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3/31(土)

第3期がスタートするので、予習の意味を込めて「魔法少女リリカルなのは」を見る。
脚本の言葉運びが、おおよそ小学三年生のキャラクターを想定していないものばかりで、描写が積み重なってドラマが進展すればするほど、設定との摩擦が生じてしまい、正直可笑しかった。
また、開始直後は変身魔法少女モノとして手堅く纏めようとするあまり逆に滑っていた感が否めないが、フェイトとの対決が前面に押し出され始めた7話頃からは、
スタッフのいい意味での開き直りが見られて、時空管理局の登場や、シリアス一辺倒の演出、ノリノリの作画アニメで見せるバトルと、徐々に方向性が固まっては目が離せない展開になっていましたね。
それと、エピローグに丸々一話を使っておきながらキャラクターの立ち位置に大きな変更がないまま終了する、というのは、今にして思えば第二期への伏線だったと受け取っても違和感がないですね。

 

「ウルトラマンメビウス」第50話(最終話)
エンペラ星人と最終決戦。
アクションは皆無と言ってよく(おそらく、エンペラ星人のあの着ぐるみでは、動けない)、この作品が全話を通じて語りぬいてきたミライと仲間達の絆のドラマが中心。
とにかく過去シリーズへのリスペクトに溢れた作品ではあったが、「人の思いがウルトラマンの力となる」「ウルトラマンと人間の絆」というドラマの描き方は平成シリーズではお馴染みだったりする。
決着は光線合戦になったのだが、蘇ったメビウスの必殺光線発射シーンのカット割りは、まさにシリーズ屈指のカッコよさだったなぁ。

総括
ウルトラマン生誕40周年記念作品と言うことで、昭和シリーズの総括として作られたわけだが、上でも語ったけれど終わってみれば「昭和シリーズを平成テイストで語る」と言う作風だった。
あと、この作品に限らず、ウルトラ全般に言えることでもあるのだけれど、マニアに向けて発信されたのか、子供に向けて発信されたのか曖昧な部分が多かった。(この作品は特にそれが顕著)
これは番組の方向性が「親子二代で楽しめるウルトラマン」とハッキリしているワリに、各話の演出が「過去シリーズを見ていることが前提」というマニアックさが押し出されていたことに帰結するのだけれどね。


3/30(金)

「ひだまりスケッチ」第12話(最終話)
クリスマスに沙英の妹がひだまり荘に遊びに来る話。
最終回になって、二本立てにしたり、釘宮声のアニメオリジナルキャラクターを投入するという無駄に贅沢な構成。
結局のところ環境アニメであり、日常をただ連ねて行くだけで終わりが見えないので、どの方向で落としどころをつけるのかと思えば、年の終わりで放送を締めると言う単純なものだった。
それで最終回っぽく見えてしまうからすごい(笑)。

総括
ネタは原作に準じたものばかりだが、演出面ではただの原作のベタ移植でなく、実写背景や抽象表現を多用したり、季節を前後させ一日単位で話を区切ったりと、原作をよく改変してしまう(笑)新房監督らしく結構挑戦的な番組だった。
もちろん描き方を変えてしまったことにより描ききれなかったネタや、方向性が変わってしまったエピソードなどもあったのだが、登場するキャラクターの数が少なく、彼女達を描くことに終始したので、ブレは少なかった。
むしろ未消化のネタに関しては第二期にも期待できるしね。


3/29(木)

「武装錬金」第25話(最終話)
最終回。カズキと斗貴子の再会が裸だったり、OPテーマに乗せてカズキvsパピヨンの決着が一番の見せ所だったりと、原作で煮詰め切れなかった部分をアニメ化するに当たってちゃんと昇華していた。
反面、ちゃんとフォローしようという気概が行き過ぎて詰め込み気味だったり、EDの「武装錬金アフター」の内容がやっつけ気味だったりと、やや急いでいる感は否めなかったな。

総括
各回毎の演出はよかったのだが、再殺編やクライマックスの駆け足展開、シリーズ構成を通じてやや詰めが甘いところがあった。
ただ、原作がなかなかいわくつきの作品だったので、アニメ化する際に打ち立てた「ファンの期待を裏切らない作品にする」という意味では、こだわり抜いた作風で原作の良さをよく映像に落とし込めていたと思いますよ。
黒崎薫GJ、という作品でした。


3/28(水)

