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4/30(月)

「らきすた」第4話
あー、"深夜の時間帯の使い方"については、今までのネタの中で一番共感できたなぁ。


「ヒロイックエイジ」第5話

前回散々褒めていたアバンナレーションが今回からなくなっていた(笑)
全編戦闘という豪華な回だったのだけれど、ペース配分が絶妙で、どこを盛り上げると言うところは無く、全体的に平坦な進行だった。
どうでもいいけど、アルゴノートの戦術はいつも効果的ではあると思うのだけれど、これってベルクロスがいない限りパワーバランス的(物量的)には、最終的に絶対数で押し切られるんじゃないのかなと思うんですよ。
いやまあ、SFの集団戦闘にケチをつけるのもどうかと思いますけど。


4/29(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第12話
新たな師、マスター・エレファンの元でランが遊びの中から精神的な成長を学ぶ話。
ランの笑顔の出し方が少々大げさだった気もするが、パワーアップ回の流れとしては大方手堅い仕上がりでしたね。


「仮面ライダー電王」第14話
シナリオの整合性に関しては今までで一番崩壊していたけれど、その分絵的には相当充実していて、特にデンライナーvs暴走イマジンのCG戦闘は、劇場版に匹敵するクオリティでしたねぇ。


「天元突破グレンラガン」第5話
価値観の閉じた村を支配する宗教に対して、カミナがケンカを売る話。
光源を絞った色彩感覚のセンスがいいなぁ。
第1話同様、演出意図以上に画面が暗かったけれど、戦闘シーンではしっかりと解消されていたので、まあよかった。
ただ、戦闘シーンは戦闘シーンで、色彩が白黒で表現されていたせいで「何をやっているんだか今ひとつ掴みづらい絵」になってしまっていた、という欠点もあったのだけれど。
多少の欠点は作画の質で押し切るのは、この作品らしいパワーだと思いましたね。


「ハヤテのごとく!」第5話
咲夜と伊澄の初登場回。
原作の2エピソード分を正直に映像にしてしまったので、AパートとBパートがかなり分裂した内容になってしまっていましたね。


4/28(土)

「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」
第3話・第4話「新星は東雲の空に煌く…(前編)(後編)」脚本:野村祐一 絵コンテ:石平信司
新たに能力者として覚醒した女子高生と、その父親である研究者の話。
契約者やDOLLの設定もまだ充分に語られたわけでもないのに、いきなりモラトリアムとか言う例外を出されてもちょっと困るんですけど…
ただ、契約者が能力を発動させるバイオレンスシーンは(かまいたちの残虐描写も燃え上がる炎も)どれも作画が凝っていて、見ごたえがあった。
映像を見る限り、黒<ヘイ>の能力は「触れたものに内部から衝撃を加えることが出来る」ってことでいいのかしらん?
あーあと、やっぱり舞の発火能力は「クロスファイア」へのオマージュだと思ったのですが、どうなんだろ。
なんだか想像(妄想?) ばかりが広がってしまうエピソードでしたね (笑)


「デルトラクエスト」第17話

競技大会で、ジャスミンだけが勝ち残ってしまう話。
原作本を読んでいないので実際のところどうなのか分からないが、少なくてもアニメ版では、終始貫徹して女の子(女性キャラ)をプッシュアップし、主人公を含め男性キャラをヘタレにする作風が狙ってやっているのが透けて見えて可笑しかった。
特に、女の子にコロっと騙されて一撃でやられてしまうリーフの情けない負けっぷりと、それをネタにしてしまうサブタイトルなどが、それをやたら助長させてしまっている気がしますねぇ(笑)


4/27(金)

「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第4話
あまり良い状況とはいえない戦闘中にいきなり回想する司令にツッコミを抑えることが出来ませんでした(笑)
全体的にビジュアル面は充実しているのだけれど、今ひとつノリきれないのは、やっぱり映像が見た目ビジュアル重視で、その他のキャラクター描写を全部説明(台詞)で済ませようとしている脚本との温度差のせいなんだろうなぁ。


「かみちゃまかりん」第4話
日頃は見ていないのだが、時間に空きがあったので視聴。
相変わらずコナミアニメスタッフ特有の「幼児アニメを装ったオタクアニメ」という作風は感じるが、思った以上に勢いがあって、コメディ作品として充分に楽しめた。
全体的に声優の演技がハッチャけ具合でそう感じた部分がありますけどね。
久々に楽しそうにボケツッコミを連発する中原麻衣の芝居を見た気がしますよ。


4/26(木)

