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10/31(火)

「らぶドル」第5話
第三期生がバーターで仕事をする話。
チームワークとプロ意識というなかなかに地味な話を盛り上げるため、キャラクター達に半ば強引に水着ネタを絡ませたのは別にいいのだけれど、そのラインアップにまったく統一感が無くてズッコケたよ(チームワーク本末転倒じゃんw)
確かにキャラクターのイメージにはぴったりだろうけれど、CM撮影にスク水って…(汗)


「D.Gray-man」第5話
マテールの亡霊編ラスト。
アクション部がやや単調な気もしたけれど、これまでの寸止めのような展開が続いた最後の締めにふさわしく、出し惜しみ無くイベントが連続していて、素晴らしい出来だった。



10/30(月)

「乙女はお姉さまに恋してる」第4話
瑞穂の部屋に幽霊の高島一子が現れる話。
雨の中庭シーンで引き絵とアップを同じ画面に入れたり、傘の雫や奏のうなじを強調するカットが挿入されていたことを始めとして、
シーン毎のキャラクター同士の立ち位置のレイアウトが凝っていて、何てことのない部分の画面構成に細やかな気を使ってある一本だった。
SDキャラを使ったギャグも、開始当初は多少硬さがあったけれど、それも大分こなれてきた感じなので、単純に楽しめた。
ちゅーか、この作品、いつ見てもホントに作画が良いよな〜


「夜明け前より瑠璃色な」第4話
フィーナが武装するあたりから、一気に作画のテンションが上がったことにびっくり。
まさかこのシーンをやりたいが為に、先週の出来が「アレ」だったなんてこと無いですよね?


「金色のコルダ」第5話
コンクール第1セクションが始まる話。
まさか美少年アニメで、女の子のドレスファッションショーが見られるとは思わなかったよ。
本筋は、演奏シーンを止め絵(&画面キラキラ〜)で表現するところがやや気になってぐらいで、安心してみることが出来ました。
と、いうか「クラシック音楽が本格的で止め絵多用」というと「ハーメルンのバイオリン弾き」を思い出してしまったけれど、少なくてもこの作品では制作上の苦し紛れではなくちゃんと演出手法として成立していたので、心配はしていなかったけどね。



10/29(日)

ゼーガペインのドラマCD「OUR LAST DAYS」を聞く。
最終回までのネタ晴らしを全部知った上でエピソードごとの間を埋める外伝、というファンにとっては憎らしいほどまでにサービス精神旺盛な構成だった。
また、ギャグとシリアスの境界線があやふやで、絵がなく声だけの媒体であることを利用した演出が各所に冴えていて、ドラマCDとしての完成度は非常に高かった。

「Pumpkin Scissors」第4話
戦闘装甲車との戦闘シーン。オーランド伍長の鬼気迫る狂人演出に、スモークとライト演出がマッチしていて、これまで以上に力が入った作画でよかったですよ。


「魔弾戦記リュウケンドー」第43話
剣二と鈴の恋愛フラグが急激に進行する話。
話的な盛り上がりは勿論のこと、映像面ではCGの質も高かったので、見た目も派手に話はしっかりと、ヒーロー番組として模範的な手堅い仕上がりでした。


「轟轟戦隊ボウケンジャー」第35話

ダークシャドウの闇取引をボウケンジャーが抑える話。
さくらと蒼太の信頼話…と思いきや、実は牧野先生が前線に出る話だった。
真澄や菜月にギャグでしか見せ場がないことや、映士に至っては出番すらないと言い切られる等、牧野先生のサプライズにインパクトがありすぎて、皆が噛ませ犬にされた展開に開いた口が塞がりませんでした(笑)。


「仮面ライダーカブト」第39話
仮面ライダードレイク、風間大介が久々の登場。
「ワームでも、自分の妹は死ぬ気で護り、他人の大事な存在は問答無用で排除」という中盤以降の天道のアイデンティティが暴走の域に達していて、風間大介との確執に説得力を持たせられていない。
(風間がレナをかばうことに対し「そいつはワームだぞ!」と言われても…)
展開的にはもう一人の天道がカブトに変身したりと色々と盛り上がってきているのだけれど、キャラクターの迷走をそのままに強引に話だけを進めているので、全体の流れが不安定で地に足がついていないように見えてしまうんだよなぁ。


「牙 −KIBA−」第30話
武闘大会がうやむやに終わって、色々と一区切りつく話。
そもそも、「ネオトピアの絶対規律は、どんな小さな犯罪でも死刑」という大前提がおおよそ無茶苦茶なので、ノアに対して感情移入しづらいのがツラい。



10/28(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第4話
冤罪の罪に問われた親友スザクを救う為、ルルーシュが仮面を纏ってテロリストを利用し、大芝居を打つ話。
ハッタリの利いた段取りは唸らされたけれど、最後の最後でギアスの能力で力押しで切り抜けるあたり、意外に無計画なのかもしれない(笑)
んでもって、そこまでやって救い出した愛しのスザクを勧誘したのに、あっさりと断わられて逆ギレするあたり、ルルーシュって策士系腹黒キャラと思わせておいて、実は801なネタキャラなのかもしれない、と笑ってしまいました。


「おとぎ銃士赤ずきん」第18話
キャラクターソング販促回。
映像はかなり本格的に作りこんでいてびっくり。
既に「小さな女の子向け」という体裁すら捨て去ったのだなと、一種の開き直りを確信しました。


「ウルトラマンメビウス」第30話
過去シリーズのおいしい設定をこれでもかという位に活かしきっていて、完全にネタ勝ちの回だった。
ウルトラファンの自分としては、もはやよだれを抑えることが出来ないぐらい30分興奮しっぱなしな一本でしたよ。


「天保異聞 妖奇士」第4話
やはり一話で収める事は出来ないのか…。
本筋自体は相変わらず分かりやすいんだけれど、土台となる世界観のリアリティを求めるあまり、説明に無駄に時間を取られすぎている気がするんだよなぁ。



10/27(金)

「働きマン」第3話
なんだか普通の企業ドラマのように手堅く纏まっている一本だった。


「あさっての方向。」第4話
桜美かつしコンテ回。からだと椒子の変化を尋が受け入れるまでの葛藤を描く。
尋が葛藤するくだりの描写(台詞)をばっさりとカットして、客観的に淡々と食事や祭りのシーンを流すことによって、状況で尋の戸惑いを表現する手法が印象的だった。
(尋が葛藤するくだりが見えないから、逆に彼が何を考えているのか見ている側にも分からない、という意図。見ている側も戸惑うけれど、シーン毎の流れから雰囲気はとても伝わる)
作画がやや弱かったけれど、重要な所ではきっちりと安定していたし、前回がよすぎたので、まったくの許容範囲。



