12/2(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第40話 理央が幻獣王として進化し、スウグがゴウの兄弟子でジャンの父親と判明する話。 ランが「そんな急に言われてもね…」と言っていたが、まさにその言葉どおり。 急展開でかなり詰め込んでいる感はあるが、その分内容は濃く、全編見どころといっても過言ではない出来だった。 特にダン役の大葉健二はハリケンジャー以来の5年ぶりの戦隊シリーズ出演。 理央とのアクションシーンも動きは上半身だけだが、スピード感溢れる殺陣に仕上がっていて見ごたえがありました。 ただまあ、ゲキレンジャーが負ける話の方が盛り上がるというのは、やっぱりちょっと閉口ものだなぁ(笑) 「仮面ライダー電王」第43話 『電王が全ての戦いに勝てば、イマジンはモモ達も含め消滅する』 ライナーフォーム登場の時にモモ達が隠していた事が良太郎に知れる話。 戦闘シーンは、尺自体は長かったが内容はやや消化不良気味。 良太郎の考えと決意の至らなさばかりが目立つ話であったけど、その陰に隠れて侑斗&デネブのコンビが、今良太郎が抱えている苦悩を既に乗り越えている描写が散見されたのは良かったですね。
12/1(土) 「デルトラクエスト」第48話 リーフvsデインの決戦。 終盤のクライマックスの一つだけあって、戦闘シーンは綺麗な作画が良く動く上々の仕上がり。 これまでデインがスパイだったという前フリがほとんどなかった分、性格が豹変し、さらに切れば切るほどデインの姿が化物に近づいてゆくくだりは、その急展開を余計に煽っていて、衝撃の大きさを的確に表現していましたね 「しゅごキャラ!」第9話 あむがなでしこの家にお泊まする話。 コメディには定評のある金月龍ノ介が脚本担当。いつもにも増してボケ倒しの色が強かったですね。 しゅごキャラ達のねずみ退治と、お化けに怯えるあむのネタのシンクロ率も高く、コミカルな崩し画が全編を通して効果的に使われていました。
「機動戦士ガンダム00」第9話 人革連が大物量作戦をもってプトレマイオスを強襲する話。 プトレマイオスの日常シーン、特にクリスとフェルトのキャラアピール描写がこれまで少なかったのは不満事項の一つだったので、よくやく見れて満足でした。 しかもハロの家族とか、相変わらず中が良くないマイスター達とか、細かいところ忘れない。 戦闘シーンは、初めてCB側が危機に陥る状況。 それに至る経緯があまりにも間抜けすぎたのだが、攻撃を受けて錯乱するクリス、戦術で出し抜かれるスメラギ、クリスを激励するフェルト、動きを限定されるデュナメスなど、これまでなかったマイナスの細かい要素が収束し、クライマックスのところで次回へ続く流れが、緊迫感を煽ってよかったですね。 世界だの政治だの武力介入だのといった大きな話をやるより、こういう局地的な状況を細かくやってくれた方が、自分的には好みです。
11/30(金) 「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」第9話 頼子メインの回。 頼子が悩んでいる間にも夏美と美幸は活躍している、と言う描き方や、占い詐欺事件や連続空き巣事件が連続で起きているなど、たった一言二言の台詞から話に厚みが出ている。 (例えば、この話で奔走していた夏美と美幸の空き巣事件だけで一本作れてしまうわけだし) 本筋だけ見れば、Aパートの中学校シーンがBパートのクライマックスに繋がり、そして頼子が成長する、という単純なものだけど、それを彩るいろんな要素がちゃんと噛み合っていて、最後の「惚れっぽい頼子」というオチも含めて、非常にまとまりが良かったです。 「スカイガールズ」第22話 攻龍で、クリスマスパーティが開かれる話。 まさかエリーゼの口から「あんた空気読みなさいよね!」と言う台詞が飛び出すとはおもわなんだ(笑) スカイガールズのサンタコスプレは簡単に予想が付いたのだけれど、まさか夕子先生までも(30歳子持ちw)が率先して、真っ先にやるとは(笑) しかも、パーティ中は速攻でコートを着てしまう瑛花さんが、残念と思う反面、恥ずかしくてそうするのが普通だよなぁ、と妙に納得してしまった。 お話の方は、話運びの硬軟のバランスが秀逸なのは毎度のことで、この終盤に息抜き回と思わせておいて、一気に話を急転直下させる引きがかなり力強かったです。
11/29(木) 「PRISM
