス姿、部下達の盛大な戦闘、というオイシイ要素が並んでいたのに興が削がれてしまった感が否めない。もったいないですね。
しかも、活躍するのは守護騎士達で、基本的に新人連中は戦力としてまともにカウントされていない、というあんまりなパワーバランスがウケた。


5/15(火)

「エル・カザド」第7話
至極リアルなおっさんリカルドとイケメン超人L・Aの戦闘が渋い。
後半の短い尺で、決着は一瞬だったのだが、それでもこの番組では初の「どちらが勝つか分からない拮抗した戦闘」だったので、緊迫感がありました。
また、主役メインヒロイン&リリオのコミュニケーションがいつも以上にユルくてハートウォーミングだったので、余計にメリハリが効いてましたね。
地味だけど、面白いです。このアニメ。


「D.Gray-man」第31話

アレンが、ある港町の子供達と海賊船騒動に巻き込まれる話。
作りはありきたりで、しかも締め方が強引だったりと、お世辞にも褒められた出来ではないのだけれど、ベタに少年漫画的なやり方にこだわっているのは、けっこう好印象だったりします。
原作はストーリーとバトルを追いかけることに躍起になっていて、キャラクターを掘り下げる脇道話がほぼ皆無なので、こういう本筋にあまり関係ない一話完結の話は、逆に楽しめますよ。


5/14(月)

「らきすた」第6話
武本康宏コンテ回。仲良し四人組が、保護者を連れて海に遊びに行く話。
交代した監督が自らコンテを切っただけあって、作風が一気に変わりましたね。
「頭文字D」のパロディや、つかさが貝殻を耳に当てるシーンなど、全体的にビジュアル面が強化されていました。
そうかと思えば、じっくりと尺を取って風呂場シーン、さらにみゆきの長台詞などもあって、話に緩急が生まれていたので、あまり退屈さを感じなかった。
あと、海が舞台なだけあってシチュエーションネタとのオタクネタが半々ぐらいだったのも、見ていてクドくならなくてよかったですね。

 

「ヒロイックエイジ」第7話
戦局が二転三転する中、アルゴノートがエイジと別れ、辺境の地で同胞に邂逅する話。
いろんな意味で、見所満載でした(笑)
ベルクロスとレルネイアのノドス同士の戦闘はスピード感があり、アルテミアのアルゴノート強襲とアクティブワープのくだりはこの番組にしては充分な緊迫感があり、最後はニルバール提督の爆乳ときた(笑)
アルゴノートの女性陣が体のラインがくっきりと出るボディスーツ系の衣装なのに今ひとつインパクトのない方々ばかりだったので、提督の大胆な爆乳は余計に衝撃でしたよ。

ここまで単純に“大きさで自己主張する暴力的な乳”という意味では、「灼眼のシャナ」のマージョリー、「神曲奏界ポリフォニカ」のアダルトなコーティカルテに並びますなぁ(笑)
(「天元突破グレンラガン」のヨーコは、いい揺れ方はするんだが、大きさではこの三人に僅かに劣る。 惜しい!)

そういや、ベルクロスが吼えるばかりで、回想シーン以外エイジの台詞が全くないというのはご愛嬌なんでしょうか?(笑)


5/13(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第13話
空を飛ぶ敵に敗北したゲキレンジャーが、新たな師に従事しようとする話。
導入のバレエ鑑賞が,露骨に資料映像でウケた。
スケートの選手が出演した時も思ったのだが、「感性=芸術」をやたら強調してますなぁ。
そして、池田秀一が拳聖バット・リー役で「ハリケンジャー」以来、4年ぶりの戦隊出演。
…まあ、どう見ても「ジェット・リーの吹き替えをやっていたから池田秀一を選びました」
というのがバレバレなキャスティングですね(笑)
シナリオは拳聖エレハン・キンポーの時と全く同じだったので、ストーリーに見所はなし。
単純に、カンフーアクション風味に仕上げた殺陣のカッコよさに見入る回でした。