「ネギま!?」第25話(最終話)
総括も含めるのだけれど、結局最後の最後までキャラクターの多さに振り回されて、散発的なネタを繰り返す番組だった。
挙句、自爆かと思えるぐらいキャラクター増やすし(笑)
よく言えばお祭り騒ぎ的なアニメだったのだけれど、それならば綺麗で安定した作画や意外性あるシナリオで常にテンションを高く保っていって欲しかったのだけれど、中盤以降完全に失速してしまったので、それすらも期待できなくなってしまいました。
同時期に放送した「ひだまりスケッチ」が、最低限の女の子の数でまとまっているのとは真逆と言えますね。
肝心のキャラクターも原作とは大きく逸脱してしまったので、ファンにしても満足できるものだったかどうか疑問です。
結論、「中途半端なシリアスストーリーならないほうがいい」。


3/27(火)

「京四郎と永遠の空」第12話(最終話)
Aパートで結ばれる二人、Bパートで離れ離れになる二人、そしてCパートで再会してラストと、まさか「神無月の巫女」と同じ構成に仕上げてくるとは思わなかった。
最終回らしく整った作画に、キャラクターの一挙動を重視する画面構成など、とにかく綺麗に見せよう、という細かい演出で通した一本でしたね。

総括
介錯作品キャラクターをスターシステムでキャスティングした豪華な作品と言うふれこみだったが、1クールという短い時間でたくさんのキャラクターのドラマを同時に捌くには無理があった。
結局のところ尺不足が全てで、各種メディア展開で引っ張ってゆくメディアミックスがし前提、という意味では.hackと同じ印象のシリーズだった。
正直、小説版を読んでいなければ意図の伝わってこないシーンばかりなのはどうかと思うケドね。
最終回は京四郎、空、せつなの三人で締めたのでまとまりはよかったが、そこに到るまではカオスと言ってもいいほどに視点はバラけ、キャラクター描写はどっちらけ、と言った感じで、感情移入が難しく正直辛かったなぁ。


「D.Gray-man」第25話
アレンがイエーガー元帥に会いに行く話。
アニメオリジナルの話で、ただ見てみると尊敬に値する素晴らしい人格者の上司に主人公が励まされる、と言う単純なものでしかないのだが、原作を知っているとこの話は相当キツい(笑)
スタッフがこの作品の良さとエグさをちゃんと理解しているからこそ出来たエピソードでしたね。


3/26(月)

「がくえんユートピア まなびストレート!」第12話(最終話)
第82期生徒会の卒業と未来への旅立ち、という話。
結局のところシリーズとして語るべき部分は前回で終わってしまっていたので、後は如何様にして綺麗に終わらせるか、という部分に特化した内容だった。
卒業式、別々の道を歩む離別の時、月日を隔てての再会、ラストはOPテーマとベタな内容をこれでもかというぐらいに詰め込んでいてお腹いっぱいだった。
これがなかなか、空港での別れのシーンは、またも映画的なシーン構成がキマっていって、思わず見入ってしまいましたね。

総括
ufotableのオリジナル、しかもコテコテの美少女モノ、ということで、正直全く期待していなかったのだけれど、見事裏切られました。
テンポのよいカット割りや、締まりのあるシーン構成など、作画に関しては元々実績があったので特に心配していなかったのだけれど、問題視していた話運びが、思った以上に手堅かった。
物語を動かすのは破天荒な学美ではあるもの、話を語る中心は、引っ込み思案で一歩後ろに引いてサポートする光香、と主人公としての役割分担がちゃんとしていて、キャラクターが暴走することなく纏められていたのがその理由だと思います。
テーマ語りが浅く、シチュエーションを楽しむ作風だったので、DVDで何度も見直したいと思うような深く心に残るような作品ではなかったけれども、1クールアニメとしてはすっきりと楽しめました。


3/25(日)

「牙 −KIBA−」第51話(最終話)
タスカーに取り込まれたゼッドが、怒りと共に蘇り、全てに決着をつける話。
最後の最後までジーコ様がおいしいところを持っていってしまったなぁ。
あと、さすがにギンガの再登場や、ラストで突然廃人化するノア、途中までなんとか出番があったのに、EDの時点で忘れ去られているダイアナさんの扱いは、流石に唐突で強引だといわざるを得なかった。