「神曲奏界ポリフォニカ」第4話
フォロンと双子の出会い、コーティカルテとの出会いと再会を描く過去編。
唐突に回想に入ってしまう導入部分の引っ張りの弱さがやや気になったが、全体的に落ち着いた流れ(何度も書くけど、この落ち着きがやはりウリの無さに直結してしまっているのだとは思うけれど)。
コーティカルテの暴走とフォロンの神曲演奏は、全体的に崩れがちなこの作品の作画事情においては比較的整っていて、ちゃんと一番の見せ所でいい作画を持ってくるペース配分が出来ているだけでも、それなりに救いだったと思いますよ。


「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第4話
伊織のツンデレに春香が振り回される話。
脚本がちゃんと練られているのが感心した。伊織のツンとデレの双方に納得出来る理由があり、キャラクターの相関関係をこの1話で確認することもできるので、まとまりはよかったですね。
また、作画のペースを落とさないように、ロボットの活躍やシーン転換などの尺調整も上手く誤魔化しが効いていて(模擬戦全カット、とかね)尺の使い方が手馴れている感じでした。


4/25(水)

「ひとひら」第4話
コンテを二人で担当したせいか、シーン毎のつなぎがやや甘かった。
キャラクターの多面性をアピールするコメディ編だったのだけれど、それがこれまでの描写とあまりに大きな開きがあった為、正直戸惑いは隠せませんでしたね。


「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第4話
作画が前回辺りから緩やかにスローダウンしてきたのはまあ許容範囲内なのだが、それ以上に話が進まないことが問題だなぁ。


4/24(火)

「エル・カザド」第4話
視点を二つに分けた物語の構成、シーンに合わせて全部で5曲ほどしか使わない音楽の乗せ方、相変わらず美妙に噛み合っていない独特な会話など、シンプルながらも捻りが効いていて、味わい深い一本でした。
特に、前回のラストから話があまりつながっていないのにもかかわらず、事の顛末が瞬時に把握出来る導入の展開は鮮やかでしたね。


4/23(月)

「らきすた」第3話
う〜ん、最早声優ネタとEDぐらいしか楽しめないのかなぁ。


「ヒロイックエイジ」第4話
毎回毎回のアバンナレーションで、徐々に世界観の全貌が明かされてゆく、という流れは、それに合わせる様にキャラクターの行動理念や対立構造にもが説得力が持たされるような構成になっていて、見たら見た分だけ物語が積み重なってゆくような感覚で、満足感があります。
こうなると、全てが明かされた後に、もう一度DVDで視聴しようという気にもなれますしね。


「瀬戸の花嫁」第4話
舞台を埼玉に移して、新キャラ登場などの新展開。
…なのだが、やることもテンションも変わっていないのがこの作品らしいといえますね。
このノリが好きでないとそろそろ飽きはじめる頃なんだろうけれど、不思議と見れてしまうのは、やっぱり絵的にもホン的にも勢いがあるからでしょうねぇ。


4/22(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第10話
ゲキレンジャーはじめてのおつかい、という話。
大前提として「学び、強くなる」という要素があるため、その為に「一度必ず敗北しなければならない」という箇所で番組的に厳しい縛りがあるなぁ、とは思ったが、それ以外の部分ではおおむね好調だった。
特に謎の怪物vsゲキレンジャーのアクションは、着ぐるみによる動きの制限を感じさせない機敏さで、なかなか見ごたえありましたねぇ。
あと、細かい部分で、役者陣とスーツアクターのギャップが激しい作品だったけれど、ジャンの"跳ね起き"が変身前・後共に使われていて、一体感に一役買っていました。


「仮面ライダー電王」第13話
謎のイマジン・リュウタロスに良太郎が乗っ取られてしまう話。
リュウタロスのエキセントリックな性格表現をダンスだけでなくそのまま戦闘シーンまで引っ張っているのはよかったですね。
キャラクター性をアクションに持ち込む、というのは平成ライダーシリーズのお家芸だけど、今回はいつもにも増してそれが色濃く出ていたし。


「天元突破グレンラガン」第4話

カミナとシモンが合体の特訓をする話。
ここまでくると、作品のテンションを無理やり上げる為に無茶をやりすぎていて、何が何だか分からなくなってきている気が…。


「ハヤテのごとく!」第4話
放送の時期に合わせて劇中季節もいきなり春。ヒナギク初登場。
パロディネタが映像として機能したいい回だったと思います。前回が酷かっただけに、余計際立っていましたね。
ヒナギクは自分も好きなキャラなので、はじめて「アニメになってよかったなぁ」と思える回でしたよ。


4/21(土)