10/26(木)

「ネギま!?」第4話
なんかもお、全体の画面構成が「ぱにぽにだっしゅ!」のトレスのように見えてきました。
確かに原作の漫画は嫌いだし、反面「ぱにぽに〜」は好きだけれど、ここまで徹底してネタを流用されてしまうと、ニュートラルの立場から見てもいろいろと危惧してしまうなぁ。


「くじびきアンバランス」第3話
ハイテンションなロリお姉さん(教師)が、愛する弟とのラブラブ生活のために色々と頑張る話。
ネタ的に与えられた課題をしっかり全部こなし、尚且つドタバタさせる(しかも王道の惚れ薬ネタ!)というシナリオ構成の手堅さに脱帽。
おかげでヒロインであるはずの現役生徒会長の出番がほとんどない、という妙な展開になってしまっていたが。
…たぶん、気にしない方が良いかもしれない(笑)
なにわともあれ、榎本忍のぶっとんだキャラは好きだわ〜


「蒼天の拳」第4話 
拳志郎が朋友・李の死を看取り、さらに上海の現状を知り、旅立つ話。
導入編のラストともいえる流れで、あくまでもアクションでなく「語り」で盛り上げる手法がラストシーンまで徹底されていて、上手く纏められていた。



10/25(水)

「DEATH NOTE」第4話 
月がデスノートの特徴を掴むために一芝居打つ話。
緻密な計算の間に見え隠れするテキトーなご都合っぷりが、原作を真面目に映像化していて失笑してしまった。
勿論、絵的な出来栄えはよかったので、あくまでも個人的ツッコミなんだけどね。


「銀色のオリンシス」第3話
謎の美女(自称)セレナが初登場する話。
久川声の美女の横乳は大変素晴らしかったです。もうデザインの時点で自分好み。
このプレーンな展開にあまり文句はないので、後は、もうちょっとだけ作画が頑張ってくれれば個人的には充分満足なんだけどなぁ。



10/24(火)

「ときめきメモリアル ONLY LOVE」第4話
正直、ここまで勢い任せで支離滅裂な展開にするとは思わなかった。もはやギャグアニメの域ですな。
せめて一人でもお気に入りのキャラクターがいれば、もっと評価は変わるのだろうけれど、残念だけど少しこのテンションに置いてきぼりをくらっている気分だなぁ。
ただ、流れに一貫性がなかった分、美少女アニメらしく作画面では相当力が入っていて、様々なスポーツジャンルでさり気ないところから露骨な部分まで多種多様なお色気があって、大変眼福でしたよ。

「らぶドル」第4話
主人公の妹が、マネージャーとして頑張る話。
三期生達の台本読み合わせのシーンで、素人臭い棒読み調がちゃんと計算された芝居になっていて一安心でした。



10/23(月)

「乙女はお姉さまに恋してる」第3話
瑞穂が最上級お姉さま「エルダー」に選ばれる話。
これまで、これといって特に見所も無く美少女達の馴れ合いと「お姉さま」という単語を連発するだけだった流れが、
エルダー選挙投票間近の緊迫状況〜瑞穂が倒れた紫苑を抱えて講堂を飛び出す、というくだりで、突然コンテに見事なキレが出てきてびっくりしてしまったよ。


「夜明け前より瑠璃色な」第3話
さすがに作画が笑える状態じゃなくなってきたなぁ…あはは。


「金色のコルダ」第4話
コンクールも近づき、香穂子と土浦の距離が接近する話。
あくまでも香穂子の視点なので、土浦の本音が見えそうで見えない、やきもきした展開にドキドキしながら見てしまったよ。
また、さり気なく作画も高い質で安定していて、夕焼けというシチュエーションを上手く利用したBパート後半は、青春まっさかりな香穂子と土浦の絡みといい、先生の演奏シーンといい、特に情感溢れる仕上がりになっていて良かったな。


「ギャラクシーエンジェる〜ん」第4話

戦闘シーンを中心に作画は本当によく出来ているんだけど、やっぱりネタの温度が低いなぁ。



10/22(日)

「Pumpkin Scissors」第3話
自らの理想と現実の狭間でアリス少尉が揺れる話。
アリスの空回りな行動について、戦後復興を医者の治療に例えた言葉の選び方は、なるほどと納得できて面白かった。
後はもうちょっとアクション的なものがあればと思ったんだけど…贅沢だったかな。


「史上最強の弟子 ケンイチ」第3話
筑波が兼一をボコボコにするくだりの動きが、手や足に伝わる重心や力の入りようが表現されていて、丁寧だった。
美羽の新体操シーンもちゃんとさわやかな色気があって、とにかく作画が充実した回だった。


「轟轟戦隊ボウケンジャー」第34話
菜月を救う為、真澄が命をかけて戦う話。
あくまでも真澄の視点だったので、葛藤や心理描写は控えめで、バトル中心に進む流れだった。
新ロボお披露目の回でもあったのだからその方がテンポもいいし、全体に勢いつくのでよかったと思いますよ。


「仮面ライダーカブト」第38話
トンデモ剣の登場自体にもびっくりしたけれど、それを使って仰々しくて派手な必殺技をやるのかと思いきや、拍子抜けするほどあっさりとした画面効果で呆然としてしまった。


「牙 −KIBA−」第29話
ゼッドとノアの一騎打ちの話。
ほぼ全編バトルで、主人公同士のガチバトルということもあってか、盛り上がった。
試合はノアが勝ったが勝負はゼッドが勝っていた、というさじ加減もバトルアニメとして絶妙。
ネオトピアの「ちょっとした違反でも即死刑」という流れに、ちょっと違和感を隠せない部分はあるけど、今回はおおむね満足でした。


「デジモンセイバーズ」第27話
バンチョウモンって…(笑)
この作品らしいセンスだとは思うけど、さすがに少々はっちゃけ過ぎではないでしょうか。
勿論、その後の展開でベタに「絶体絶命のピンチを根性で火事場のクソ力を発揮して勝利」という流れを持ってきたことで違和感無くまとめたことは見事だとは思うけどね。



10/21(土)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第3話
先週で書いた期待通り、学園中心でお色気ありの展開だったので満足でした。
ギアスの能力の説明云々とか、ルルーシュの出生のこととかいろいろあった気もするけれど、別にいいや。


「おとぎ銃士赤ずきん」第17話
御伽噺になぞらえて、ハートウォーミングなドラマにしようという姿勢は分かるんだけれど、ハッピーな気分で締めると言う結果に対して、過程の部分での話が性急過ぎるというか、舵取りが強引な気がするなぁ(まあ、今回に限ったことじゃないのだろうけれど)。
むしろ今回はなまじ作画がよかった分、りんごのポニーテールやいきなり脱いでる姿の方ばかりに意識が行ってしまう妙な回だった(をい)。