「仮面ライダー電王」第16話

ドタバタ銭湯篭城編、後編。
最後の〆が初のボケ倒しという事で、完全にコメディによる捨て回になってしまったわけだが、その分細かい突っ込みは跳ね飛ばすほど、映像面が力強かった。
特にシーンごとのモモタロスがギャグ、シリアスの双方でインパクト強かったです。
また、作中の時間ネタを上手く生かすために、撮影時期をズラして桜のシーズンの映像を溜めておくなど、スタッフの細かい演出にも唸らされました。
満開の桜の下で戦う電王とイマジンの戦闘シーンは絵的にカッコよかったですしね。(しかもそれを、シーズンが過ぎた今頃見る、というところも面白かった)


「天元突破グレンラガン」第7話

巨大要塞ガンメンにグレンラガンが立ち向かう話。
ほぼ全編、勢いを落とさずバトルというかなり豪華な作り。
もうすっかり作画アニメの印象が定着していますが、この作品、何も考えずに作画を楽しむ為に話の密度が絶妙に薄いのが特徴。
"具体的に必殺技がない"というのはロボットアニメとしてちょっと個人的にアレなんですが、それでも毎回手を変え品を変えて、盛り上げ所でちゃんと最高のボルテージに到達するようになっている(今回は、ヨーコがカミナの身を案ずる〜仲間達がガンメンで駆けつける、というくだり)のが、計算してキャラクター達を暴走させているのが分かっていいですね。
まあ、自分はガイナックスを信用していない人種なので、突然失速することも折り込みで視聴しているわけなんですけどね(笑)


5/12(土)

「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」
第5話・第6話「災厄の紅き夢は東欧に消えて…」脚本:菅正太郎 絵コンテ:京田知己・岡村天斎

一人の契約者を巡り、イギリスの特殊エージェント部隊・NI6と、ヘイ達が激突する話。
今回のエピソードは、前二本とは異なり、前編と後編でがらっと視点を変える手法でした。
相変わらず設定の例外ばかりを追って、肝心なことを説明しないので、世界観自体がぼやけている感が否めなかった(物語の全容をどころか、前提条件からして掴みづらい)
ただ、後編はヘイがちゃんとドラマの中心にいたので、「ハヴォックとの交流によって揺らぐ彼の感情が物語を動かす」という、ようやく見たいと思っていた主人公主体のドラマが見れたので満足でした。
あー、あと、ヘイの契約能力は「自由に電撃を発生させる能力」だったんですね(笑)


「デルトラクエスト」第19話
相手から情報を聞き出せるだけ聞き出しておいて、自分達は何も喋らないリーフ達の態度を見れば、そりゃジョーカーが怒るのも無理はないかと(笑)
あと、うごめく砂を目指して天にまで届くほどの断崖絶壁をあっさりとよじ登って越えてしまったけど、それって相当大変なことなんじゃないでしょうかて…


5/11(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第6話
怒涛の展開を得意とする吉野弘幸らしい展開でしたね。
切羽詰った勢いのある脚本で引っ張っていったので、絵的には特筆してすごいことをやっているわけではないのだけれど、ぐいぐい引き込まれましたね。
基地の乗っ取りや、偽情報に振り回されるスタッフやアイドルマスターたちの混乱した状況等、脚本の要求に対して素直にぱっと最適の絵を出してくる辺りは、さすがロボットアニメの老舗、サンライズといったところでしょうか。


5/10(木)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第6話
「進展」というサブタイトルだったので、どれほど話が進展するのかと期待して見たら、フェイトとシェリオの会話でちょこっと事件の首謀者と第1期との設定のリンクが描かれただけで、後は結局いつもどおりの訓練と設定語りだった(笑)。
まあ、作画が安定していて綺麗だったのと、「機動六課の一日」という流れでそれっぽく一話完結方式で纏まっていたので、さらっと流す程度には見れたのが良かったです。


5/9(水)