休日になると体調を崩す。サラリーマンの悲しき性を痛感しました…。

新世紀GPXサイバーフォーミュラのOVAシリーズ「SAGA」と「SIN」を見直す。
計4シーズンあるOVAの中で、後半のこの2作は、両澤千晶、久行宏和、佐藤俊彦の参入など、若干のスタッフ入れ替えによって作品のカラーはやや変わったけれど、「ハッタリの利いたトンデモ未来レースアニメ」という根底にあるものは何も変わっていなかったですね。

「SAGA」は、ハヤトやフィルの葛藤といったテーマ語りに走りすぎて、内容がやや盛り上がりにかけた感があった(決着がレースでつかない)。
ただ、その盛り上がらなさを逆手に取り、最後に"選手へのインタビュー"というドキュメント番組仕立てにして纏めることで、上手く(強引に?)フォローできていましたね。

「SIN」は、主役をライバルキャラのブリード加賀に交代させ、"加賀とハヤトの最終決戦"というシチュエーションありきで全体が構成されていて(名雲と凰呀のアスラーダとの因縁、加賀とハヤトを見守る女達の葛藤など)最終作らしく、サイバーらしいシンプルながらも熱い作品に仕上がっていてよかったです。

この2作は、その作風の変化からファンの間でも評価が分かれることがままあるけど、個人的には大好きな作品です。


4/20(金)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第3話
春香と雪歩が秘密基地でアイドルマスターになる為に訓練を始める話。
サブキャラクターの味付けが、声優つながりでほとんど「舞-HiME」とかぶっているのは、確実に狙ってやっているんだろうなぁ。
整った端正な作画と、随所に見られる機械描写やSF的な台詞回し等、抜きん出て特筆すべきところではないのだけれど、とにかく細かいところにまで手の行き届いた仕上がりでしたね。


「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第3話
世界観の説明、慎吾を取り巻く環境の整理と勝者である日本国と敗者となってしまった中華連邦との関係を説明する回だった。
恐ろしいことに、捻りも何もなく、本当に全部キャラクター同士の会話で説明してしまったことが驚きだった。


4/19(木)

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第3話
新設部隊である機動六課が本格的にスタートする話。
もう完全に軍隊アニメになってる(笑)ただその中で、Bパートのはやて&守護騎士達の食事シーンは、ようやく前期シリーズのカラーを残すシチュエーションで安心させられました。
訓練のバトルも、本部での会議シーンも全体的に説明が多目で、第三期から見始めた人にも分かりやすい構成になっていたのは、いい配慮だと思いましたね。
まあ、言葉を裏返せば「いつまでたっても説明と模擬戦ばっかりで、ちっとも話が進まない」となるのだけどさ。


4/18(水)

「D.Gray-man」第28話
クロウリーがエクソシストとして初任務に当たる話。
あー、今回ももったいなかったなぁ。
シナリオプロットはよく出来ているのだけれど、脚本(キャラクター同士の掛け合い)として流した時に、怪物の正体を巡るミッシングリンク狙いが蛇足だったり、〆の部分での台詞の不足感が目立ったりと、練りこみ不足だった。
アニメオリジナル篇なので、こういうことはままあるのだけれど、なまじ作画が整っていただけに、余計にもったいなかった。


「DEATH NOTE」第27話

ニア&メロ篇のスタート。
…で、いきなり状況の整理を字幕であっさりと流してしまう急展開。
また、これといって特筆すべきところもなかったので、本当に流すだけで終わってしまった印象しかないです。


「ひとひら」第3話
麦が初舞台に立つ話。
とにかく、もうひたすらに麦が可愛かった。うん、以上。


4/17(火)

「ヒロイックエイジ」第3話
エイジがアルゴノートクルーとの異文化コミュニケーションをはじめる話。
最も原始的かつ分かりやすい表現として「絵」を持ってきたのは、正直「ウマイ!」と思いましたよ。
まあ、言葉か通じるレベルからスタートしている上に、最初から友好的なのでそれほど深刻ではないのだろうけれどね。


「エル・カザド」第3話

一時の雨宿り、という話。
エリスの純真無垢な不思議ちゃん性格にナディが合わせる、という流れだったので、必然として常識的な会話劇では終わらない間の面白さがあった。
巨大トカゲ、手錠、遺骨とやたら小道具を強調しまくったのも、エリスの性格をコントロールする為に一役かっていたし。
また、ストーカー男にまで全体の妙なノリが伝染して、ただ「挨拶するだけ」で終わってしまったのは可笑しかったですね。
こういう話は、よく幕間として挿入される場合が多いのだけれど、それをこのタイミングで入れてしまうあたり、ローテンションアニメとしての落ち着きを感じますねぇ。