「ウルトラマンメビウス」第29話
中盤のクライマックスを前にした導入編、のはずなのだが、まるで今回が最終回といっても過言ではない程に気合の入った出来栄えだった。
ミライがGUYSの仲間達を一人一人訪れて別れを匂わせるくだりは段取り臭い気もしたけれど、最強の敵を前にしたミライの決意、メビウスの完全敗北、タロウ登場と活躍、瓦礫の中でミライを探すリュウの独白と次回への引き、と、Bパート後半〜ラストまでの怒涛の展開に、細かな不満は吹っ飛んでしまいました。


「天保異聞 妖奇士」第3話
奇士の戦い方といい、妖夷の行動原理といい、映像はとにかく分かりやすく仕上がっているんだけれど、それに対するドラマが弱いなぁ。
特撮作品でよく陥りやすい「分かりやすさを目指しすぎて話が安い」という典型的な流れだったよ。



10/20(金)

「働きマン」第2話
社会人の本音と建前のせめぎ合い、という地味な話だった。
ラストシーン以外では、絵的に見所がなかったなぁ。
ただその分、田中理恵と中井和哉の芝居には力が入っていて、純粋に声優の実力で楽しめた一本だったと思いますよ。


「あさっての方向。」第3話
からだと椒子が、変わってしまった現実に戸惑いながらも新生活を始める話。
二人の、コントのような二人三脚っぷり(それを彩る試着室での着替えシーンや入浴シーン等の作画)や、
小さくなっても意識は大人のままだった椒子が、尋を前にして徐々に芝居や建前を剥がされて少女に戻されてゆくドラマ。
ゆったりとした話運びの中にも緩急が利いていて、さらに作画もよい。
いやぁ、これは素晴らしい出来でしたね。



10/19(木)

「武装錬金」第3話
カズキが、初めて敵と1対1の戦いに挑む話。
主人公の成長を描く一本だったけれど、少し展開が段取り臭かったかな。
肝心のバトルシーンで一番演出の温度が高かった部分が、ランスの特性云々のくだりでなく、斗貴子の「ハラワタをブチ撒けろ!」だったので、今ひとつ本筋からズレてしまった感があった。
やはり、キメ台詞を持っているキャラは強いな〜(笑)


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第3話
ライ初登場&訓練で独断先行の失態で己の未熟さを痛感するリュウセイ、という回だった。
決して詰め込んでいるわけではないのだけれど、リュウセイの失態に重点を置いていたせいか、ライの存在感が微妙に浮いていた感が拭えなかったな。


「くじびきアンバランス」第2話
丸い絵柄の可愛いキャラクター達やほんわかした雰囲気に紛れがちだが、キャラクターの細かい動きや、レイアウトのメリハリの効き具合等、作りはなかなか本格的だった。
あまりエロさは感じなかったけれど、要所要所でのパンチラも忘れないなど、侮れない。


「蒼天の拳」第3話 
過去の因縁と武道家としての誇りをかけて、拳志郎が金克栄と激突する話。
戦闘シーンでの、北斗神拳を極めた拳志郎と金克栄の器の差が、オーラ満点(笑)のケレン味溢れる映像に仕上がっていて満足。
山寺宏一の拳志郎に最初は違和感があったけれど、結構早くに馴染んだなぁ。



10/18(水)

「D.Gray-man」第3話 脚本:吉田玲子 絵コンテ:鍋島修 
やっとジャンプモノらしく、よく動くアクションシーンを見ることが出来た、という印象。
アレンと神田の対比がやや弱い気もするけれど、これは原作から根付いているアレンのキャラ立ての薄さだと思うので、アニメスタッフのせいではないか。


「DEATH NOTE」第3話 
原作を踏襲した上で、明らかに後の展開を踏まえて、そこから逆算して作ってあるアレンジ感が伝わってきて、スタッフの丁寧だけかつ強い意気込みが感じられた。
どこまで続くか分からないけれど、このテンションで続いたらすごいと思いますよ。


「銀色のオリンシス」第2話
賛否あると思うけれど、ロボットアニメとして、戦闘もドラマも何の捻りもなりストレートな作りは嫌いじゃないですよ。
その分、古臭く感じてしまうのかもしれないけどね。


「ネギま!?」第3話 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生
前2話に比べれば、バトル中心の構成で、変に凝った演出もなかったので、普通に見ることが出来ましたよ。



10/17(火)

「ときめきメモリアル ONLY LOVE」第3話
主人公が思い込みの激しすぎる元気娘に振り回される話。
正直、ここまで徹底して突き抜けたキャラ造形をされると、もうツッコむ方が野暮というものなんだろうなぁ…(笑)
真面目に語ると、全体的に女性キャラクターに対して「男の妄想」を露骨に具現化したようなありきたりさ&古臭さを感じるよ(「心優しき完璧超人娘」とか「主人公に一目惚れして一生懸命になる娘」とか、妙に型にはまっている)。
それが行き過ぎて、妙にぎこちなく感じられてしまう気もするけどね。


「らぶドル」第3話
先輩アイドルの前座という役回りで、第3期メンバーが6人全員集結する話。
さすがに作画も演出もトーンダウンしたけれど、まずまずの出来栄え。
問題は、各キャラクターの個性の出し方が未だに伝わってこないことかなぁ…



10/16(月)

「乙女はお姉さまに恋してる」第2話 
女装主人公という味付けはなされているけれど、基本的には百合アニメの基本路線をそのままなぞった内容だった。
作画がとても安定していて綺麗なので(これは強いウリだと思う)、後はそれだけで終わらないで欲しいところ。


「夜明け前より瑠璃色な」第2話
フィーナが学園生活を始める話。
作画の弱さは目をつぶるとして、まず設定と世界観ありき、という語り口は好きですよ。
ぐいぐいと引き込むようなパワーはないけれど、キャラクターにしろ物語にしろ、ブレなく安心して見る事が出来ました。


「金色のコルダ」第3話
普通科サッカー部の土浦は実はピアノ少年だった、という話。
男キャラ同士の絡みも徐々に増えてきて、話に厚みが増してきた回だった。


「ギャラクシーエンジェる〜ん」第3話

とりあえず初回から3話まで見て思ったんだけれど、基本的に「崩すのはゲストキャラか男のみ」で「女の子キャラは崩さない」というスタンスだと、いつか絶対ネタ切れを起こすな…と思いましたよ(最近で言うなら、いぬかみっ!がまさにそれだったし)