ARK」第8話 自暴自棄になったプリーシアがテレサと出会う話。 えー、まあ、元々原作ファン向けな部分は多々あったし、原作ゲームをプレイしていることを前提に話を作っている節は至る所に見られたけれど、今回はそれが行き着くところまで行き着いてしまっていました。 テレサのいう"罪"もそのバックボーンも描かれてはいないので、プリーシアの生き様をトマトと比べた上で「くだらない」と言い切る展開が意味不明になります。 (実際のところ、原作ではテレサと出会うのはハヤウェイだしね) 作画が全体的に安定していただけに、話の置いてきぼり感がやたら強烈なマイナスになってしまいましたね。
「ご愁傷さま二ノ宮くん」第9話 修学旅行編。 冒頭、京都観光の背景がそのまんまトレス画だったことにウケた。 露天風呂に夜這いと、お約束のイベントを仰々しく演出するのはいつもことだが、意外にもお色気のサービスシーンが(この番組にしては)控えめだった。 前回もそうだったけれど、シチュエーションが代わっても麗華を話に絡ませるシナリオワーク(難癖つけてメインのキャラは外さない)が、地味に秀逸ですね。
11/28(水) 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第9話 唐突に決戦(笑) 原作のキャラクターやネタを惜しげもなく投入、王道ヒーローモノ(エリスの正体とか)とご都合主義(魔王の想定外の展開など)を確信犯的にやっているのはこの作品らしい。 ただ、シナリオがちゃんと練られて(コントロールして)作ってあるせいか、「盛り上がりの前の前準備」と、全体的にテンションが落ち着いていて、規模だけ大きくした普通のバトル回と言う印象が拭えませんでした。 にしても、護衛艦の名前にされた上いきなり沈められた"かわたな"は、本当にかわいそうだな〜(笑) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第9話 マリと萩乃が買出しと言う名のデートに出かける話。 コレはとてもいい百合アニメでした(笑) 出掛けの列車シーンの陰影がハッキリした画面や、二人で乗った夕焼けの観覧車、雨に降られた街灯下バス停留所、廃屋で二人が身を寄せ合うシーンなど、特に光源の見せ方がうまく、どのシーンもかなり綺麗な画面に仕上がっていましたね。
11/27(火) 「バンブーブレード」第9話 虎侍がオバタリアンを怒らせてしまい、自らの進退をかけて全国を目指すことになる話。 あー、というか、虎待って狂言回しの役割だったのか。今更気付いた。 これからの展開の方向性を決めるエピソードで、展開自体はおとなしい。 が、映像面でのテンションが妙に高く、特に勢いのある虎侍vsオバタリアンの一騎打ちや、珠姫パパのボケ倒しなど、最早ギャグアニメと言い切ってもおかしくなかった程ですね。
11/26(月) 「レンタルマギカ」第8話 アストラル御一行がいつきの療養の為に温泉に行く話。・ 細かな魔術設定とかはこの際無視してシンプルなコメディに徹する、といういい意味で壊れた一本。 こういう話はいわゆる美少女アニメのジャンルでは溢れてはいるのだけれども、この作品自体が(原作も含めて)いわゆる「お堅い」作品なので、いい息抜きになりました。 穂波とアディリシアの崩壊したキャラは、原作でもそうそう見れるものじゃないので、単純に面白かったです。 「キミキス
pure rouge」第8話 『二見瑛理子の味オンチを知って、演劇同好会一同が彼女の親しみを感じる』と言う流れなんだろうけれど、どちらかといえば、完璧超人の弱点を見つけて嬉しいあまり、それをネタに弄っているようにしか見えなかったなぁ。 あと、とにかく心理描写の薄い甲斐君がストレートに押しの強い男を見せるシーンは、素直によかったです。
11/25(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第39話 美希となつめの親子話。 やたらと個人戦を重要視するゲキレンジャーらしく、ジャンと美希に集約した話運び。 なつめが変にひねたキャラではない(前まではそうだったけれどw)ので、大人の視点からすっきりと解決している。 ロケーションもCGも派手めで、ヒーロー番組として非常に手堅い作りなのだけれど、その分他の四人がいてもいなくてもいいような状況になってしまったのは(戦隊ものとしては、まあよくあることだけど)少々残念。 「仮面ライダー電王」第42話 少女の片思い編、後編。 やっぱり結末は知れているので、いかにその予定調和に向かって楽しむかなんだけれど、トレーラーを走らせるアクション、キングライナーまで出しての列車戦、電王とゼロノスのダブル必殺技など、映像的にはなかなか豪華。 反面、映像の質が良いところはストーリーとあまり関係がなく、そのストーリー面でも予定調和以上の盛り上がりをみせられなかったのは、ちょっと残念でした。