4/16(月)

「らきすた」第2話
結局のところ、前後のつながりをあまり考えずネタを垂れ流すだけ、という内容だった。
画面構成の随所に工夫が見られるので頑張っているのは分かるけれど、やっぱり退屈だなぁ。


「瀬戸の花嫁」第3話

「らきすた」から連続で見てしまったので、「表向きはかわいいが内面は超腹黒」という自分の好みではないタイプのキャラクターを立て続けに見ることになってしまい、少々苦痛でしたね。


4/15(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第9話
理央のために、メレが色々頑張る話。
敵側の二人がメインなので、ゲキレンジャーに見せ場らしい見せ場はなし。
とはいえ、修行が狙いだったメレだけならいざ知らず、蘇った敵に対してまで一貫してバズーカで力押しするゲキレンジャーは、ヒーローとして酷いと思います(笑)


「仮面ライダー電王」第12話

父と娘の絆を信じて、やっぱりキンタロスが暴走する話。
タイムパラドックス関連のネタがやや蛇足な感じがしたけれど、着地点がお約束の感動話で安心しました。
ただ、走るキンタロス、ダイナミックチョップ、親子感動の和解、オーナーの怒り、とBパートに一気に見所が集中してしまっていたので、ちょっと駆け足展開のようにも感じてしまいましたね。


「天元突破グレンラガン」第3話

強敵の獣人に対して一度は引くものの、シモンが恐怖を克服しグレンラガンが誕生する話。
とにかく敵も味方もテンションが高い(笑)。
見れば分かるし、あえて言うことじゃないのかもしれないけれど、アクション部分の動きのキレが素晴らしく(対人・対ロボット双方)、GAINAX作画陣の実力の高さが窺い知れましたね。


「ハヤテのごとく!」第3話

ハヤテが三千院家の執事としての適正を試される話。
おおよそ原作と同じで各所にパロディネタを散りばめていて安心して見れるのだが、キャラクターの掛け合い(主にハヤテ&天の声)以外に新鮮味がないのはちょっと閉口ものだった。
これなら、わざわざアニメにしなくてもドラマCDで充分なのではないのか? と思ってしまいますヨ。


4/14(土)

「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」
第1話・第2話「契約の星は流れた…(前編)(後編)」脚本・絵コンテ:岡村天斎

続いているようなのでまとめて。
岡村天斎原作の超能力ハードボイルドアクションアニメ。
前情報も何も一切仕入れずに見たのだが、ようするに「悪党より更に悪い悪党が同族を退治する話」ってことか。
絵的な描き込みは、なかなか細かいところまで手が行き届いていて端正な感じ。
だが、キャラクターの感情表現がゲストである篠田千晶以外、少々乏しい気がしたなぁ(特に主役陣!)。
その為、結果彼女に対してのみ感情移入をすることになるし、それを2話後半の畳み掛けるような展開で全部ちゃぶ台返しのようにひっくり返してしまうので、楽しめはしたものの、何とも後味の悪い作風でした。
ただその分、アクションや超能力の描写&説明がとてもハードで分かりやすかったのは、ありがたかったです。


4/13(金)

「桃華月憚」第1話 脚本:望月智充 絵コンテ・演出:山口祐司
し、正直何がなんだか自分には分かりません…(笑)
原作ゲームをやったファン向けって事なんだろうか。
自分は事前情報も公式サイトすら見ていなかったので、とりあえず「少々頭が弱いお母さんがエロい」ってことぐらいしか頭に入ってきませんでした(笑)


「ながされて藍蘭島」第2話

やっている内容自体は、ひたすらにくだらないことなのだが、とにかく綺麗な絵がよく動く、OVAを見紛うばかりの素晴らしい作画アニメだった。
いやホント、細かい所まで凝っているというか、無駄に頑張りすぎというか…(笑)


4/12(木)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第2話
春香が謎の組織にスカウトされ、アイドルのマスターになることを選択する話。
開始直後の戦闘シーンは、ロボットは重厚感があり、キャラ戦闘はスピード感あるコンテで見ごたえ十分だった。
劇中で「課長の説明がよくないのよね〜、あの人肝心なところが抜けているから」とセルフツッコミを入れてしまう位、とりあえず言葉で説明しない番組のようなので、今現在は不明瞭でもある程度シナリオを積み重ねない限りキャラクターへの感情移入は難しいのだろうな、と納得。
それと、タイトルロゴの「XENOGLOSSIA」の"X"と"I"だけ色が違うのは、11人(]T)の女の子キャラがメイン(原作の10人+リファ)、という解釈でいいのかしらん?