10/15(日)

「轟轟戦隊ボウケンジャー」第33話
菜月の失われた過去が明らかとなる話。
ゴーゴーボイジャー登場から雑魚戦の流れが、「大艦巨砲の戦艦は航空機に弱い」という常識を逆手に取ったような気合の入った映像で、見ごたえがありましたよ。


「仮面ライダーカブト」第37話
最近、各キャラクターの立ち位置が微妙だったせいか、久々に「冷静沈着な天道、熱血弄られキャラの加賀美」という番組初期のスタンスを見た気がするよ。


「デジモンセイバーズ」第27話
倉田に先を越されたマサル達が、再びデジタルワールドへ旅立つ話。
デジモンに変身する敵が出てくる話でもあったのだが、まさかこんなところでデジモンフロンティアの「人間がデジモンに変身する」という独特のネタを活かすとは思わなかったよ。



10/14(土)

「Pumpkin Scissors」第2話 
第1話とまったく同じ展開だった(笑)。
勿論パターンにはめ込む流れや、勧善懲悪という基本思想は好きだし、ゲストのメイドさん達にもさり気なく華があったりと、面白いといえば面白いんだが、まさかこの流れをずっとやり続けるつもりなんだろうか…?


「コードギアス 反逆のルルーシュ」第2話
とても分かりやすい構成で、Aパートは戦術とルルーシュを中心に、Bパートはロボットアクションとスザクを中心に、主人公達の対比のさせ方が上手い。
前回がとりあえず主要キャラ総登場させて作品の概要を紹介させるに留まったのに対し、今回はルルーシュの能力と軍隊とテロリストの戦いに視点を絞ったので、その意味でも分かりやすかったな。
またロボットアクションが満載だったのも大きなポイント。
後は女性キャラのお色気だけだな、次回に期待。


「ウルトラマンメビウス」第28話

せっかくウルトラマンレオの怪獣の中でも異色中の異色であるノーバを出してきたのに、コノミがメインのドラマとまったく絡まなかったのが、非常にもったいなかったなぁ。


「天保異聞 妖奇士」第2話 脚本:會川昇 絵コンテ:錦織博
往壓の力の源と行動理念が描かれる話。
もう一捻りあるのかと思ったら、本当に「嫌な思い出から逃げていたら大人になってしまった」で終わるとは思わなかったな。



10/13(金)

「働きマン」第1話 脚本:山口由香 絵コンテ・演出:小野勝巳
女性視点での一人称で語る勢いとアニメならではの緩急のついた展開で、ただ仕事をするだけのアニメなのに、立派なエンターテイメントとして成立していた。
また、やる気のない新人編集者との対比や、恋愛と仕事を天秤にかけるドラマなども同時に進行していて、見ごたえ充分でしたよ。
ミーハーな視点で言うと、松方弘子というキャラクターはこれまで田中理恵の芸風にあまりない役どころなので、その意味でもなかなか興味のそそられる作品ですね。


「あさっての方向。」第2話 脚本:浦畑達彦 絵コンテ:大林清隆 演出:橋本敏一

サブタイトル通り、すれ違いの連鎖を描く話だった。
初回と変わらず演出に落ち着きがあるので、キャラクター同士のすれ違いの連続が、(意図しているのか、それとも偶然なのかは分からないが)喪失感にも似た言いようのない気だるさと、表に出ない静かな苛立ちをも同時に感じさせてよかったな。

「すもももももも 〜史上最強のヨメ」第2話 脚本:石橋大助 絵コンテ・演出:所俊克己
ドタバタはしているのだけれど、理不尽さがないというか。キャラクターの暴走がやけに理性的で、逆に拍子抜けしてしまったよ。
(西郷さんのキャラ立てなんて、完璧に狙ってやってるじゃないですか、ということ。)



10/12(木)

「武装錬金」第2話 脚本:大和屋暁 絵コンテ:加戸誉夫 演出:長澤剛
バトルあり、ギャグあり、戦いにタイムリミットがつく展開ありと、この作品が初っ端から少年漫画の王道が凝縮されている作品であったことを改めて認識したよ。
また、斗貴子さんの超ミニスカートから覗く太ももや、チラリズム全開のくびれた腰とおヘソなど、さり気ないサービスにもやたら気合が入っていたな。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第2話
情勢が水面下で動く、という流れのせいか、やたらフラットな進行だった。
とりあえず分かりやすく"適度な"説明を入れてくれるのは、やたらクドく説明が先行するアニメが多い昨今、とてもバランスよく親切に見えましたね(笑)


「くじびきアンバランス」第1話 脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:水島努
思っていたよりもキャラクターのドタバタに計算が行き届いていて、落ち着いて見ることが出来ましたよ。
律子の暴力や、タンクの機敏な動きなど、細かいところで作画の芝居も効いていて、目立たないけれど、演出としては地味ながらもポイントは高かった。


「蒼天の拳」第2話 脚本:今川康宏
北斗節とも言える「男の生き様」をこってりと描く一本だった。
正直、この展開が楽しめるか否かが、この作品への適正を試すガイドラインのような気がするよ。



10/11(水)

「銀色のオリンシス」第1話 脚本:竹田裕一郎 絵コンテ:池田成
主人公と美少女二人を中心に話を進めたり、各キャラの相関関係を早めにはっきりさせておくなど、内容的に過不足は感じなかったけれど、いかんせんビジュアルが弱すぎた。
作画スタッフが5人て…(汗)さすが東映アニメーション厳しいな〜、といえる製作環境ですよ、コレは。


「ネギま!?」第2話 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生
OPはキャラの多さを逆手に取り、生徒bニ学習デスクを中心にひたすらにレイアウトにこだわったシャープな仕上がりだった。
…で、本編は、映像面での捻りが効き過ぎていて、正直話の進行や伏線とかが結構どうでもいい流れになっているのが可笑しかったな。



10/10(火)

「ときめきメモリアル ONLY LOVE」第2話
まさか、第2話にして最初と最後の3分以外はまったくの捨て回だったとは思いもしませんでしたよ。


「らぶドル」第2話 脚本:滝晃一 絵コンテ:福多潤

マネージャーが嫌がる女の子をあの手この手で勧誘してオトす話。
まず、『瑞樹の歌には人を惹きつけるものがある』という大前提からして危うい(笑)
初回のライブシーンでは歌が下手でも「それがアイドルってものなんです」という演出で逆に味になっていたけれど、今回はそうもいかなかったな。



10/9(月)