11/24(土) 「ULTRASEVENX」第8話 サイコサスペンスを強調した作り。 黒田勇樹、伊藤友樹、川村ゆきえ等、若手の特撮経験者を揃えての一本。 心理錯誤の映像が「キャラクターを入れ替えて同じ構図で表現する」ことによって、謎ものとしてはストレートに分かり易い仕上がりだった。 「しゅごキャラ!」第8話 原作のチョイ役をコメディリリーフとして純レギュラーのような扱いまで昇格させたり、その上で単発オリジナルのゲストキャラを惜しげもなく投入する流れは、長いスパンで放送できる4クールアニメならではですねぇ。
「機動戦士ガンダム00」第8話 ソレスタルビーイングがテロと戦う話。 と言うのは表向きで(笑)実際は水着でサービスな回だった。 王留美の水着がなかったのが個人的にはちょいと不満だったけれど、スメラギさんの無駄にエロい水着や、キャラカラーが明確に現れるフェルト&クリスなど、なかなか見ごたえありました。 てか、この番組でここまであらかさまにやってくれるとは思わなかった、というのが一番の驚きです(もちろんいい意味でw) 「世界がガンダムを頼りテロを駆逐する」というのが本筋なのだろけれど、残念ながらこっちが、やや滑り気味。 もちろん流れは悪くないのだけれど「二人の出会い」や「刹那衝撃の告白」よりは、刹那とマリナの話が根本的に噛み合っていないことを始め、双方の軽率な行動ばかりがプッシュアップされてしまいました。 留美と紅龍の情報戦も全部台詞で片付けてしまっていて、その後のテロとの戦闘シーンやエクシアがマリナの飛行機に急接近して去ってゆくロボットアニメらしい構図に華を添えられなかった感が強いです。
11/23(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第8話 作画・シナリオ共に何気にかなり完成度高かったです。 ただ、実は今シリーズの課長は「ずっと目が開いている」と言うことに今更気付いたら、そればかりが気になっちゃいました(笑) 「スカイガールズ」第21話 飛崎が再登場し、ソニックダイバー隊とビックバイパー隊が共闘する話。 回想、現在共に戦闘シーンにかなりの時間を費やしたり、小道具にコーヒーを持ち出したりと渋い話運び。 てか、ほとんどスカイガールズ無視(笑) 冬后と飛崎の友情話がメインのなせいか、とても分かり易いバトルアニメに仕上がっていました。 特に、作戦で想定した事態が土壇場で覆され、大ピンチのところで援軍が来る、と言う流れは、まさに怪獣映画のソレでしたなぁ(まあ、来たのがウ○トラマンでなく飛崎の部下と言うのがなんとも締りが無いがw)
11/22(木) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第8話 ミッチーが演劇の脚本に煮詰まってテンパる話。
・全員がミッチーの心境に気付くことすらせずに「やれば出来る子」をクチにする。 ・挙げ句、裕子先生はケーキを持ってくる ・「捜さないで下さい」と言うベタで古典的すぎる置き手紙を残して逃亡するすミッチー ・アザナエルの心の傷に辛子を塗りこむ勢いで、恋人死亡時のライブ映像を見せ付けるツバエル ・マリ、萩乃、ツバエルの3ショットを見て少女漫画的構図をイメージするミッチー
などなど、全体のセンスと言うか、話運びに「そりゃないだろー(笑)」的なツッコミどころが多く、全然ギャグ回ではないはずなのに、思わず笑ってしまった。 あと、細かいところなんだけれど二学期になっても裕子先生が何もなかったように学校に残っていたのは、個人的に嬉しかったですね。 「ご愁傷さま二宮くん」第8話 原作者である鈴木大輔脚本担当回。 峻吾が姉の為に究極のラーメンを作る話。 「もういちいちツッコミませんが…」と言う峻吾の台詞が、原作者自らの筆でこの番組を総括してしまっている(笑) シチュエーションを用意して(今回はラーメン作り)、それに対してひたすらどうでもいい、仰々しいアクションとリアクション、そしてお色気のサービスシーンを楽しむ。 その意味では、一貫した作りが徹底されている、いい意味で開き直れている一本ですね。 …それにしても、スク水エプロンとは、原作者もずいぶんな趣味をしていますな(嘘)