「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第2話

慎吾が自分の意志でスサノオ十式に乗るまでの話。
女の子と使命感、というロボットアニメとしてはおおよそ王道の話でもあった。
相変わらず微妙にストレスの溜まるロボット戦闘は変わらず(もしかして最後までこの調子なんだろうか?)だったのだけれど、敵側の描写が出てきたのは救いかな…とは思いましたね。


4/11(水)

「ひとひら」第2話
演劇研究会と演劇部の対立構造が明確にされ、麦の才能の燐篇が垣間見える話。
あー、これはもう麦と野乃先輩の百合アニメってことにしといた方がいいかもしれない。


「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第2話
かなりテンション高めの第1話とは打って変わって、今回は前作から今作までのミッシングリンクとキャラクターの相関関係を見直す話だった。
前期までは1クールという短い尺を補う為、数珠つなぎのようにイベントを連続させ、キャラクターを強引に動かしながら話を詰めていったのだが、今期は2クールなので非常に余裕のある話運び。
ただそのためか、キャラクターの印象だけでなく作風までもが変わってしまった印象を受けますなぁ。
ああそうそう、無論、服を脱ぎ散らかしっぱなしでベットに撃沈する発育した主役三人娘+リィンには激しく欲情させていただきましたYO(笑)


「神曲奏界ポリフォニカ」第2話
あ〜なるほど、という言葉が思わず出てきてしまうほど、主人公達の立ち位置がよく分かる話だった。(いかんせん原作未読なモノで)
これを1話に持ってきた方がいいんじゃないかと思えるほどでしたね(ただ、そうすると主人公の出番がほとんどないという困った話になってしまうのだが)
ただ、これと言って見所がないのが問題か。
話運びが淡白すぎて、アクションアニメなのか、ハートウォーミングドラマなのか、はたまた環境アニメなのか、着地点も方向性も全く見えない。
正直、ウリがないというのもツライですねぇ。


4/10(火)

「エル・カザド」第2話
全体的にローテンション。無論、いい意味で。
ただ、ラストの娘と母親の再会シーンがあっさり流されてしまったことが気になった。
人殺しを捨てた母親がエリスを救う為に銃を持ち、そして「母はもう人殺しではない」と言う嘘をつく為にナディがスケープゴートになるくだりが良く描けていただけに、尻切れトンボのようになってしまっていた。
一番盛り上げなきゃいけないところだったと思うんだけどな〜。


「D.Gray-man」第27話
アレンの過去回想編。
コメディメインではあったのだが、シリアス部分の話のウェイトがややズレていた気がするなぁ。
せっかく、アレンの過去話の中でも原作にはない「初めてアクマを破壊する話」しかも、かつて親友だった存在を破壊する、というおいしいシチュエーションだったのに、それがあっさり気味に流されてしまったのは残念でした。
こういう話こそ、序盤の頃のような粘着質な演出でやって欲しかったと思いますよ。


4/9(月)

「Sola」第1話 脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:小林智樹 作画監督:古賀誠
久弥直樹×七尾奈留の美少女ファンタジーーアニメ。
番組のテーマ&主人公の趣味である「空」の表現に手が込んでいたな。
スタッフロールで、わざわざ背景だけJ.C.STAFFに外注してあることを知り、更に納得。
背景に定評がある製作会社に任せる辺り、この作品において「背景描写がどのような意味を持つか」ということをスタッフがよく分かって製作に挑んでいることが分かっただけで、一つ見所が増えて嬉しかったですね。


「ヒロイックエイジ」第2話
ディアネイラ様は、一定距離に男が近づくと気絶する、寝る時は全裸、とヒロインのおいしい設定が明かされる話だった(笑)
何もかもを台詞で説明させすぎて、ちょっと煩わしさを感じてしまったのだが、ディアネイラ様が12の契約を語りながら、ベルクロスが青銅の種族を片っ端から排除する戦闘シーンは、そういった説明台詞を逆手に取った演出でよかったですね。


「瀬戸の花嫁」第2話
相変わらずテンションは高めで楽しめたのだけれど、こうなると今度は、いつかどこかで来る息切れの際に、どこまでテンションが落ちてしまうかが心配になってきますなぁ。


4/8(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第8話
圧倒的な防御力を持つ敵に対し、新たに開発された必殺武器を使えるようにする為に、ジャンが我慢を覚える話。
前年のボウケンジャーが「大人でリーダー肌のレッド」だったため、あまりにも子供で世間の常識も我慢の一つさえ知らないジャンの性格は、特に良い対比構図になっているのだろうけれど、やはり少々やりすぎな感が否めないなぁ。
さらに、主役陣が全体的に修行に対してやや反抗的、という要素が今ひとつノリきれない要因となってしまっている。