「ひとひら」第6話
ケンカ状態になった演劇研究会が、麦と野乃の葛藤と仲直りの末に、今一度団結する話。
まるで示し合わせたようにキャラクター達が悩みに対して自己完結して仲直りしてしまうのはどうかと思ったが、
仲直りの距離感(キャラクターごとの着地点)は絶妙だった。
特に、麦は素直に野乃に謝り、野乃は酔っ払った振りをして麦に礼を言う、という二人の性格をよく表したこの感情表現は絶妙でしたね。

あと、これは狙った演出なのだろうけれど、
・風呂で背中を流した挙句に膝枕までする野乃との百合。
・一緒に線香花火をしたり、親友に突っ込まれて二人揃って真っ赤になる甲斐との青春純愛。
と、同姓相手にも男相手にも両刀使いこなす麦が、やたら器用な人間のように見えてしまったのは邪推です(笑)


5/8(火)

「エル・カザド」第6話
キャラクターの感情の揺れ幅を回りくどく表現する映像の仕上がりにセンスを感じますね。
特に、元カレに誘われて時計動を見つめながら自身の心に迷うナディや、ラストのナディの気落ちを察して涙を流すエリスなどは、本人に感情を表現する台詞はないけど、その分雰囲気が出ていました。


「D.Gray-man」第30話

アニメオリジナルの要素を色々並べて世界観を広げるオリジナル編だった。
作画が今ひとつ振るわなかったけれど、第1話のゲストの婦警さんが再登場したり、ミランダがおおよそ20話近く世界中を彷徨っていたり、イノセンスの時計が未だ初登場のままであったりと、設定の詰め込みとシチュエーションだけでも楽しめました。


5/7(月)

「らきすた」第5話
今回から監督が山本寛から武本康宏に交代。
…これといって急激に変わったことはあまりないのだけれど、強いて言えば、より「オタク文化紹介アニメになった」ってところですかね
その為に、主役四人以外のキャラクターにもスポットが当たるようになったので、ただひたすら駄弁るだけだった作風の幅が広がる可能性は感じましたね。
あーあと、あきらのブラックキャラクターが相当マイルドになっていたのも、交代のせいなんでしょうか。


「ヒロイックエイジ」第6話
戦闘が完全にワンパターン化してしまっているのはいい加減閉口ものなのだけど、それを差し引いて余りあるぐらいに、それ以外の各シーンの質が高かったですね。
キャラクターの会話がメインだったのだけれど、特にエイジとディアネイラの別れのシーンや、戦闘に突入する際のテンションの上がり方は、台詞回しと映像のバランス感覚がよく、コンテのセンスを感じました。


5/6(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第12話
理央が空の拳魔カタに従事し修行を始める話と、粘液を使う敵に対してジャンが銭湯でタオルヌンチャクを修行する話。
この番組の悪いところに「視点の拡散」というのがあるのだけれど、今回がその典型とも言える話でしたね。
前回が良かっただけに、余計にそのギャップが目立ちますよ。


「仮面ライダー電王」第15話

良太郎が運悪く凶悪犯の人質なって銭湯立てこもりに巻き込まれてしまう話。
石田秀範監督のコメディカラーが映像にとても濃く出ていて、キャラクターのボケ倒し感が一層協調されていた。
ただ、コントを意識したギャグ狙いのアクが強すぎて、やや横滑りしてしまっている感は否めない(もともとギャグ色の強い電王なので、破綻なく許容できてはいますけどね)。
また、良太郎&イマジン達の5重人格や、電王3フォームが入れ変わり立ち代りで活躍したりと、ただのコメディ編では終わらない楽しみもあったのは救いでしたね。


「天元突破グレンラガン」第6話
紅蓮団が温泉でドタバタする話。
三分の一が総集編だったのだが、少々挿入の仕方がムリあった気がしますよ。
正直な話、作画の質をもうちょっと落としてもいいので、ちゃんと一本仕上げて欲しいですね。
相変わらず話運びは強引ながらも勢いがあったし、温泉は完全にお遊びノリでハッチャケていて良かったので、上記のことだけが少々残念でした。


5/5(土)