「乙女はお姉さまに恋してる」第1話 脚本:長谷川勝己 絵コンテ・演出:ウシロシンジ
同名のゲームのアニメ作品。「おとめはボクにこいしてる」と読むようだ。
基本設定に無理がありすぎだけど、今回は媚びに媚びまくったパンチ力のあるビジュアルで押し切っていた。
正直展開自体は平坦すぎてあくびが抑えられなかったけれど、よりどりみどりな美少女キャラやお色気シーンの連続は、もう大変眼福モノでしたよ。
問題は、これが長続きするかどうかだよなぁ…


「夜明け前より瑠璃色な」第1話 脚本:あおしまたかし 絵コンテ・演出:太田雅彦
良く言えば壮大なSF設定を活かして作られた美少女アニメ、悪く言えばSFアニメの皮をかぶった美少女アニメ(笑)
無茶な舞台設定を、登場キャラクターを身内で固めるという離れ業で乗り切ったのはびっくりした。
主人公の「鼻つまみ」という小技で身内というキャラクター同士を繋げる手法は捻りが効いていたな(あれで姫も一気に身内キャラの仲間入り、という流れ)
ギャグシーンに若干の硬さは見られるけれど、思っていた以上にしっかりしていて、作画以外には心配なさそうな気がするよ。


「金色のコルダ」第2話 脚本:吉田玲子 絵コンテ:於地紘仁

妖精から授けられた魔法のヴァイオリンの特性と欠点が語られる話。
なにわともあれ見ている側としては、努力をせずとも音楽を奏でられるという魔法のヴァイオリンを使うこと自体が、音楽を題材にしたアニメとして何かがおかしい、という矛盾に主人公が早い段階でツッコミを入れてくれて安心したよ。


「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションV 〜運命の業火〜」
同番組の再編集版第3部目。
アスラン、シン、キラの三人の出番や立ち位置の調整に気を使っているのは分かるのだけれど、アスランを持ち上げて他の二人を平等に扱おうとするあまり、シンやキラのパートで盛り上がっていた部分が淡白になってしまっていた。
また、その余波が編集にも及んでいて、前二作がダイジャストなりに物語をしっかり追えるようになっていたのに対し、今回は脚本面で台詞回し力を入れてキャラクターの心理描写を分かりやすくしている反面、大筋を追う事がおざなりになってしまっていた。
細かく見ているいので、TV放映版からかなり変わっているのは分かるのだけれども、ストーリーをやや端折り過ぎているせいで雑な仕事に見えてしまうのは、損している様で残念だよ。



10/8(日)

「Pumpkin Scissors」第1話 脚本:富岡淳広 絵コンテ:秋山勝仁
派手さはないけれど、戦後の政治事情を踏まえた上で地に足をつけた堅実な話運びと、それを真っ向からぶち破る痛快なキャラクターの立ち回りが印象的だった。
自分は軍事マニアではないので、設定面や兵器面でそう深くは突っ込んで見れないのだけれども、とりあえず伊藤静ファンとしては、アリス姫のためだけでも見る価値はあるね、うん。


「史上最強の弟子 ケンイチ」第1話 脚本:菅良幸 絵コンテ・演出:亀垣一
無駄に師匠連中の役者が豪華だったことに吹いた(笑)
原作自体、格闘漫画と銘打っておきながら、実際は美羽としぐれのおっぱいと太ももを堪能する作品だったから、それが忠実にアニメ化されていただけでも満足でしたよ。


「轟轟戦隊ボウケンジャー」第32話
蒼太と菜月が、ダークシャドウの仕組んだ冒険者学校に潜入する話。
久々の出番だったダークシャドウの面子だったが、全体的に低調気味。
菜月の制服姿が拝めただけで充分、と考えた方がいいんだろうね、うん。


「仮面ライダーカブト」第36話
カブトとガタックのベルトに暴走システムが仕組まれていることが発覚する話。
やさぐれ矢車さんだけでもお腹いっぱいだったのに、転落した景山の豹変っぷりがビジュアル面で簡単に分かりやすくてよかったな。


「牙 −KIBA−」第28話
ロイアが極限の試合の中で、自分の存在意義を見つける話。
という試合内容はともかく、ゼッドとノアが徐々に対立してゆくさまは、さすが井上敏樹、どちらの言い分もちゃんと理由付けの出来た鮮やかな手際でしたね(笑)


「デジモンセイバーズ」第26話
倉田の策略で拘束されて記憶を消去されたマサル達が、デジモン達との友情を取り戻す話。
オペレーター二人があっさりデジモンを進化させた時も思ったんだけど、トーマと淑乃が細かい描写もなくあっさりと記憶を取り戻している中で、マサルが散々アグモンとモメた挙句に殴られるまで思い出さなかったのが不憫だった(笑)。
勿論他のメンバーも同じような葛藤があったと考えてしかるべきなんだろうけれど、全部カットされていたしなぁ。



10/7(土)

「きらりんレボリューション」第27話
OPとEDが変更。オープニングはまあPVだから語るべき部分はないけれど、EDは誕生石ときらりを綺麗な構図で画面に収めていて、美しく仕上がっていた。作画もこれまでになかった色気のあるタッチだったしね。
本編は、きらりがバラエティトーク番組に出演する話。
日本テレビからクレームが来たとしてもおかしくないほど露骨にパクったその番組構成に笑いを抑えることが出来ませんでしたよ(笑)
…もしかして、ノせられた?


「コードギアス 反逆のルルーシュ」第1話 脚本:大河内一楼 絵コンテ:谷口悟朗 演出:秋田谷典昭 作画監督:千羽由利子・中谷誠一
谷口悟朗監督&サンライズの組み合わせとしては3年ぶりとなる新作アニメ。
この秋一番の話題作の名に恥じぬ、スタッフの集結具合やキャストの豪華さは半端じゃなかった。
本編の方も力が入っていてなかなかのボリューム。
個人的には、初っ端から叩きつけられた各々のキャラクター配分が細かすぎるかなと感じたけれど、それを内包する世界観は至極理解しやすかったので、混乱は少なかった。
(情報が多い、というわけではないけれど、谷口作品らしからぬ印象ではあった)
また、反米思想を前面に押し出した竹田青磁節も余すところなく発揮されており、正直色々と内容が濃すぎて、主役ロボットの活躍も、女性キャラのお色気もなかったというのに、お腹いっぱいになってしまったよ。


「ウルトラマンメビウス」第27話
マケット怪獣を使ったゲーム大会&総集編、といった内容だった。
ファンサービス的な内容が満載だったので、ファンの自分としてはメビウス&マケット怪獣VSゼットンの組み合わせは、とても楽しませてもらいましたよ。
データ世界へ続く道がまるっきりグリッドマンだったことには、ネタ的にも軽い笑いがあったな。