11/21(水) 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第8話 柊蓮司とエリスが昔の時代に召還されてしまう話。 バベルの塔とか紀元前5000年とか、正直あんまり本筋自体には関係ないよね(笑) と言うぐらいシチュエーション重視の話運びだった。 始まってしばらくは作画がやや低調かな、と思ったけれど、塔に突入して戦闘が始まってからは調子を上げていって、キリヒトの塔破壊や雷のエフェクトなどは結構細かいところまで作画が行き届いていました。 あー、あと皆口裕子のメイド役は、ベテランらしからぬ"慣れてない感"があって、逆に新鮮でした(笑)
11/20(火) 「バンブーブレイド」第8話 珠姫が、アニメのDVD欲しさにバイトを始める話。 閑話休題話かと思いきや、導入の「マテリアル・パズル」のネタアニメからして、かなり本格的に作りこんであってビックリ。 珠姫パパのボケや、都の「だって段くん、ペダルに足が届かないじゃな〜い」など、ギャグも忘れてない。 本筋の方も、剣道一筋で世間知らずの珠姫が始めての接客業で試合以上の緊張感を味わった挙句、すぐに思考を剣道に例えようとして現実逃避する様を、試合回並のクオリティで丁寧に描写。 珠姫が自転車から降りて立ち止まるラストシーンは「珠姫の世界が広がった」という演出を、台詞を排除して背景画と彼女の表情の絵を1分近く静に流して表現する、というかなり力の入った出来栄えでした。
11/19(月) 「レンタルマギカ」第7話 ラピス初登場。 作画はこの際置いておくとして、なんかやたらとイベントを消化するだけの展開でしたな〜 「妖精眼を使ってしまい呪波汚染で苦しむ社長」と言うシチュエーションを用意する為に、やたらとやっつけな戦闘シーンをやってしまったのでは、逆に「妖精眼の副作用」と言う部分が強調されず、本末転倒な気がしますよ。 「D.C.U
〜ダ・カーポU〜」第7話 ななかの恋煩い。 台風とか教科書を学校に忘れたとか、シチュエーションのもって行き方がいささか強引だったが、その分1シーン1シーン毎のつくりがとても丁寧だった。 ななかの"濡れ"作画も細かい透けまで描き込まれており秀逸。 先述のレンタルマギカとは真逆の完成度でしたね。
「PRISM
ARK」第7話 プリーシア達が初の前線に赴く話 カットインを連続するコンテが、ゲームのイベントシーンっぽかったですね。 雨と無言の移動に回想シーンを重ねる流れが、緊張感を煽っていてよかったです。 ……ところでプリーシアさん、「わらわが本当に手を握っていて欲しかった時〜」って、いつでしたっけ???
「キミキス
pure rouge」第7話 カップル同士の関係が進んでゆくキャラ描写を至極丁寧に重ねながら、要所要所にコメディタッチの小ネタを仕込む。 とかくビジュアルの派手さやネタの過激さばかりが重視されがちな最近の美少女アニメの中ではひどく地味な部類に入るけれど、この地に足をつけた作風は個人的に好感度高いです。 ただまあ、さすがに作画監督5人体制は、絵にバラつきが出てしまいますなぁ。
11/18(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第38話 レツが鏡像の自分に貶められる話。 …まあ、ローテンションで脚本が違うので最早しょうがないのだろうけれど、ここまで前回までの話を引っ張らないと、かえって潔いいですな。 「仮面ライダー電王」第41話 デネブが憑依した侑斗に恋する少女が現れる話。 芯を通っているストーリーラインはドシリアスなのに、それを語る映像部分が狂ったように滑ったコメディタッチだったのが、狙ったようにアンバランスでよかったです。 記憶やゼロノスカードを巡って次回のオチが簡単に読めてしまっているので、結局いかにその途中を映像的に面白くするか、なのだけれど、その意味では良く出来ていましたね。
11/17(土) 「ULTRASEVEN