「デルトラクエスト」第18話
ジャスミンvsジョーカーの決勝戦。
前回のあっという間に終わってしまったリーフvsエルダと同じような質をより長い尺で求められた戦闘シーンは、作画に相当力が入ってましたねぇ。
もう完全にジャスミンをマンセーするアニメになってます。間違いない(笑)


5/4(金)

DVDメモリアルBOX発売記念(ちょっと遅いか…)ということで、「∀ガンダム」の1〜24話までを見直す。
個々のドラマの質も密度も濃いのだが、ややシリーズ前半を通じての求心力に(盛り上がり)に欠け、正直スロースターター気味の導入といわざるをえない(この欠点はXガンダムにも通じる部分があり、次作のキングゲイナーではちゃんと修正している!)。
しかし、味わい深いキャラクター達や、牧歌的な世界観、散発的だが派手に展開される戦闘等、各回ごとの完成度は高く、見所も多いため飽きが来ない。
ビジュアルが現代的でなく、「怒涛の展開!」呼べるような極端な語り口でもないので"地味"という一言で避けられやすい部分はあるが、それを差し引いても、とてもバランスのいい仕上がりだと思いますよ。
いわゆる「萌え」とか「媚び」を期待してはいけないが、じっくりドラマを楽しむならやっぱり相当面白いです、この作品。


5/3(木)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第5話
機動六課初出動の回。
もはや何も言うことはないでしょう。各キャラクターの変身シーンにすべての労力が注がれていたし、その出来は素晴らしかった。
キャラクターの個性に合わせるように、なのはとフェイトは歳相応にエロく、スバルは力強く、ティアナはスタイリッシュに、エリオは男なので短めに(笑)、キャロは前作までのテンションに近づけてロリ可愛らしく、と凝っていた。
音楽まで全部専用に用意していたし。
他はところどころで荒れていたけれど、特に過不足無しに動いていたし、キャロ中心の話もそれなりの着地点だったので、問題は無かったと思いますよ。


「神曲奏界ポリフォニカ」第5話

こういう言い方は失礼なのかもしれないけれど、この作品にしては、それなりに、結構、作画が安定していたんじゃないでしょうか。
問題は、主役が全く主役として機能していないことか。
フォロンはもともとギャルゲーの主人公のように「個性が無いことが個性」を絵に描いたようなキャラだけど、それをバカ正直に形にしてしまうのもどうかと思いますなぁ。


「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第5話
雪歩が追試の末にアイドルマスター候補生から外れてしまう話。
こと丁寧に描いているのはいいけれど、話の流れが前回と全く一緒だったのはいただけなかったですねぇ。
画面構成にこれといって工夫も無かったので、絵的にも冴えるところなく、平凡な出来でした。
これを良しと見るか悪しと見るかは人それぞれなのだろうけれど(ファンに言わせれば、「安定している」ともとれるしね)、自分にとっては少々退屈でした。


5/2(水)

「DEATH NOTE」第29話
シドウも八神局長の最後も、完全に流れに任せてのダイジェスト展開だったので、これはもう決定的な尺不足ですねぇ。


「ひとひら」第5話

演劇研究会の夏休み合宿が行われる話。
作品のテーマとして必ずぶつかるであろう「麦と野乃の演劇に対するモチベーションの差」が表面化した一本だった。
脚本の言葉運び的にも絵的な話運びもストレートな青春アニメしていて分かりやすかったです。
特に、麦と甲斐の海岸シーンと、その後の手をつないでペンションに戻る辺りは、少々唐突な感じがしないこともなかったけれど、それが逆に「二人の距離が急接近」という流れになっていて良かったですよ。


5/1(火)

「瀬戸の花嫁」第5話
新キャラの中で最も存在感を出していたのが男友達の変態サルというのは、作品のテンション的にはありなんだろうけれど、美少女アニメとしてはズレているよなぁ。


「エル・カザド」第5話
作画が安定してましたね。
洋服屋が悪党でした、というミスリードの狙い方がさり気なさ過ぎて全く気付かなかったのだけれど、それを差し引いてもリタを中心としたドラマと、彼女の世間知らずさに対するナディの姿勢がしっかりと描けていたので、不満は無かったですね。

 

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