総括
とにかく、最初から最後まで、徹頭徹尾キャラクターを苛め抜いた作品だったなぁ。
「力を得ることの意味」というテーマ語りの部分はよく描けていたと思うけれど、いかんせん主人公がガサツで暴力的だったためか、感情移入が難しく、また勢い任せで場当たり的に物語が動くことが多かった点は否めないなぁ。
カードゲームのプロモ作品という名目で始まったのはいいのだけれど、終わってみればそんな命題は光の彼方に忘れ去って独自の世界観を突っ走ってくれたことに関しては、結果としてとても個性的でいい作品になってくれてよかったと思いますよ。

 

「デジモンセイバーズ」第49話(最終話)
制御を失ったイグドラシルに、マサルたちが最後の戦いを挑む話。
最終話なので、最近乱丁気味だった作画がしっかりと安定していた。
総括としては、3年ぶりのデジモンということでキャラクターデザインを含め一部のスタッフが交代したのでどうなるかと思ったが、蓋を開けてみれば少年向けの熱血展開の中にほんのりとBL要素を散りばめる、というデジモンらしい作風は変わっていなかった。
とはいえ、終始マサルの強烈なキャラクターで物語を引っ張っていったので、まずそこに入り込めないと全てアウト、という極端な作りでもあったな。
そのマサルのキャラクターに全てのテーマを乗っけたわけなのだけれど、最初はマサルの気持ちを受けてアグモンが戦う、という流れがどんどんエスカレートしていって、最終的にはマサル自らが巨大なデジモン達をバカスカと殴り倒してゆく展開にシフトしていったところに、この作品の破天荒さがよく現れていたと思います。
あと、個人的な感傷なのだけれど、トーマ、イクト、淑乃といった仲間達が、最後まで脱落せずに主人公と同じレベルまでパワーアップをしてバトルの展開に喰らいついていったのは嬉しかったですよ。いやほら、フロンティアとか酷かったからさ。


 

3/24(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第22話
もはや話の展開が雑なのは仕方がないにしても、形だけの最終回前(続編が決定してるしね)とはいえ、ちゃんと盛り上げようとサプライズなイベントを用意させていたのは驚きでした。


「おとぎ銃士 赤ずきん」第38話
舞台をエルデ(地球)に移しサンドリオンとの最終決戦。
バトルとしては事実上のラストなので、整った作画がよく動く、遠景を多用して巨大感を表現するカット割りが多かったりと、出し見惜しみのないゴージャス感がありましたね。
その場に集まった仲間達が新たな七賢者、と言うのはさすがにどうかと思ったが、OPテーマに乗せてのクライマックスは、否応無しに盛り上がりましたね。


「デルトラクエスト」第12話
結局のところ、リーフもバルダもジャスミンがいなければ旅がおぼつかないという、何ともはやな一本だった。
それにしても、目的を達成さえすればボスキャラから一目散に逃げ出してもOK、という考え方は、この手の作品が陥りやすい「王道RPGを馬鹿正直にアニメ化するだけ」という感性とはかけ離れていてよかったですね。


「ウルトラマンメビウス」第48話

最終回前。ラスボスのエンペラ星人が降臨する話。
実のところ忘れてしまいがちなのだが、今回登場した怪獣・宇宙人・ウルトラマンはすべて今シリーズの新キャラクターだった。(エンペラ星人の設定は過去シリーズからあるが、造形が登場したのは今作が初)
サコミズの「これが私達の絆だ」と台詞どおり、過去シリーズに沿った作品ではあったけれど、ちゃんとこの作品らしい方向性も示していたところに関心。
映像面では、エンペラ星人降臨シーンでのセットの壊しっぷりはド派手で、この一年間の総決算とも言えるほどの見ごたえがありましたね。(正直劇場版でもここまでやらないかも)


3/23(金)

「ひだまりスケッチ」第11話
動物園に写生会に行き、帰った後に寮でまったりする話。
ぶっちゃけると、アニメオリジナルの展開で吉野屋先生を大プッシュする話だった。
ファンサービスなのかスタッフの趣味なのか分からないけれど、個人的には吉野屋先生が大好きなので大変満足でした。


3/22(木)

「武装錬金」第24話
最終回前。
カズキがいなくなり、斗貴子が落ち込んで、荒れて、カズキの代役を果たそうと立ち上がる話。月刊読み切り「ファイナル」〜「ピリオド」の序盤まで。
原作では斗貴子の苦悩に関して、原作者自らが時系列を弄りまくった構成になっていたが、アニメ版では素直に一本道な流れ。
さらに、前期EDを挿入歌にして斗貴子さんの寂しさを当社比3割増しにするニクい演出(笑)
もちろんこういった変更には尺の都合もあるのだろうけれど、今回は深く読み解かなくてもすんなり斗貴子の感情に入れてよかったな。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第24話