X」第7話 ゲストが涼平だったり、とまあ色々あったけど、なにわともあれ一言。 あーあ、出番たった30秒の為に造形した着ぐるみ勿体ねー(笑) 「しゅごキャラ!」第7話 しゅごキャラ達&あみの学校大冒険、と言う話。 視点を変えた番外編ともいえる話ではあるが、ヒロインが変身しない、敵役が何も行動しない、ただほのぼのとサブキャラメインのコメディで一話使う、と番組の懐が広がったエピソードでもありますね。 何気に歌唄が初登場するなど、要所要所ではしっかりとツボも押さえたつくりがよかったです。
「機動戦士ガンダム00」第7話 大塚健作監回。と、いうことで特にメカアクションには期待していたのだが、さすが期待を裏切らない出来栄え。 敵本拠地に突入してからの各ガンダムの大立ち回りは、まさに時代劇のチャンバラシーンのような風格さえ漂っていましたね。
11/16(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第7話 夏美&美幸が、改造タクシーを使う暴行犯を追う話。 逮捕シリーズらしい変質者を利用した事件の内容や、その決着までが秀逸だっただけに、尺の都合でオチの部分を巻いてしまったのは惜しかったですね。 「スカイガールズ」第20話 攻龍内で、写真撮影が流行する話。 テーマはズバリ「キャラクター同士の距離感」。音羽がアイーシャに入れ込むの関係にやや腑に堕ちない部分はあったが(まあ、弟絡みなんだろうけれど)、それ以外は実に良くこれまでの積み重ね(写真の立ち位置や、アイーシャに対する反応)が活かされていました。
11/15(木) 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第7話 閑話休題話。ウィザード達の休日。 佐藤順一コンテ回で、丁寧な話運びを彩る落ち着いたレイアウト構成が印象的。 特にエリスが転ぶカットをありとあらゆるアングルで表現する気の使いようは、どこかくだらなく、でもちゃんとこだわっていて脱帽でした。
11/14(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第7話 怪盗]初登場。 原作から事件の構成を大幅に変更。 単純に1話で事件を詰め込むための編集の意味合いもあるのだろうが、原作既読者に対するサプライズの意味合いとしても、2重の意味合いでよく出来ていました。 作画も、ネウロのライバル登場と言う重要回だけあって、サイコサスペンスを意識した暗い画面や、過激な流血表現など、かなり気合が入っていましたね。
「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第7話 夏休みにマリ達が寮長の実家に遊びに行く話。 番外編とも言える内容で、様々なシーンでの描写の細かさが光る。 特に雨のCGエフェクトが細やかで美しかった。 他にも、マリ達が「育児の常識」に直面して悪戦苦闘する一連のドタバタは、マリと萩乃の海のシーンを上手く引っぱりながらも、ちゃんと「あー、あるある(笑)」というコメディとして成立していてレベル高かったです。 ……で、マリと萩乃の水着でお風呂で百合な見せ場も忘れないなど、不思議なほどにソツがないですね。
11/13(火) 「バンブーブレイド」第7話 vs町戸高、後編。 Aパートは珠姫と石橋の練習試合。 本気になった珠姫が打ち込んでゆく剣道描写のテンションが高く、それだけで見ていて緊迫感のある仕上だった。 しかも、それをあえてトップギアのところで肩透かしのように終わらせることによって、Bパートの日常パートの脱力具合が際立ってました。 いい意味で落差のある、見ごたえのある一本でしたね。
11/11(日) 「ひだまりスケッチ
特別編」をDVDで見る。 前編は、ひだまり荘住民4人がプールに行く話。 プールのシーンになってから、一ネタやる毎にアイキャッチでサービス水着カットを連発するなど、手法の方向性が「ネギま!?」と何ら変わらなかったのはちょっと残念。 とはいえ、メインキャラクター全員の個性に合わせた水着姿が披露されたり、各々の出身が明かされたり、ゆのがカナヅチであったことが発覚するなど、何気に新しいことが目白押しで、ファンサービスとしては充分すぎる出来栄えでした。 後編は、ヒロがラブレターを貰って周囲が大騒ぎをする話。 ヒロがメイン話かと思いきや、メインは沙英の方。 とにかくヒロ&沙英の「もう心と心はガッチリ繋がっています!」