「天保異聞 妖奇士」第1話 脚本:會川昇 絵コンテ:錦織博
色々なところで言われているけれど、江戸時代後期の世界観の説明で終わってしまっていた。
飛びぬけて強いインパクトはなかったけれど、その分脚本面でも作画面でも緻密な組み立てを感じることが出来た。
なるほど、これも放送時間枠には不相応なマッタリ視る系のアニメのようですね。



10/6(金)

「あさっての方向。」第1話 脚本:水上清資 絵コンテ:桜美かつし 演出:高島大輔 
桜美かつし監督&水上清資の新作アニメ。
冒頭の『ひと夏の物語』という一言を強調するように、情感溢れる画面構成&背景作画の美しさは、さすが桜美かつし&JCSTAFFといったところか。
また、からだと椒子の建前に隠れて表に出ていなかった本音が、(間に尋を挟んだ)互いの存在がストレスになって徐々に露呈してゆく流れは、冒頭とラストの願い石でのシーンでよく対比されていて、静かながらも濃いドラマでした。


「すもももももも 〜史上最強のヨメ」第1話 脚本:井上敏樹 絵コンテ・演出:中西伸彰
正直、井上敏樹は何本の作品を手掛ければ気が済むのかな?と思ってしまうよ。
(この作品の他にメインで「牙-KIBA-」「DEATH NOTE」、サブで「仮面ライダーカブト」を手掛けている)
さて本編の方は、とにかく勢いのあるヒロインと、まともそうに見えて実はかなりの変人である主人公のドタバタと言う、80年代るーみっくワールド(死語か?)のようなノリに圧倒された。
何気にキワどい展開を連発しているのに、まったくエロさを感じないのは、やはりヒロインの幼さとフルオープンな性格から来る節操のなさなんだろうなぁ。



10/5(木)

「武装錬金」第1話 脚本:大和屋暁 絵コンテ:加戸誉夫 演出:長澤剛
原作のファーストエピソードをベタに再現した一本だった。
これといって特出したところはなかったけれど、その分つくりも鉄板で「ギャグは基本ボケ倒し」「盛り上げてボケる」といった、この作品特有の滑り続けるギャグまで(正直笑えるのかどうかはよく分からないがw)完全再現していた。
武装錬金の映像演出まわりも、なかなかCGが凝っていてよかったですよ。


「スーパーロボット大戦OG 〜ディバインウォーズ〜」第1話
同名ゲームのアニメ化。…なのだが、正直「OVAより(色々な意味で)強烈なものを出してきたな」という印象。
辛辣な言い方だけど、3DCGのロボット描写は、おそらくかかった手間暇のワリには意図している以上の演出効果は得られていないな、と思ってしまったよ。


「蒼天の拳」第1話 脚本:今川康宏
全体を通してみると決して質が高いわけではないのだけれども、やけに描きこまれたキャラクター作画の密度の濃さが、原作の原田色を活かそうとするアニメスタッフの頑張りを感じたよ。
悪役のイっちゃってるハジけっぷりや、そんな悪役に対する拳志郎の容赦のなさは、今川脚本も相まって、さすが北斗の流れだなと感心してしまったよ(笑)



10/4(水)

「D.Gray-man」第1話 脚本:吉田玲子 絵コンテ:鍋島修 演出:原田奈奈
暗い画面と、重厚なドラマが印象的。
アレンの活躍よりは、むしろアクマの誕生シーンの方がクライマックスと言っても良いほどで、人の愛や絆を利用する救いのない悲劇をこれでもかと言うほどに凄惨に描いていて、この作品の持つ残酷さを的確に表現していましたよ(死以外に救済する手段がないという部分も含めてね)。


「DEATH NOTE」第1話 脚本:井上敏樹 絵コンテ:荒木哲郎
月の感情と画面構成がリンクする演出で、見る側にもテンションが伝わりやすい仕上がりだった。
・月がリュークを前にして困惑しながら詰問するシーンでは、画面を複数に分割して混乱を演出。
・月が犯罪者裁きを決意すると、日の光が差し込んで目の前が開ける光の演出。
などなど。
特に月が興奮してノートに犯罪者の名前を書きまくるシーンは、コンテのテンションも一気にヒートアップしてスピード感重視に仕上がっており、大変よかったですよ。


「ネギま!?」第1話 脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:大沼心
所狭しと画面中にネタを散りばめる個性的な画面構成と演出手法で、原作クラッシャーと名高い新房昭之監督の新作。
こういう言い方は何だが、メインスタッフ&製作会社がすべて「ぱにぽにだっしゅ!」と同じなため、キャラクターと世界観が変わっただけで、演出や映像の出来が「ぱにぽに〜」とまったく同じだったことが笑えた。
むしろギャグが突き抜けきれていない分、少しおとなしめに感じた程だった。
思わず視聴後にDVDで「ぱにぽに〜」を見直してしまったヨ。
個人的に原作漫画が大嫌いなので、新房監督をはじめとしたガンジスのスタッフが、いかに彼等のカラーに作品を変えてしまうかがとても楽しみですよ。



10/3(火)

「桜蘭高校ホスト部」第26話(最終話) 脚本:榎戸洋司 絵コンテ・演出:五十嵐卓哉
一週間遅れで視聴(笑)
ハニーとモリのPP足止め、夕日をバックに抱き合う双子、環不在の代役を務めながらファンドで暗躍する鏡夜など、キャラクターの個性を生かしたシーンが連続し、そして最後はハルヒと環の空中の抱擁で締める等、まさに集大成という表現が一番しっくりと来る一本だった。
また、その抱擁シーンを筆頭とする計算の行き届いたレイアウトにキレのあるコンテ、第1話の台詞回しをあえて引用する脚本、盛り上がりにあわせてEDテーマをかぶせる細かい業も光り、見どころ満載だったな。

総括
小物や画面効果(吹き出しとか)をうまくネタとして散りばめたり、登場キャラクターがお金持ちばかりなのに皆が皆バカなので感情移入がしやすかったりと、バランス配分が高いレベルで安定していた。
全体的な流れに計算が隅々まで働いていて、飽きることがなかったよ。
原作が少女漫画なのだけれど、アニメスタッフの手によって視聴者のターゲットを選ばないエンターテイメントとして成立していた、TVアニメの真髄を見せつけられた作品だった。
少なくても、五十嵐卓哉監督の輝かしい戦績に、また一つ名作が増えたのは間違いないと思います。


「ちょこっとSister」第13話

ツンデレな新キャラクターが登場する話。
二人揃ってロリキャラだったので、そのテの趣味がないと、ちょっと厳しかったかな〜。(というか、そのテの趣味がないと、そもそもこの番組自体見ないかw)