こちらも最終回前。オペレーションSRWが発動し、最終決戦の幕が上がる話。
全編通しての戦闘シーンで、陰影のはっきりとしたキャラ作画と、スピード感あるCGが上手くマッチしていた。
SRXチーム登場〜合体〜大活躍のくだりは異様にテンションが高く、ようやくこの番組で見たいと思っていたものが見れた気がしますよ。


3/21(水)

「ネギま!?」第24話
3−A組がアーニャ歓迎会をする話。
とにもかくにも、お子ちゃまでツンデレという斎藤千和節全開の一本だった。


3/20(火)

「京四郎と永遠の空」第11話
絶対天使達が合体して巨大ロボットになった上に暴走し、カズヤの野望が潰える話。
ここに来て一気に作画がトーンダウン。
何よりツライのは、登場人物たちを平等に描こうとするあまり、視点がはっきりせず完璧にフォーカスがぼやけてしまっていることだなぁ。


「D.Gray-man」第24話

クロウリーが黒の教団に入団するまでを描く。
ギャグ回なのだが、これまでが壊れまくっていたため、相対的におとなしめに見えてしまうなぁ。
その中でも、カードのイカサマで一人盛り上がる、通称・黒アレンは、小林沙苗の芝居がハッチャけていて可笑しかったですよ。


3/19(月)

「がくえんユートピア まなびストレート!」第11話
学園祭の話。
全キャラクターが総登場し、話的にはこれまでのエピソードの集大成、実質上の最終回と言っても過言ではなかった。
ライブシーンの弾けた映像ばかりに目がいってしまいがちだけれど、学美達が生徒会本部でまったりとしているシーンなどが間に入ることによって、全体的に緩急がついたいいバランスになっていた。
局地的なシーン作画やイベントで演出するのでなく、一本が学園祭全体でしっかりとまとまっていたのは、「学美達が作り上げた学園祭」という方向性で固められていたからこその流れだったと思いますよ。


3/18(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第5話 
臨獣センチピード拳のカデムにランがスピード勝負を挑む話。
スピード表現はCG、機具を使った勝負形式なのでアクションもなし、という少々ションボリしてしまう内容だった、
とりあえず、レッドが抜きん出て弱く、後二人はそれなりの実力者、という見方でいいのかしらん?


「仮面ライダー電王」第8話 監督:石田秀範
凸凹夫婦仲直り編、後編。
前回からの繋がりでギャグ主体の進行が、敵イマジン登場あたりから一気にスイッチが入り、シリアス展開の戦闘〜ハートフルなハッピーエンド、という流れは、ドラマティックな構成を得意とする巨匠ならではの演出だったな。


「牙 −KIBA−」第50話
最終回前。
ゼッドvsノアの決戦&タスカーの復活。
ノアを救ったのはダイアナでなくゼッドだった、というくだりは、さすが狙ったポイントは外さないBL展開だった。
タスカーが復活し世界が崩壊するシーンは、流星が降り注ぎ、空が割れて各地の世界の境目が消滅していったりと、なかなかに作画が凝っていて、最終回に向けての終末感を盛り立てていた。


3/17(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第21話
アシュフォード学園学園祭が開催される話。
決戦に向けての地ならしといった回なのだが、ちょっと詰め込みすぎなんじゃないだろうか。
シチュエーションで遊ぶというよりは、色々一度にやりすぎてパンパンになっている印象。
おそらく、ラストのユーフェミアの行政特区宣言と、それを聞いてルルーシュが彼女への殺意を剥き出しにする辺りがシナリオ上での見せ場なんだろうけれど、そこに行き着くまでに色々な部分で無駄が多すぎるというか。ファンサービスに傾きすぎているというか。
何度も書くけど、これは一重にキャラが多すぎるせいなんだよな。
谷口監督の持ち味である「シンプルで重厚な話運び」という演出がこの作品に到っては上手に機能していない感がある。
無理してシンプルにしようとすると無人島漂流回やマオの時のように強引になるし。
う〜ん、話題作というのも難しいものだ。