と言わんばかりの百合百合夫婦仲と、それが脅かされて狼狽する沙英のリアクションを楽しむ話でもあったけれど、何気に一番の見どころはBパート。 ただヒロの部屋で四人がひたすらにダベるだけなのだが、回想シーンを含めて、動きが少ないなりに極端なアングル(真正面とか、真上からとか)の構図を多用して、全く飽きずに見れました。 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第37話 ランがお見合いをする話。 ……正直に言ってしまうと、何故今回の話をもっと序盤の頃にやらなかったのかなぁ、と思います。 ランの過去や家族構成、獣拳を習うきっかけとなったエピソードなど、普通番組が始まって真っ先にやらねばなからない彼女のキャラ付けに必要なことを今更やってしまっている。 しかも、物語的には臨獣殿が幻獣拳の力を身につける、という全編を通じて転機とも言えるエピソードが重なってしまった為、中途半端に。 特にラストはそれが象徴的。 かつてない強敵に完全敗北した挙句、手心を加えられて見逃された状況でありながら、母親とランの和解話でほのぼのと引いてしまうあたり、完全にグダグダになってしまっていました。 それこそ幻獣拳13流派の存在やメレの進化など、臨獣殿側の情勢変化によって盛り上がる要素が多々あっただけに、残念でなりません。
「仮面ライダー電王」第40話 ゼロノスがゼロフォームにパワーアップする話。 消滅してしまった侑斗復活のくだりが、撒かれた伏線の回収やドラマの結果などではなく、「実は○○でした!」となどとゆー唐突な新設定暴露だったのがと、トンデモ展開すぎて吹いた(笑) 今回一番の見どころであるゼロフォームへのパワーアップは、緑色のゼロノスが錆付いて赤く変化するという斬新な効果で、これまた意表をつかれました。 デネブが憑依した良太郎や、久々のクライマックスフォームの登場など細かいネタも多く、相変わらず落ちないテンションに感心しっぱなしの一本でした。
11/10(土) 「ご愁傷さま二ノ宮くん」第6話 海編の後編。 「関節を外しても(縛られている縄が)外せそうもない」と、さらりといってしまう二ノ宮くんに噴いた(笑) また、彼のアクションシーンは全体的に流れるような動きで仕上がっており、ヘタな格闘アニメよりも滑らかにという、地味ながらも素晴らしい完成度でした。 …てか、これ一応美少女アニメなんだよね?(笑) 「ULTRASEVEN
X」第6話 宇宙旅行を夢見る青年の話。 いやぁ、実に深夜番組らしい一本でした。 泣けるドラマに力を注いだ結果ウルトラセブンの出番がなくなってしまうなら、いっそ無くしてしまえ、と言う極端で制限のない作風は自分好きですよ。 その為の「深夜放送帯」「ターゲットは高年齢層」なんですしね。 ゲスト出演が表現力の豊かな唐橋充で、彼独特のオーバーアクションな芝居が、抑揚のない淡々とした今回の話の中で、いいスパイスになっていましたね。 記憶を失いエージェントとして現在の任務に終始するジンと、現実に打ちのめされながらも宇宙旅行という夢を捨てなかった隆男の対比も上手く、よくまとまっていました。
「デルトラクエスト」第44話 そういや、先週から本編開始前のナレーションが変わっていたんですね(笑) 自分は原作既読なので伏せられたネタも知っているのだけれど、「ここの演出はミスリード狙いなんだな」と分かっていたとしても、その狙い方&描き方が実に整合性が取れていて、変な意味で感心してしまいました。
「しゅごキャラ!」第6話 ややの通うバレエ教室事件が起き、あむがアミュレットスペードにキャラなりする話。 …なのだが、結局やっていることはハートの時と全く同じだったので、アミュレットスペードになった意味が全くなかったのが悲しい(笑)
「機動戦士ガンダム00」第6話 なにはともあれ、重力下で本領を発揮したスメラギさんのおっぱいに視線は釘付けでした、はい(笑)
11/9(金) 「逮捕しちゃうぞ
フルスロットル」第6話 葵ちゃんが再会した恩師に特訓を受ける話。 お風呂シーンでネタとして遊んだ以外,特に特出すべき部分はなかったのだけれど、その分全体的に落ち着いた作風の人情物語になっていました。 「スカイガールズ」第19話 アイーシャの過去と世界の真実。 AパートとBパートの落差が激しく、お話の硬軟のバランス感覚が絶妙だった。 特に後半の展開は、これまで明かされなかったワームと世界観の真実が衝撃的かつ立て続けに明かされる流れで、ある意味戦闘シーン以上の盛り上がりでしたね。