「ときめきメモリアル ONLY LOVE」第1話 脚本:渡辺陽 絵コンテ・演出:高本宜弘
コナミの同名オンラインゲームのアニメ版。
原作のネタなのだろうけれど、レアアイテムやメアドなどにこだわる世界観が「自由な校風」という一言で済ませるには無理がある気がするなぁ。
いっそのこと「ネットゲームの中です」と開き直った方がよかった気もするよ(まあ、ネタ的に.hackとかぶってしまうのだけれども)
完璧超人のヒロインや情報通の男友達などで、かろうじてときメモの面影を残しているあたり、乱立する他の美少女アニメとの差別化の難しいところですよ。


「らぶドル」第1話 脚本:滝晃一 絵コンテ:元永慶太郎 演出:内山まな
導入からたっぷりと放送時間の1/3の間流れるアイドル達のコンサートシーンは、さすが番組の最大のウリだけあって、作画もコンテも素晴らしい出来栄えだった。
特に「下手くそな歌」「テンポがずれて揃っていないダンス」などを強調して演出しており、それが見る側にとって偶像でしかないアイドルの陳腐な面をあえて記号的に表現していて(自虐ともとれるがw)よかったですよ。
おそらくファンであれば登場するアイドル全18人の全部を知っているのだろうけれど、自分はそうではないので、まずは主人公をメインに据えた物語をしっかり把握していこうと思います。



10/2(月)

「金色のコルダ」第1話 脚本:吉田玲子 絵コンテ:於地紘仁
コーエー発、音楽学校を題材にした同名のネオロマンスゲームのアニメ版。
「遥かなる時空の中で〜八葉抄〜」の時もそうだったけれど、掴みの時点で露骨にウリである男性キャラクターを前面に押し出すのではなく、あくまでも地に足をつけて主人公である香穂子の視点から導入するので、すんなり入ってける。
勿論、要所要所では楽器を演奏するカッコいい男子のカットも忘れないあたり、ソツがない。
吉田玲子脚本の特徴であるミーハー女子の騒ぎっぷりや、現実を受け止めきれない香穂子のまるで芸人のようなリアクションの数々など、なかなかに見ごたえのある一本だった。


「ライオン丸G」第1話 脚本・演出:大根仁
いわずもがな、ライオン丸のリメイク作品、なのだが。
露骨に深夜ドラマな展開にびっくり。映像面ではインモラル&バイオレンスを強調した演出が徹底されていて、時間帯に沿った清々しささえ感じたよ。
とりあえず、遠藤憲一の女装&SMプレイはやりすぎで、見ながら食べていたお茶漬けを吹きそうになりましたヨ(笑)


「ギャラクシーエンジェる〜ん」第1話 脚本:早川正 絵コンテ:岸誠二 演出:松本剛彦
ブロッコリーの名物作品、ギャラクシーエンジェルUのアニメ版。
ギャグアニメとして前作が非常に好きなノリだったので、スタッフの入れ替えは多少不安だったのだけれど…
少なくても第1話だけを見る限りでは、その不安は的中してしまったようで。
とりあえず、感想としては「ボケ倒しが弱い」「男爵のギャグが滑っている」「CGはよく出来ているしよく動く」かな。
ビジュアル面では美少女アニメならではの力の入りようだった。
個人的には「せめて、キャラクター紹介ぐらいはしてほしかった」というところかな。
今後に期待ですね。



10/1(日)

いろいろとあって少々溜め込んでしまいました。なので一気に更新。
また、秋の新番組視聴リストを更新しました。少し本数が減ると思っていましたが、気がつけばあまり変わりませんでした(笑)
個人的には

・コードギアス〜反逆のルルーシュ
・銀色のオリンシス
・武装錬金
・あさっての方向。
・D Gray-man

あたりを期待しています。


「Simoun」第26話(最終話)
エンディングと本編を同時に進行する流れだった。
キャラクターアニメだったこともあってか、登場人物達のその後の日常を描いてゆく中で、ヒロイン二人への思いを語る、という流れはしっかりしていた。
また、最終回らしく作画と音楽の使い方も秀逸で、性別を選択した巫女達のその後の姿を新規にデザインし直すなど、手も込んでいたな。
個人的には「アーエルとネヴィリルは皆の心の中で永遠の少女として生き続ける」と言う落し所は、まるで二人が人間ではなくなってしまったかのような印象を受ける(実際二人のその後だけは描かれないし)上に、先に時空を越えたリモネのドミヌーラの立場は? という疑問が出てきてしまうので少し首を捻ってしまった。
勿論、この作品らしいとても綺麗な終わらせ方ではあるとは思うけどね。

総括
お気に入りのキャラクターがいれば問題ないのだけれども、自分はそうでもなかったので、各キャラクターに寄り過ぎてドラマの視点がやや拡散しすぎてしまった感が気になった。
まあ、これは個人の範疇かな。
物語の根幹である「戦争と宗教というテーマに各キャラクターのミクロな視点でアプローチする作品」という部分には、かなり本格的に挑んでいて、しかもよく纏まっていた。
正直、国同士の利権抗争や最前線で戦う兵士達の悲壮感漂う姿まで、ここまで細かくやるとは思わなかった。
またややバラけはあったけれど、全体的に作画もよく、キャラクターアニメとしてはかなりいい出来だったと思いますよ。


「うたわれるもの」第26話(最終話)

ハクオロとディーの因縁をそもそも描ききれていないので、唐突な感じがしなくもないけれど、たくさんのキャラクターがいる中で、ハクオロとエルルゥの二人で話をまとめたので、落し所としては妥当だったと思いますよ。
絶対終わらないと思っていたけれど、怪物同士のバトルや、最後に明かされる記憶の一欠けら等、やや詰め込みすぎな部分はあるけれど演出面では十分な出来栄えだった。

総括
ゲーム原作のアニメなので、性急過ぎるダイジェスト展開の連続には少々食傷気味だった。
それでもシケリペチム編位まではまだドラマ重視で進行していたので、詰め込み展開のワリにキャラクター描写もドラマも厚みを感じていたのだけれど、後半はシナリオありきになってしまったので、正直ツラかったなぁ。


「ラブゲッCHUミラクル声優白書」第25話(最終話)
番外編。作画がまったく安定していなかったのが残念。
Bパートでの桃子の尻と乳は、なかなか見ごたえありましたけどね。
しかし、ここまで開き直ってスベり倒すボケに終始されると、もはや笑うしかないよなぁ。