「仮面ライダー電王」第11話

キンタロスがトラブルを撒き散らす話。
ファッションショーの舞台設定、収録スタジオでの戦闘、ロケのチョイスなど、なんというか全体的に低予算でしたねぇ。


「天元突破グレンラガン」第2話
ヨーコの「童顔ナイスバディ」という要素が、いかにも狙ってますという感じで実にナイスでした(笑)


「ハヤテのごとく!」第2話

あ〜、世代人としては前回の次回予告「はっきし言っておもしろカッコいいぜ!」をずっとやって欲しかったところだった。


「らきすた」第1話
京都アニメーション発の美少女アニメ。
OPアニメーションのダンス作画の完成度は、既に慣れたものでさすがの一言。
本編の方は、女子高生達の何てことのない日常を描く原作の雰囲気はよく出ているのだが、ユルいならユルいなりに、せめて起承転結はハッキリして欲しかった。
正直言って、放送時間24分で中だるみを感じてしまいましたヨ(汗)


4/7(土)

休日で時間に余裕があったので「新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO」を見直す。
まず、全8巻という短いスパンの中でのドラマのペース配分が絶妙だった。
毎度のことながら「ハヤトの挫折と復活→ライバル達の葛藤と躍進→そして最終決戦」という流れはOVA全シリーズを通じて共通しているのだけれど、今作では“ゼロの領域”を絡めた、特にキャラクター達の精神面での成長を前面に押し出していた。
その為か、全編を通じていわゆる「根性&熱血アニメ」としての側面が非常に強かった。
反面、近未来レースアニメとしてのもう一つの魅力であるメカニックのウエイトがかなり削られているのは残念でしたね。
また、OVA計4期の中の第2期シリーズとして見た時も、キャラクターの成長ドラマとしてのクライマックスとなっており、後のSAGA・SINと作風が変化していったシリーズの一つの節目としての機能を充分に果たしていたと思います。


「デルトラクエスト」第14話

親世代の昔話編、後編。
最終的にヘタレている男よりは、それを支える女性の方が、肝っ玉が座っていて頼りになる、というのはジャスミンだけでなく親世代でも同じだったようですね(笑)


4/6(金)

「流されて藍蘭島」第1話 脚本:池田眞美子 絵コンテ・演出:岡本秀樹 作画監督:細田直人
原作がまさにその通りなので、ある程度は覚悟していたけれど、人気アイドル声優でがっちりと固められている、もうべッタベタのハーレム美少女アニメだった。
舞台設定のいい加減さとかキャラクターの馬鹿さ加減などは、いちいち突っ込んでいたら作品の全否定になりかねないので、スルーの方向で。
原作やキャラクターデザインのワリに、作画は肉感的に良く描けているので、美少女アニメとしては過不足ない仕上がりだったと思いますね。
絵は個人的に好みなので、まあ暖かく見ていきましょう。


4/5(木)

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第1話 脚本:花田十輝 絵コンテ・長井龍雪 演出:作画監督:竹内浩志(キャラ)・大塚健(メカ)
サンライズ発、ゲームを原作とする美少女ロボットアニメ。
世界観の紹介に台詞の説明は極力抑え目で、主に背景や音楽などの映像任せが主だった。
で、どちらかといえば本編はキャラクター描写に終始していました。(面白いことに、後述のギガンティック・フォーミュラとは全く逆の方向だったりする)
また、情報量がそれほど多いわけではないのだけれど、ワンカットごとの視覚的分かりやすさにとても気を使っていましたね。
キャラパートとメカパートが全然別のベクトルで進行しながら、携帯電話の電波状況、高速道路、海岸、と徐々に双方の距離が近づいてきて、最後の邂逅につながる構成は、段階を踏んでテンションが上がるように計算されていて(そして一番いいところで次回へ続く)よかったですね。


「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」第1話 脚本:きむらひでふみ 絵コンテ・演出:後藤圭二 作画監督:藪野浩二
世界各国の代表が巨大ロボットに乗って、決闘と言う名の戦争を繰り広げるロボットアニメ。
煽り視点を多用してロボットの巨大感を出すことには成功しているのだけれど、それ以外のところは微妙で……平たく言ってしまうと「ガンダム」をやりたいのか「エヴァンゲリオン」をやりたいのか、はっきりしない。どっちつかずな気がするんだよなぁ。
作画の質が高く、ロボットもCGモデリング、動かし方ともに手馴れたものだったので、今後に期待、といったところでしょうか。
あーあと、偶然なのだろうけれど、前述の「アイマス」といいこの作品といい、「主役ロボットが勝手に主人公を迎えに来る」という妙なところで共通点がありましたね(笑)。