「おとぎ銃士 赤ずきん」第38話
・ラスボスを前に主人公達が戦う力を失う。
・これまでのゲストキャラがシーン毎に総登場。
・仲間の助けで先に進む主人公。
と、箇条書きにしただけでも、少女向けアニメにあるまじき熱血展開だった。
ところが、サンドリオンの真の目的が明かされるシーンがそんな展開に反してあまりにも理性的だったためか、なんだかやけに小ぢんまりと纏まってしまっていたなぁ。


「デルトラクエスト」第11話
リーフ一行が、ラッドシティを目指してはばひろ川を渡る話。
クリーンチュルナイの真実や、マジックアイテムの各種活用法など、エラく話運びがおとなしく冷静な中で、トムの店が中立であることに腹を立てるリーフ一人だけが、妙に少年漫画なテイストだった。


「ウルトラマンメビウス」第47話

最終章三部作、その1。
話的にもアクション的にも集大成といった流れでテンションは高め。
ラストに向けての導入編としては過不足はないなのだけれど、個人的には中途半端に「いい話」にしてしまったが故に、ヒルカワの存在が浮いてしまったのが気になった。
勿論、全体を通じてみれば大したことではないのだけれど、ちょっとだけ残念だなぁ。


3/16(金)

「ひだまりスケッチ」第10話
尾石達也演出回。
全体的にカット数を少なめにして、絵に出来るところをあえて絵にしない手法だった。
これは一重に、「原作第2巻を読んでいる人は絵になっていなくても楽しめる」という作りになっていて、原作付きのアニメとして距離を測った、なかなかいい演出だと思いますよ。


3/15(木)

「武装錬金」第23話
カズキが白い核金の使い道を決めて決戦に挑む話。
マスターバロンの活躍は濃く短く、その分のカズキを中心としたドラマに充分に尺を使っていた。
この辺りから斗貴子のデレモードは暴走に域に達してくるのが面白い。
別れ際のカズキとまひろが髪の毛で片目を隠して表情をぱっと見て分かりづらくさせたり、斗貴子の笑顔が一瞬にして泣き顔に崩れたり、約束を破られたパピオンと剛太の憤怒など、各キャラクターの表情の出し方に特に力が入っていて、キャラクターの感情の総決算とも言える出来だった(まあ、斗貴子さんの苦悩と葛藤の話はこれからなんだがw)


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第23話
決戦前のインターミッション回。
改めて、主役がSRXチームであることを再確認する回でもあった(笑)
ただ、何と言うか…メカが活躍しない方が面白いと言うのも、どうかと思うな…


3/14(水)

「DEATH NOTE」第22話
Aパートの会話主体から、Bパートの策略劇へ鮮やかに話が切り替わって一気にテンポアップする流れは、見事といえる出来栄えでしたね。


「ネギま!?」第23話
ネギVSアーニャのクライマックス。
話はいい感じでネジが外れていて盛り上がっていた。
あくまでもネギとアーニャの間で話が帰結していて、3−A組の美少女キャラクター達は基本全員蚊帳の外、というスタンスが、思いの他まとまりがよかったな。
ただ、やはり作画が相変わらず乱調気味だったのが残念だなぁ。


3/13(火)

「京四郎と永遠の空」第10話
カズヤに連れ去られた絶対天使たちを救出するため、それぞれの勢力が一点に集中する話。
シチュエーションのお膳立ては最高に整っているので盛り上がり感は強いのだけれど、それに追いつくためのキャラクター達の心理描写が驚くほど不足していた。(ぱっと見て、主人公の京四郎の葛藤がほとんどない)
勿論これは尺の都合なのだろうけれど、せつなの描写もほぼ全てカットしてしまっていたりするので、バランスの悪さは否めない。


3/12(月)

Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」を見る。
登場する人物達が理屈抜きで熱い話を構築するだけ、というヒーロー番組の原点のような作りだった。
粗探しをするとキリがないのだけれど、愛、正義、友情、といった言葉にぐっと入れ込んで見ると、充分に楽しめる娯楽な一本でした。
映像に関しては、冒頭のワイヤーを使った大胆なアクションが、工場の広くて立体的なロケーションを大きく使っていて見ごたえ充分だった。
後半は、アカレッドの特性を活かして過去シリーズのネタを散りばめた展開の連続だったので、一粒で二度おいしい構成に仕上がっていたな。


「がくえんユートピア まなびストレート!」第10話
追い詰められた学美たち生徒会が、どんな逆転の策を繰り出してくるのかと期待して見ていれば、第3話と全く同じ展開で来るとは思わなかったですヨ。