「こどものじかん」第5話 Bパートの作りが、りんの感情にぐっと寄り添っいいてやたら丁寧だったですねぇ。
11/8(木) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第6話 夏休み前の追試の話。 マリが裕子先生に魅かれるくだりが全く持って唐突だったけれど、先生と生徒、監視者と対象者、年上の女性と少女、と、あらゆる方向での対比が上手く、花火の夜というシチュエーションとも相まって、百合色ドラマが相当濃かった。 自分は底抜けに明るい裕子先生がお気に入りキャラだったので、今回はかなり楽しませていただきました。 また戦闘シーンもこれまでのような一撃勝負に併せて、派手派手な艦載機戦も交えるなど豪華な仕上がりでした。
11/7(水) 「魔人探偵脳噛ネウロ」第6話 噛み切り美容師編。 う〜ん、事件自体は全体的にシンプルかつ薄味にアレンジされていて分かりやすくはなっているのだけれど、反面、劇中の時系列を弄ってしまっているので、トータルで見ると分かりにくくなってしまっている部分の方が多い。 このあたりのバランス感覚は難しいところです。 少なくてもあかねちゃんにかんしては、味のあるキャラだけにアニメだけだと現状全くワケワカメになってしまっているのが残念。 「ナイトウィザード
THE ANIMATION」第6話 摂生の玉を巡り、エリスの夢の中で冒険する話。 ナイトウィザード原作ファンにとっては、ドリームマン(笑)の初登場(しかもCV:檜山修之)だけでお腹一杯でした。 それ以外の部分でも良好な仕上がり。 特に、お菓子の国の不思議表現は単純にコンテのセンスの良さを感じました。 また、柊蓮司の必殺技シーンは、往年の90年代サンライズロボットアニメ風な仕上がりで、自分は見ていてテンション上がってしまいました。
11/6(火) 「バンブーブレイド」第6話 室江高と町戸高の練習試合。 1話でいきなり全部詰め込んでしまったことに驚いたが、それ以上に勇次の虎侍へのツッコミが銀魂の志村新八そのまんまなことが可笑しかった。 「スケッチブック
〜full colors〜」第6話 美術部が夏休み合宿を学校で行うことになる話、前編。 相対的な話になるのだけれど、春日野先生の濃いキャラクターが話を牽引し、しかもそのテンションについていっているのが、コレまで全く出番のなかった田辺&氷室先輩では、どうやっても話は上滑りしてしまうよなぁ。
11/5(月) 「レンタルマギカ」第5話 原作第1巻前半の話。 小説では絵にし辛いような部分を良く映像化している(穂波vsシャックス軍団の空中戦など)のはいいのだが、やはり説明の部分での省略がやや多い。 勿論、台詞であまり語りすぎるとクドくなるのでそこは難しいのだけれど。 ただまあ、「甘いカレーを食べて悶絶するアディ」や「膝枕をした上にいつきの体温を額で計ろうとして、寸前でいつきが目を覚まして恥ずかしさのあまり赤面するアディ」という、原作でも指折りの“アディリシアのツンデレ可愛いポイント”を、ことごとくカットしたのはさすがに許せませんなぁ。 反面、いつきが穂波のスカートの中を覗いてしまって赤面するなど、穂波を強調する演出が増えていたのは自分の気のせいでしょうか? 「PRISM
ARK」第5話 キャラクターの心情を全部が全部言葉で喋らせすぎなんじゃなかろうか。 プリーシアの迷いの原因が、理屈抜きのハヤウェイへの興味(恋心?)という心の問題だっただけに、叱る華鈴も励ますハヤウェイも全部台詞で表現してしまったので、逆に軽く感じてしまいました。
「キミキス
pure rouge」第5話 第一原画がBeeTrain、第二原画がTNKという、外注体勢。 何処も確かな実力のある会社なので作画の質自体はそこそこ良かったのだけれど、なんとも絵柄にバラつきがありましたね それはさておき、本編は一輝メインの話。 どちらかと言えば光一と摩央の二人は既にカップルが決まっているだけに、一人浮いている一輝にスポットを当て、二見瑛理子と咲野明日夏の間で揺れる心境をドラマにしたのは正解だと思います。 それにしてもOPで散々使いまわされているからあんまり実感がないのだけれど、この作品キミキスとか言うタイトルのワリに、一輝と二見の一回しかキスシーンがなかったりするんですよね。 しかもその内容が恋愛無視の「実験」だし(笑)