総括
序盤こそ、キャラクターをプッシュアップする美少女アニメを意識しすぎていて、それが機能していなかった部分が多く見受けられたけれど、中盤以降(アイドル編)辺りからは、風呂敷を広げすぎず話の方向性もしっかりして、大分落ち着いて見られるようになりました。
その分桃子以外のキャラクターの大部分を切り捨てたきらいはあったけれどね。
なんだかんだと文句ばかり言っていた気もするけれど、それなりに毎週毎週楽しみになっていた作品だったなぁ。


「いぬかみっ!」第26話(最終話)

啓太が皆の支えで蘇り、邪星との最終決戦に挑む話。
啓太復活から決戦のくだりは、よく動く作画に燃える展開で支えられていてよく仕上がっていた。
けれど、それでも、なんとなく単調な印象は拭えなかったなぁ。

総括
ネタ勝負、この一言に尽きる。
ただ、中盤で肝心なネタ切れを起こしたために、後半は求心力となるものが少なく、正直ツラいものがあったなぁ。
正直、原作者が二回ほど書いたハートフルコメディ要素の強いドラマ編の方が下手なネタに走るよりもよっぽど面白かったよ。
また、キャラクターアニメとしても一部のキャラにやたら偏ったりしていたので、ひどくくバランスが悪く感じてしまった。


「ゼーガペイン」第26話(最終話)
まさか、内容が内容だし、これまでの流れが流れだっただけに、ベタにハッピーエンドにするとは思わなかった。勿論、いい意味で。
全滅の危機に陥るセレブラント、キョウとアビスの一騎打ち(&ロケットパンチw)、シズノのピンチに颯爽と助けに現れるオケアノスのクルーなど、最終回らしい燃える展開の計算が絶妙で、盛り上げどころのツボをちゃんと押さえて見ごたえ十分だった。
また、手を繋ぐことのできないキョウとシズノの悲哀や、ラストカットの草の入った水を飲む妊娠したリョーコなど、細かい部分での演出や設定の小技も効いていた。
画面構成に力の入ったコンテ、明確な描写を避けて見る側に想像の余地を残すEDなど、下田正美ファンとしてはまことに満足の出来栄えでしたよ。

総括
「人類が既に絶滅している、人間はすべてサーバーの中でデータとなって生きている」という独特の世界観。
ともすれば欝展開になりがちな流れの中で、主人公キョウのキャラクターが熱血系で物語を牽引していったので、そうならなかったのが印象的。
(同じように熱血系の主人公にガイキングのダイヤがいるけれど、あれは別に物語自体が明るかったから問題なし)
また、ロボットアニメと言う枠だけに収まらず、正統派学園恋愛モノとしても真正面から取り組んでいて(学園を題材にすると、結構おざなりになりがちな作品が多い中)頑張っていたと思いますよ。
ロボットアニメとしては、序盤こそウリである3DCGの動きにキレがなく、かなりスベっていたけれど、後半にいくにしたがってスピード感やカットごとのアングルに工夫が見られるようになっていって、かなり楽しめる出来になっていった。


「ああっ女神さまっ」番外編(構成上第28話)
前回のウルド子供化を受けて、今度はスクルドが大人になる話。
久々にナチュラルな芝居をする久川綾の声を聞いた気がするよ。
メインの四人以外ではゲストキャラしか出なかった前回とは打って変わって、今回はサブキャラクターが全員登場する豪華編に仕上がっていた(沙夜子の扱いがあんまりだったがw)
内容も、安定した作画に、落ち着きながらもレイアウトにこだわったコンテなど、単発モノとしても非常に完成度が高く、視聴後に思わずため息が出てしまいましたよ(笑)


「きらりんレボリューション」第26話
ホットアイドルコンテスト編ラスト。
決着の付け所としては可もなく不可もない感じだったけれど、その後に発生したあまりにも唐突過ぎるふぶきときらり(猫連中もそうかw)の過去の接点は、正直開いた口が塞がりませんでした。


「ウルトラマンメビウス」第27話 

GUYS基地が巨大戦艦となって飛び立つ回。
ミサキ嬢メインと言う珍しい回だったが、シナリオの切り口としては平成シリーズとしてはオーソドックスな「隊員間の絆の物語」だった。
それはそれで結構濃厚な構成になっていたのは良かったのだけれど、その皺寄せなのか、ベロクロンやメビウスの活躍が二の次にされていたのがやや寂しかったなー。
とはいえ、フェニックスネスト発進シーンは、細かいメカ描写が冴え渡っていてかなり興奮したんだけどね。


「魔弾戦記リュウケンドー」第39話

ジャマンガ幹部が結束して誕生した衛星兵器を倒すため、ゴッドリュウケンドーが宇宙に飛ぶ話。
剣二と白波の友情物語や、緊迫した作戦展開、リュウケンドーのパワーアップと宇宙への飛翔、街の人々の激励など、燃える王道展開をこれでもかと言うほどに詰め込んでいた。
見得を切るシーンでのカメラアングルや、宇宙シーンでのCGの質も非常に高く、ベストエピソードと言って過言ではない程に充実した一本だった。


「轟轟戦隊ボウケンジャー」第31話

さくらと映士が共同戦線を張る話。
映士がガイにやられて地に伏すシーンが、スローの掛け方や流血表現など、ハッタリの効いた生々しさがあってよかった。
その直後のさくら怒りの変身カットどもキマっていて、クライマックスで映像演出が瞬間的に沸騰する力の入りようは素晴らしかった。


「仮面ライダーカブト」第35話

景山が地獄に落ちる話(笑)。
散々見得を切って登場したのに、ハイパーカブトの活躍が10秒ぐらいで終わってしまったことには閉口。
その割りにドラマの温度が高かったわけでもない。いやはやなんとも…


「牙 −KIBA−」第27話

様々な人間の意思を巻き込んでネオトピアの武道大会が開幕する話。
主人公が初戦で大苦戦すると言う基本に沿った作りで、安心して見る事が出来た。
ただ、何よりも安心したのが、ノアといいロイアといいキャラクター達の価値観や人間関係がポジティブな方向で語られていることだった。
方向性が明るいと、それだけゼッドのバトルも燃えることが出来ましたからね。


「デジモンセイバーズ」第25話

メルクリモンが倒れ、倉田の野望を砕くためにイクトが苦悩から目覚める話。
OPが始まるまで放送開始から11分もかかる変則構成にびっくり。
あれ? これ前も書いた気がするな。
イクトが「憎むべきは悪意ある人間」と決意するくだりで、はじめてマサルの母親に名前が設定されていないこと知って爆笑したよ。
また、EDが変更。雰囲気はそのままにトーマや淑乃、イクトも一緒にいると言う作風になっていた。やたら短いと思ったのは自分だけか。


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