3/11(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第4話 
臨獣殿の猛者・五毒拳がゲキレンジャーを襲い、さらに臨獣殿の長、理央が姿を現す話。
この序盤で何をそんなに急いでいるのか分からないが、とにかくダッシュで詰め込んでいる展開だった。
スケートや人間椅子など、映像面での遊び心は見られるのだけれど、全体的にはひどく落ち着きのない出来だった。


「仮面ライダー電王」第7話

ウラタロスがトラブルを撒き散らしてしまう話。
石田監督の癖と言うか、スローモーションや顔面クリームなど、仰々しいまでのギャグ演出の数々が放送時間フルに詰め込まれていたな。


「牙 −KIBA−」第48話
サラが発狂した挙句、アミルガウルを得て死んでしまう話。
サラとゼッドの母子の話のクライマックスであり、これまでの流れを引き継いで最悪の方向へ話を進めてから、最後に「サラの幸せな死」という形で一気に締めた。
悪く言えば力技だったのだけど、既に母を失っているロイア、力に魅入られてしまったノア、といったキャラクターの立ち位置が明確だったので、思っていたよりは収まりがよかったですね。


3/10(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第20話
キュウシュウ戦役、というご大層なタイトルをつけたワリには、結局は主役のルルーシュとスザクが最強のロボットで大暴れをして、たった二人で戦局を覆すという、スーパーロボットアニメ風味の濃い作風だった。
ガンダムSEEDといいコードギアスといい、最近のサンライズロボットアニメは、こういうテイストが好きだなぁ。


「天保異聞 妖奇士」第22話
あー、打ち切りが決まってから、というわけなのかどうなのかは分からないけれど、いい感じでハッチャケてますね。
番組開始直後から、1話完結の物語が見たいと思っていただけに、若干詰め込んでいた部分があったとはいえ話のテンポはよかったです。


「ウルトラマンメビウス」第47話

メフィラス星人の罠にかかり、ミライがGUYSのメンバーに敵対視されてしまう話。
たぶん誰しもが突っ込むし、行っちゃおしまいな事なんだろうけれど、あえて言います。
これ、敵がメフィラス星人だったと言うだけで、ファンサービス以外にはハヤタ=ウルトラマンが出る意味も必要性もなかったよね。


3/9(金)

「Pumpkin Scissors」第23話
最終回前。
お話の着地点を決めるところなのだが、原作未完とはいえ、広げた風呂敷をそのまま放り出すことが決定したので、そのあまりのスケールの小ささにビックリ。
作画は相変わらず安定していて、エロ分も充分補充できていてよかったのだが、やっぱりそれがメインのアニメじゃないでしょ!
戦闘シーンは、アリスがマンゴーシュの動きを始めてから、一気に作画のキレが増したのは演出的も形勢逆転が分かりやすく見えてよかったですね。


「ひだまりスケッチ」第9話
ゆのが夢への道をひた進む先輩の姿を見て、自分の将来に思い悩む話。
久々に学校シーンが多かったためか、名無しの美少女キャラが数人出ていたな。(新房監督の学園モノでは、レギュラー以外の生徒は本当にただのモブと化す場合がほとんどなので、ちゃんと書き込まれて動くキャラが出るのは珍しい)
また、さり気なく、思い悩むゆののフォローに回る宮子の存在感が大きかった(原作では、ゆの視点であっさりと流されていたし)。
これまでは「独特の感性をもつ天才肌で天然な元気っ子」というキャラだった彼女が「努力は(人を)裏切らないのだ〜」という台詞を口にするあたり、アニメ化するにあたって、ちゃんと原作よりもキャラクターの掘り下げが進んでいた一面が見れて嬉しかったな。


3/8(木)

「がくえんユートピア まなびストレート!」「DEATH NOTE」「武装錬金」を立て続けに見る。
別に狙ったわけではないのだけれど、三作とも平野綾がレギュラーの番組で、しかも彼女がかなり前面に押し出されていて、あのハイトーンボイスは当分お腹いっぱいになってしまいましたよ。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第22話
イングラムが裏切る話。
メカの動きやカットのアングルなどが3DCGに引っ張られすぎている。
大胆なパースや俯瞰を利用した演出が出来ないので、映像に今一つ迫力がないのが痛い。
物語が大きく動く回だったのに、淡々とイベントが進んで終わってしまったよ。