4/4(水)

「ひとひら」第1話 脚本:笹野恵 絵コンテ・演出:西森章 総作画監督:本橋秀之
極端なアガリ性の女子高生が演劇役者として成長する、月間連載漫画のアニメ化。
何はともあれ、主人公の麻井麦をいかに可愛く見せるか、ということに特化した内容だった。
学園モノということで、合格発表、自己紹介、部活動勧誘と流れは非常にオーソドックで奇を狙う要素はなく、作画も繊細なタッチで、ところどころに百合チックなカットも散りばめたりと狙い所も押さえているので、すぐ真っ赤になって口をパクパクさせる麦が気に入りさえすれば、すんなりと入れる一本でしたね。


「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第1話 脚本:都築真紀 絵コンテ:草川啓造 演出:中山淳史 作画監督:小森篤
前作から10年後、大人になったなのは達と、その教え子たちの物語。
何よりもまず、大きく変化したキャラクターの立ち位置を明確にするための一本。
作画に関しては、より肉弾戦を重視した戦闘シーンにすべての力を費やしたといっても過言ではなかった。スバルの回し蹴りはカッコよかったですね。
また、シリーズを通じてバトルの方向性が徐々に柔軟になっていって、魔法少女=ステッキ、というイメージをある程度第二期で払拭できていたため(剣やハンマーを使っていたし)、今作では更にそれを推し進めて、ナックルや銃といった既に魔法少女のイメージとはかけ離れた武器を持ってくるなど、演出の幅が広がる可能性を感じました。
公式サイトを見て、あまりにも一気に増えたキャラクターの数に面食らっていたのだけれど、今回のスバルとティアナの戦闘を見て「ああ、魔法戦闘のバリエーションが増えるのだな」と少しだけ納得しましたよ。


「神曲奏界ポリフォニカ」第1話 脚本:榊一郎 絵コンテ:下田正美

ファンタジー美少女ライトノベル原作のアニメ化。
原作者自らが第1話の脚本を手掛ける異色の作風だった。
全体的に良くまとまってはいたのだが、同時に全体的に若干作り込みが甘かったなー、とも思う。
世界観にこれといって説明がないままゲストとのドラマが進行してしまい、このまま説明なしで終わるのかと思いきや、一気にキャラの台詞でまくし立てられるように語ってしまったりと、原作未読者の自分は全体像の把握にやや戸惑ってしまった(原作既読なら、すんなり入れるのだけれど)。
コーティカルテの変身&活躍にややメリハリが足りなかったり、ウリであるはずの神曲演奏シーンも迫力不足だったりと、作画の質が初っ端から今ひとつだったように、そんなに悪くはないのだが、とにかく惜しいところであと一歩、といった感じでしたね。


4/3(火)

過去ログの整理をしていたら、2月のログが見つからなくて凹む。
どうやらサイトを改装した時に消えてしまったようで…トホホ。

「エル・カザド」第1話 脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:澤井幸次 作画監督:菊池洋子
いきなりなのだが、自分はどうにも真下耕一監督と縁がない(作品が嫌いというわけではないのだが「NOIR」も「MADLAX」も未見、「劇場版ダーティペア」以外マトモに見た事がない)ので、作風があまり詳しく分からなかったりします。
引き目に見て、世界観の説明がほぼなく、梶原由紀の音楽を前面に押し出してウエスタンな空気をそれっぽく“雰囲気で掴ませる”あたり、映像と音楽のコンビネーションががっちり噛み合った演出は、ぱっと見でも貫禄の出来栄えでしたね。


「D.Gray-man」第26話
今週から、画面サイズが16:9に変更。それに合わせる(?)ようにOPとEDも変更。
EDはともかく、OPは少年漫画原作らしく、敵味方の勢力をハッキリ分けた上で今後のバトル展開を予見させる映像で、とっても分かりやすかった。ラビの絵が前のEDの流用なのに、アレンやリナリーのカットにやたら気合が入っていたのには笑いましたけど。
本編の方は、先週の展開から分かっていたとはいえ、イエーガー元帥の惨状が自分の予想の更に上を行っていて、放送時間帯にそぐわぬエグさでしたねぇ。


4/2(月)