11/4(日) 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」第36話 新展開。 とはいえ、相変わらず臨獣側からでないと話が動かないのね(笑) 吹き替えとのバランスがややチグハグだったけれど、レツ役の高木万平のアクションがなかなかに質が高く、見ごたえがありました。 ただまあ、酔拳をやりたかったとはいえ、飲酒、セクハラ、お色気シーンなど、お世辞にも子供の情操教育には褒められないような内容が少々連発されすぎたような気が(笑)
11/3(土) 「ULTRASEVEN
X」第5話 チャダム星人がいかにも怪しさ120%の笑顔で芝居するもんだから、てっきりもう一捻りあると思ったら、ミスリード狙い&テーマ語りの演出だったのね(笑) 「デルトラクエスト」第43話 ベタクサ村の攻防。 これまでかなりの強敵っぷりを発揮していたカーン部隊があっさり全滅してしまったことに拍子抜け。 そして遂にグロッグまでもがツンデレキャラであることが発覚(笑)
「しゅごキャラ!」第5話 サッカー部にスポットを当てたアニメオリジナル編。 キスダムのスタッフが集結して、あむのサッカーシーンを始め、作画に相当力が入っていました。 話の内容としてはテンプレをなぞる感じでこれといって特出すべきところはないのだけれど、その分絵的な完成度が相当高かったので、原作エピソードと並べてもなんら遜色のない出来栄えでした。
「機動戦士ガンダム00」第5話 軌道エレベータで事件が起き、ソレスタルビーイングが人命救助をする話。 水島監督曰く「ガンダムというブランドにどっかりと座って最初に世界観の説明をしっかりやる」といっていたのが先週(第4話)まで。 ということで、ある意味、水島×黒田の味が本格的に出るであろう今回のガンダム00に期待していたのだけれど… 見事にやってくれましたなぁ(笑) 特に、事件発生からクライマックスまでの勢いは、これまでの淡々とした俯瞰視点から一気にセルゲイやアレルヤの個々の人物像(キャラクター造形)にまで寄り添っていて、「ガンダムマイスターは一人じゃない!」を筆頭に、戦闘シーンでもないのに素直にアツイ展開だった。 また、沙慈とルイスのラブコメから始まって、最後にまたそこで帰結するのも相当まとまりがよかったですね。
11/2(金) 「スカイガールズ」第18話 ワームが攻龍に侵入する話。先週とは一気に作風を変えてシリアスに。 一見ホラー調に人型ワームを描写しておいて、「音羽についていっているだけ」というネタ晴らしが発覚した途端、いきなり愛らしいキャラクタに見えてしまうのが可笑しかったですね。 他のメンバーがモップで時間稼ぎをしようと構えたりとか、緊張感が削がれまくりでした(笑) 「ご愁傷さま二ノ宮くん」第5話 海に遊びに来て麗華が空回りする話。 この作品、アバンタイトルの小劇場と、ラストに一回ネタでオトすのが定番のようになってしまっているせいか、それが楽しみな自分は中盤のお色気シーンとかシリアスに、あんまり入っていけていません(笑)
11/1(木) 「BLUE
DROP 〜天使達の戯曲〜」第5話 川嶋朱音メイン回。 前回までとは一度線を引き、一話完結の話。 …一度も学校に言ったことがなく集団生活が苦手なはずのマリが一番正論を言って朱音と萩乃の背中を押していると言うのも変な話だ(笑) バリバリのCGを駆使した戦艦同士の一騎打ちはなかなかに見ごたえはあったのだけれど、萩乃の心情以外で学園パートと何にも絡まなかったのが、ちょっと気になってしまいました。 「こどものじかん」第1話 何気にずっと溜まっていたのをようやく試聴。 ただのフェチズムアニメだという悪い先入観があったのだが、出来るだけ気持ちをニュートラルにして見れば、少なくても掴みの部分としては全く普通。 美々が大介に心を開くくだりがやや性急に感じられたけれど、猫を対比の象徴に挙げて、「新任教師と過激な問題児」という構図が明確にプッシュアップされていたので、手堅いつくりで意外にもおとなしい印象でした。 …まあ、本音を言えば、性描写の部分に露骨に修正がかかっていて全く見れなかった為、この作品の持つロリコン向けの側面を感じることが出来なかったからだとも取れるんですけどね。
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