3/11(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第4話 
臨獣殿の猛者・五毒拳がゲキレンジャーを襲い、さらに臨獣殿の長、理央が姿を現す話。
この序盤で何をそんなに急いでいるのか分からないが、とにかくダッシュで詰め込んでいる展開だった。
スケートや人間椅子など、映像面での遊び心は見られるのだけれど、全体的にはひどく落ち着きのない出来だった。


「仮面ライダー電王」第7話

ウラタロスがトラブルを撒き散らしてしまう話。
石田監督の癖と言うか、スローモーションや顔面クリームなど、仰々しいまでのギャグ演出の数々が放送時間フルに詰め込まれていたな。


「牙 −KIBA−」第48話
サラが発狂した挙句、アミルガウルを得て死んでしまう話。
サラとゼッドの母子の話のクライマックスであり、これまでの流れを引き継いで最悪の方向へ話を進めてから、最後に「サラの幸せな死」という形で一気に締めた。
悪く言えば力技だったのだけど、既に母を失っているロイア、力に魅入られてしまったノア、といったキャラクターの立ち位置が明確だったので、思っていたよりは収まりがよかったですね。


3/10(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第20話
キュウシュウ戦役、というご大層なタイトルをつけたワリには、結局は主役のルルーシュとスザクが最強のロボットで大暴れをして、たった二人で戦局を覆すという、スーパーロボットアニメ風味の濃い作風だった。
ガンダムSEEDといいコードギアスといい、最近のサンライズロボットアニメは、こういうテイストが好きだなぁ。


「天保異聞 妖奇士」第22話
あー、打ち切りが決まってから、というわけなのかどうなのかは分からないけれど、いい感じでハッチャケてますね。
番組開始直後から、1話完結の物語が見たいと思っていただけに、若干詰め込んでいた部分があったとはいえ話のテンポはよかったです。


「ウルトラマンメビウス」第47話

メフィラス星人の罠にかかり、ミライがGUYSのメンバーに敵対視されてしまう話。
たぶん誰しもが突っ込むし、行っちゃおしまいな事なんだろうけれど、あえて言います。
これ、敵がメフィラス星人だったと言うだけで、ファンサービス以外にはハヤタ=ウルトラマンが出る意味も必要性もなかったよね。


3/9(金)

「Pumpkin Scissors」第23話
最終回前。
お話の着地点を決めるところなのだが、原作未完とはいえ、広げた風呂敷をそのまま放り出すことが決定したので、そのあまりのスケールの小ささにビックリ。
作画は相変わらず安定していて、エロ分も充分補充できていてよかったのだが、やっぱりそれがメインのアニメじゃないでしょ!
戦闘シーンは、アリスがマンゴーシュの動きを始めてから、一気に作画のキレが増したのは演出的も形勢逆転が分かりやすく見えてよかったですね。


「ひだまりスケッチ」第9話
ゆのが夢への道をひた進む先輩の姿を見て、自分の将来に思い悩む話。
久々に学校シーンが多かったためか、名無しの美少女キャラが数人出ていたな。(新房監督の学園モノでは、レギュラー以外の生徒は本当にただのモブと化す場合がほとんどなので、ちゃんと書き込まれて動くキャラが出るのは珍しい)
また、さり気なく、思い悩むゆののフォローに回る宮子の存在感が大きかった(原作では、ゆの視点であっさりと流されていたし)。
これまでは「独特の感性をもつ天才肌で天然な元気っ子」というキャラだった彼女が「努力は(人を)裏切らないのだ〜」という台詞を口にするあたり、アニメ化するにあたって、ちゃんと原作よりもキャラクターの掘り下げが進んでいた一面が見れて嬉しかったな。


 

3/8(木)

「がくえんユートピア まなびストレート!」「DEATH NOTE」「武装錬金」を立て続けに見る。
別に狙ったわけではないのだけれど、三作とも平野綾がレギュラーの番組で、しかも彼女がかなり前面に押し出されていて、あのハイトーンボイスは当分お腹いっぱいになってしまいましたよ。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第22話
イングラムが裏切る話。
メカの動きやカットのアングルなどが3DCGに引っ張られすぎている。
大胆なパースや俯瞰を利用した演出が出来ないので、映像に今一つ迫力がないのが痛い。
物語が大きく動く回だったのに、淡々とイベントが進んで終わってしまったよ。


3/7(水)