「ヒロイックエイジ」第1話 脚本:冲方丁 絵コンテ・演出:鈴木利正 作画監督:山岡信一(キャラ)・大塚健(メカ)
正直にバラすと、「蒼穹のファフナー」も「シュヴァリエ」も見ていない自分は、冲方丁脚本はこの作品がデビューだったりします。
ライトノベル作家らしく、ややナレーションやキャラクターの言葉で説明しすぎるきらいはあったが、ビジュアル面が充実していたのでほとんど気にならなかった。
特に、動くブリッジや、ワープするロボットなど、SF面でのハッタリの利かせ方は上手かったと思います。
あとやっぱり、大塚健のメカ演出はスピード感と重厚さのメリハリが効いていて自分は大好きですわ〜


「瀬戸の花嫁」第1話 脚本:上江州誠 絵コンテ・演出:岸誠二
ガンガンウイング連載のラブコメのアニメ化。
岸監督のギャグアニメというと、真っ先に前期の「ギャラクシーエンジェる〜ん」での滑りっぷりが浮かんでしまうので、やや恐る恐るだったのだが、その心配は杞憂だったようで。
締めるところはちゃんと締めて、後は全部勢いで突っ走る。そんな良い感じのドライブ感が画面を埋め尽くしていて、「うる星やつら」を始めとするまさに王道のラブコメディにふさわしい仕上がりだった。
これから美少女キャラはわんさか増えてゆくのだけれど、その前にさり気なく、燦だけでなく、永澄の母や瀬戸蓮といった、大人の女性キャラの存在感が大きかったのもナイスでしたね。


4/1(日)

新しい月になって、アニメも大幅に改編の時期ですね。
今期はロボットアニメ、SFアニメ、美少女アニメと大きく3つに分類できる作品が多いように思われます。
個人的には、

天元突破グレンラガン
機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ
アイドルマスター XENOGLOSSIA
ハヤテのごとく!
魔法少女リリカルなのはStrikerS

あたりを期待しています。


第1期に続き第二期である「魔法少女リリカルなのはA's」を見る。
メインスタッフに若干入れ替えこそあったが、前作よりも魔法使い同士のバトルをより一層前面に押し出した、まさに正当進化の形と言っても過言ではない内容だった。
インテリジェントデバイスに明確な人格(&台詞に字幕)が設定され使用者との絆を描いたり、主人公達のパワーアップイベントや、譲れない事情を抱えた敵勢力(むしろ、はやて&ヴォルケンリッターがストーリーテラーとしては主役の立ち位置だったが)との衝突など、どちらかと言えば少年漫画的なノリで「熱血魔法少女バトルアニメ」という評判に偽りはなかったですね。
また、第1期は主になのはの一人称視点で物語りが進んでいたのだが、今作ではフェイト、はやて、ヴォルケンリッター達、クロノと、群像劇の形を取っていた。
キャラクターの数が単純に増えたことに対する作風の変化なのだろうけれど、それをちゃんとドラマとして成立させていたあたり、ちゃんと脚本が練られて書かれていた。
第1期の時に感じた言葉の引っ掛かりをほとんど感じなかったのも、個人的には良かったですね。

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第7話 脚本:荒川稔久
ダンスの得意な敵に対して、ゲキレンジャーもダンスで戦う話。
う〜ん、今ひとつ方向性が散漫だなぁ。
結局、敵の恋愛事情を描きたいのか、ゲキレンジャーの修行を描きたいのか、小学生の協調性を描きたいのか。どれも今ひとつ伝わってこない。
対象年齢を低く設定してナンボの番組なのだから、もう少しシンプルでもいいと思うんだ。
スーツアクターや伊藤かずえのアクション部分が秀逸なだけに、余計にそう思う。


「天元突破グレンラガン」第1話 脚本:中島かずき 絵コンテ:今石洋之 演出:大塚雅彦 作画監督:錦織敦史

ケレン味溢れるロボットアニメを得意とするガイナックス本領発揮ともいえる一本でした。
特に映像面での出来栄えはまさに圧巻。劇場アニメといっても過言ではないほどに充実していましたねぇ。
ラガンが敵ロボットもろともドリルで天井をぶち破り大空に飛び上がるシーンは、青と赤の使い方といい、空の広さを表現する画面構成といい、鳥肌が立ちました。


「ハヤテのごとく!」第1話 脚本:猪爪慎一 絵コンテ;川口敬一郎 演出:小高義規 作画監督:長森佳容
少年サンデーの人気美少女漫画のアニメ版。
今一番ヲタクにウケている旬な一本だけに、主題歌から声優陣まで人気のある人材を引っ張り込んできており、とにかく豪華。
また、パロディや理不尽ネタ、ナレーションネタなど、散りばめられている笑いの要素がすべてマニア向け且つしっかりとツボを押さえていて「この作品の何が人気なのか」ということをスタッフが分かってやっているのはよかったですね。

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