「ネギま!?」第22話
アーニャが3−A組の生徒達に牙を向く話。
メインヒロインであるはずの明日菜が速攻で噛ませ犬にされたことに笑った。
結局のところ一番おいしいキャラは、茶々丸だったと言うことですね。


3/6(火)

「D.Gray-man」第22話
エリアーデの真実が語られる話。
兵器として描かれていたアクマの別の側面が、アクマ自身の視点で語られるため、世界観の深みが一気に増したなぁ。
アレンの左目のパワーアップイベントも同時に行われたため、映像にも説得力があった。
あと、全体的に画面が暗かったんだけれど、それが番組開始直後のように単純な見難さではなく、ちゃんと画面効果になっていたのは嬉しかったな。


3/5(月)

「京四郎と永遠の空」第9話
カズヤ兄さんが目覚めた勢いで好き勝手放題暴れる話。
いちいちオーバーリアクションでポーズを決めて、ド変態&ドSという救いようのない素敵なナルシスト振りを発揮してくれたカズヤ兄さん。
んで、それに翻弄された京四郎がボロボロになり、ミカに到っては何一つ報われることなく犬死にしてしまうところに、凄まじく理不尽な笑いを抑えることが出来ませんでした。


 

3/4(日)

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第3話 
パワーに特化した敵を倒すため、ジャンが雑巾がけで足腰を鍛える話。
なんつーか、特筆することはないのだけれど、この番組の方向性を示したフォーマットと言っても過言ではない話でしたね。


「仮面ライダー電王」第6話
ウラタロスが仲間になる話。
良太郎がウラタロスを認めるくだりがあまりにも無茶苦茶な論理の飛躍だなと思ったら、リアルタイムでそこにツッコミが入ったことが嬉しかった。


3/3(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第19話
ルルーシュ、スザク、ユフィ、カレンの四人が無人島に漂流する話。
この作品全般に関していえることなんだけど、多数のキャラクターや膨大な設定&シナリオをシンプルな物語で語ろうとするあまり、時に凄まじくご都合主義&力押しで話を進めてしまうことがあるのだけれど、今回はその典型といった流れだったなぁ。
キャラクターアニメとして見た時は、レギュラーの新たな絡みが広がったと言うことで、いいファンサービス回になっていたと思いますけどね。


「おとぎ銃士 赤ずきん」第35話 
サンドリオン誕生秘話、ジェドの最後、草太の暗黒の力覚醒と、ストーリーを箇条書きにするにしても怒涛の勢いだった。


「天保異聞 妖奇士」第21話
内容はともかく、番組の打ち切りが正式発表。
あー作品の出来不出来と人気不人気は、全くの別問題なのだなと、改めて考えさせられましたよ。


3/2(金)

「Pumpkin Scissors」第22話
な、何ていうか、オーランド復活〜告白のあたりから論点がズレてきてないか?
しかもアリスがそれにノリノリになって、貴族の決闘と軍人の隊長さん命令をごっちゃにしてしまっているような…。


「ひだまりスケッチ」第9話 

作風の都合上全くエロくはないのだけれど、流行からか、こんなところにも百合な要素が。
ただ、エロくない変わりに「ヒロが冴英の生活を支える」という、やたら生活感ある熟年夫婦関係のような百合だったことが笑えた。
強いて苦言を呈するならば、番組構成の都合上、原作でやたらインパクトのあったヒロの膝枕があっさり流されてしまったことが残念だったなぁ。


3/1(木)

「武装錬金」第22話
まだ多少の余裕は感じられるけど、次第に展開がダッシュ気味になってきたなぁ。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第21話

脚本が原作ゲームのプロデューサーなためか、ゲームをやっていることを前提としまくった話運びが気になって仕方がないなぁ。
ソフィア・ネート博士やエルビス事件という単語を何の説明もなしに出てしまっているよ。


2/28(水)

「D.Gray-man」第21話 
次回への引き伸ばしの部分を除けばほぼ原作そのままだったのだけれど、エリアーデの人格の変貌っぷりが、いい感じでキレていてよかったです。


「ネギま!?」第22話
ネギ達を陥れていた真の敵が姿を現す話。
ああ…なんつーか、新房監督は斉藤千和が本当に好きなんですね。
クラスの女子を全く無視して、謎の中心に絡んで来たのが全員魔法学校関連のネギの身内であることに、この作品を弄る事の難しさを感じたよ。

 

 

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